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2024年11月 8日 (金)

陶の郷(秋の吟行)

    

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時雨前吾を誘ひし陶のチロ

晩秋の畑に池あり親子鯉

野路菊の迎ふ蔵元四代目

野路菊や病にめげず磨く技

時雨催ひ急ぎ陶芸美術館

       (薫風士)

  

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丹波篠山市にある兵庫陶芸美術館の特別展「九谷 赤絵の極致」を見るために、「陶の郷」(すえのさと)へ句友と10月29日に吟行に行ったところ、樹齢5百年のカヤの大木や神社などが無くなっていて、2年前に兵庫陶芸美術館を訪れた際の「登り窯」周辺の風景とは様変わりでした。

   

道に迷い、辺りを見回して目に入った道案内の看板や陶製の「チロ」像の面白さに誘われて坂道を上り、「俊彦窯」を拝見しました。

 

ラッキーなことに、窯主の清水俊彦氏(窯元四代目・俊彦窯初代)のお話を直にお聴きすることが出来ました。

   

冒頭の写真は、俊彦窯蔵元の玄関や登り窯と、石川県九谷焼美術館のパンフレットなどの写真です。

  

「やけてかたまれ火の願い」は丹波焼・俊彦窯先祖蔵元初代からの言い伝えだそうです。

    

興味のある方は、ここをクリック(タップ)して「兵庫陶芸美術館・登り窯吟行(俳句と写真)」に掲載した写真や今度の吟行写真などをご覧になり、疑似吟行をして頂けると幸いですが、実際に現地を訪ねられることをお勧めします。

   

この青色文字(「俳句」や「HAIKU」)をタップすると、「俳句HAIKU」の最新の俳句や英語俳句の記事をご覧になれます。

    

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2024.12.19 更新

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