俳句 (Haiku) Feed

2020年4月20日 (月)

春耕の美女はマスクにコロナ避け

   

タイトルの俳句は、コロナウイルス拡散防止運動の一助になればとの思いで詠んだ薫風士の川柳もどきのコロナ俳句です。

 

日本の新型コロナウイルス感染者が遂に1万人を超え、東京は3千人を超えました。全世界の感染者数は230万人以上になりました。

(国別新型コロナウイルス感染者数「外務省海外安全ホームページ」最後の写真参照。)

  

ワクチンや治療薬が開発され、普及しないかぎり、「緊急事態宣言」が一旦解消されるとまた感染が拡散するでしょうから、コロナウイルス感染症の拡散防止と社会の活動機能維持とのバランスを考えながら長期戦略で対応せざるを得ないでしょう。

一時金支給はいつまで続けることが可能でしょうか?

東京など大都市中心の経済成長・経済効率一辺倒の社会体制はこの際思い切って見直す必要があります。

    

・春耕や自産自消のテレワーク (薫風士)

 

テレワークや地産地消・自産自消をもっと普及させると大地震や新型コロナウイルスのパンデミックなど、大災害の非常事態にも持続可能な経済的社会体制が確立できるのではないでしょうか?

     

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2020年4月11日 (土)

椿寿忌(ちんじゅき)やコロナウイルスやり過ごす

  

今日4月8日は「花祭り」ですが、高浜虚子の命日(虚子忌・椿寿忌)でもあります。

花祭」や「椿寿忌」の俳句はこの青色文字の季語をクリックすれば、歳時記(俳誌のサロン)の無数の俳句がご覧になれます。

掲句は薫風士のタイトル句です。この俳句の「やり過ごす」は「ある状態が経過するにまかせる。厄介な物事と関係を持たないですます。」という意味です。(出典: 広辞苑)

「椿寿忌」は虚子が椿を愛したことから虚子忌の別称として作られたのでしょうが、「寿」は「長寿」を意味し「ちんじゅ」は「鎮守」を連想させますので「言い得て妙」です。

高浜虚子の俳句に思いを馳せながらこのブログ記事を書いています。

 

春の山屍を埋めて空しかり

時ものを解決するや春を待つ

  

新型コロナウイルス感染症の拡散防止のために東京・大阪など7都府県を対象に昨日から「緊急事態宣言」が出されました。

自分に出来ることは不要不急の外出を控え、近場の散歩で花見を済ませ、まんぽ俳句を慰みに健康管理に努めることです。

医療関係に従事している方々のご苦労を思い感謝・感謝の気持ちで自重しながら、コロナウイルスの拡散が収まるのを待つしか仕方がありませんが、ワクチンや治療薬の開発促進を祈るばかりです。

  

(写真は4月8日現在の新型コロナウイルス感染状況を示すNHK・TV画面の一部です。クリックすると拡大します。)

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2020年3月27日 (金)

春風や難を転じて福にせむ

    

・雪柳小さき南天両脇に

 

・南天の種を落として鳥帰る 

  

・南天の実の無き房や鳥帰る

  

NHK NEWS WEBによると、国際パラリンピック委員会のパーソンズ会長は、IOCが東京オリンピック2020の1年程度の延期を承認したことを受けて、「来年パラリンピックが東京で開催されれば、人類が再び一つとなる壮大で世界的な祝典になる」と期待を寄せていたとのことです。

最近のオリンピック参加国が200以上となり、参加競技も多くなっているので、開催の中止や延期は、いずれにせよ、社会的・経済的な影響の甚大さは計り知れません。パンデミックとなったコロナウイルスの感染に打ち勝つべく、日本人のみならず世界の人々一人一人が自重して、この世界的・歴史的難局を克服し、「世界平和への礎」となるようにTokyo2020を是非成功させたいものです。

それにつけても、感染源を科学的に究明して感染拡大防止をすることは肝心ですが、感染被害者に対する偏見的差別(言動や行為)は慎まなければなりません。 

タイトルの俳句と冒頭の雪柳の俳句は薫風士の縁起担ぎの「まんぽ俳句」です。雪柳は小さい5弁の花を無数に雪のように咲かせますが、5弁は5輪を連想させます。生命力が旺盛な南天は庭のあちこちに自生しています。小鳥が実を食って種を落とす結果繁殖しているようです。

コロナウイルスはすごい拡散力があるようですが、発生源の国際的非難合戦をするのではなく、治療薬やワクチンの開発がオリンピック精神に則り国際協力により促進されることを切望しています。

    

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2020年3月24日 (火)

青き踏むコロナ蔓延る街を避け

          

・青き踏み愛犬偲ぶの道

・青き踏むチュヌと歩みし丘の道 

まん歩道桜咲き初め町光る

・まん歩道椿のピンク暫し愛で

・「ひとはく」の園に野遊びコロナ避け

・自転車の曲乗り稽古春の風

   

3月21~23日に大阪や京都などの桜が開花し始めましたが、東京は上野や千鳥ヶ淵などの桜が満開になっているようです。

今年はコロナウイルス拡散防止のために宴会抜きで近場の花見をしましょう。

   

2020032215043写真はクリックすると拡大します。

元気な若者の自転車曲乗り情景です。

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2020年3月23日 (月)

時疫とて春場所侘し無観客

           

・春場所の拍子木響く館うつろ

・春場所や客無く響く仕切り声

・春場所やコロナてふウイルス

・春場所や負けるなコロナウイルスに

・春場所の白鵬早しはたき込み

・春場所や八艘飛びの技の冴え

・春場所や巨体を叩く音重し

・春場所や白鵬優勝四十四

      

久しぶりに炎鵬が巧みな技の冴えを見せてくれたのが印象的でした。

無観客興行で声援が無いのは物足りませんが、四股名の呼び声や関取の仕切り前の叩く音、行司の声など、今場所のTV観戦ではよく聞こえ興味が湧きました。

てふ」は、「という」意味の俳句で使われる古語ですが、「ちょう」と読みます。「呼出」は鶴竜を「かくりゅうふ」と言うなど、四股名を長引かせて呼ぶのに「ふ」を追加しているように聞こえました。

    

令和の最初の大相撲春場所パンデミックとなったコロナウイルスの感染拡大予防のために史上初の無観客で開催されたことが将来語り継がれることでしょう。

久しぶりに千秋楽は2敗を喫した白鵬・鶴竜の横綱対決となりましたが、白鵬が依然として強さを示し44回目の幕内優勝を達成しました。

(「四十四」は「5・7・5」のリズムを整えるために「しじゅうよん」と読んで下さい。)

 

  

下記のURLをクリック、幕内取り組みのNHK動画をご覧下さい。

https://www1.nhk.or.jp/sports2/sumomovies/

(青色文字をクリックすると関連の記事をご覧になれます。)

    

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2020年3月21日 (土)

愛犬の彼岸妨ぐコロナかな

   

彼岸会をコロナウイルス妨げり

・コロナ避け近場の園の彼岸かな

・悠然と彼岸の空を大烏

・強風の彼岸に聖火届きけり

春嵐や五輪にならず飛行雲

     

     

NHK NEWS WEBによると、オリンピック開催について、

「『完全な形』と申し上げたが、まず、アスリートと観客にとって安全で安心できるものでなければならない。そして、規模は縮小せずに行う、かつ、観客にも一緒に感動を味わっていただきたいということだ」、「延期や中止については、一切言及はしていない。大切なことは、完全な形で、オリンピック・パラリンピックを日本で開催をすることだ。」と、

安倍総理大臣は述べています。

安倍さんは美辞麗句を並べるのが巧みですが、どのようにして【完全な形】を実現する心算なのか、具体策はあるのでしょうか? 

   

今日は「春分の日」で3連休になりますが、新型コロナウイルスの拡散を防止するために、「兵庫ー大阪間の不要不急の往来自粛」を大阪府・兵庫県の両知事がそれぞれの立場で呼びかけました。

コロナウイルスの拡散が「春分」(彼岸の中日)を境にして沈静化することを期待していましたが、残念ながら裏切られました。

  

青色文字(彼岸1彼岸2彼岸3彼岸4彼岸5彼岸の例句)をクリックして歳時記(俳誌のサロン)や「575筆まか勢」の例句をご覧下さい。

このブログが無聊の慰みになれば幸いです。

(青色文字をクリックすると関連の記事をご覧になれます。)

  

2020年3月19日 (木)

春愁コロナ時疫の輪に掛かり

   

・春愁やコロナウイルス輪を掛ける    

・春愁を吹き飛ばさむや「まん歩」の句   

・春園に老若幼コロナ避く

  

春分の日」の前に「春愁」の「俳句」を詠むのは早すぎますが、ITを十分活用するためにはブログ「俳句HAIKU」の記事が一般に行き渡るまでのタイムラグを考慮せざるを得ません。

タイトルの「まんぽ俳句」は「新型コロナウイルス感染症にかかる」と「輪を掛ける」という表現を捩って俳諧味を出したつもりですが、成功しているでしょうか? このタイトル句の「春愁」は、定型(5-7-5)のリズムにするために、「しゅんしゅう」と読まず、「はるうれい」と読んで下さい。

薫風士の「まん歩」コースの深田公園コロナウイルス対策・自衛の人々でこれまでに無く「週日」も「終日」賑わって(?)いましたが、「まんぽ俳句」も慰みになれば幸いです。

(「終日」は俳句では「しゅうじつ」と読まず「ひねもす」と読むのが普通です。)

    

次の青色文字(春愁1春愁2春愁3春愁4春愁5春愁6春愁7)をクリックすると、歳時記(俳誌のサロン)2020.2~3月掲載の例句をご覧になれます。

  

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(写真はウイキペディアのコロナウイルス解説記事の写真のコピーをアレンジして掲載させて頂きました。青色文字をクリックして解説記事をご覧下さい。

2020年3月16日 (月)

春分や芭蕉俳句の季語ゲーム

      

新型コロナウイルス」が「パンデミック」となり、新型コロナウイルス対策の特別措置法が成立しましたが、感染者数が遅くとも1週間後の「春分の日」を境にして減少に転じることを祈っています。

 

季語「春分」の俳句をインターネットで検索すると、575筆まか勢」も歳時記」も春分を詠んだ俳句の掲載数はあまり沢山ありません。 

そこで、翻訳にチャレンジしている芭蕉の俳句を題材にして、「無聊の慰みに季語ゲーム」が出来ないか、試してみることにしました。

芭蕉の俳句の「〇に入れる漢字(1字)を思いつく早さ」をゲーム感覚で家族や句友と楽しんでみて下さい。

答えは〇をクリックするとご覧になれます。

 

興味があれば、「虚子俳句15句の季語クイズ」もここをクリックしてご覧下さい。

  

(1) 木をきりて本口みるやけふの

(2) の雲鐘は上野か浅草か  

(3) もややけしきととのふ月と梅

(4) かれ朶(えだ)に烏のとまりけりの暮

(5) 荒海や佐渡によこたふ

(6) 曙やにうずまく鐘の聲

(7) しさを我宿にしてねまる也  

(8) 〇草や兵どもが夢の跡

(9) 五月に鶴の足みじかくなれり 

(10) 永きを囀りたらぬ雲雀かな 

   

浮かれざる開花だよりやパンデミック

  

・パンデミク開花だよりに浮きもせず

・パンデミック近場まん歩の花見せむ

     

WHOにより新型コロナウイルスが「パンデミック」に指定されましたが、有力な治療薬やワクチンなどが無い現状では、人々の濃厚接触を避けるとか、消毒や手洗いによる感染防止を徹底するしか仕方がありません。

東京の靖国神社の桜が今日(14日)開花しましたが、雪も降っています。近畿の「桜の開花」予想は3月20日過ぎのようですが、今年は近場の散歩花見をして「まんぽ俳句」を口ずさみ健康管理に努めることにします。

  

3月12日にギリシャのオリンピアで行われた東京オリンピッ聖火採火式のニュースが放映されました。日本の聖火リレーは3月26日に福島から開始される予定ですが、東京五輪を首尾よく開催出来るのか、心配なことです。

IOCバッハ会長が「WHOの勧告に従う」と述べているのは当然のこととしても、「中止」あるのみで「延期」や「繰り延べ」を考慮しないとすれば、責任逃れの無責任な決定と言わざるを得ないでしょう。日本政府やオリンピック関係者は万一のWHO勧告に備えて、IOCへの積極的な働きかけをすべきでしょう。

東京都やオリンピック関係者はパンデミック対応の対策に苦慮されていることでしょうが、前例に捉われることなく、未来志向で、然るべき決断を速やかにしてほしいものです。

全国高校選抜野球大会は中止に追い込まれましたが、コロナウイルス対策が確立され、夏の全国高校野球大会は無事開催されることを祈るばかりです。

東京オリンピックは中止することなく、最悪でも安全が確認できるまで開催を延期することで対処してほしいものです。

オリンピックの伝統を重んじることは大切でしょう。しかし、世界的に新型コロナウイルスが蔓延しているのに効力の有る治療薬や予防ワクチンの開発が間に合わない場合は延期も止むを得ないでしょう。

「オリンピックは4年ごとの開催でなければならない。WHOの勧告があれば中止するしか選択肢は無い。」という考えはオリンピック本来の精神に反するのではないでしょうか? 

オリンピック誘致のIOCとの合意条件はどうなっているのでしょうか?

ちなみに、IR誘致運動」や「観光立国政策」なども、パンデミックのような非常事態も考慮して社会問題や経済効果を慎重に再検討してほしいものです。

    

パンデミック・ショックで本題から脱線しましたが、掲題の俳句は薫風士の「まんぽ俳句」です。手元の電子辞書では「パンデミック」の項目はなく「カタカナ英和」に「パンデミク」が記載されていました。

俳句はリズムを整えるために様々な読み方をします。「パンデミック」と「パンデミク」のどちらが貴方の好みに合うでしょうか? 前者は字余りで、下五の「パンデミック」にインパクトがあります。後者は定型で、「開花だより」に重点があります。

     

春眠やコロナウイルス寝るが勝ち

   

・春眠の覚めて日課の漫歩する 

・啓蟄やコロナウイルス蔓延りて

・啓蟄や愛犬チュヌの亡き散歩 

  

今日(2020.3.5)は「啓蟄」です。掲句は薫風士の「まんぽ俳句」です。

ほどほどに春の「昼寝」と「散歩」をして、「まんぽ俳句」を口ずさんで心身の健康管理をして、若者に迷惑を掛けないように努めることが「老人の出来る仕事(?)」であり、新型コロナウイルスに対する対策だと思っています。

   

・春眠を孫にふんずけられており  (小沢昭一

   

この俳句は歳時記「春眠」の冒頭句です。小学校や幼稚園も新型コロナウイルス感染予防対策で休業(一部開所)しています。自宅や公園で、孫の相手もしていますが、高齢者が元気な幼い子供に一日中付き合うとなれば大仕事です。子育てに頑張っている人々には心から敬意を表します。

     

加はりぬ始発列車の春眠に 山田弘子

 

上記の俳句は新型コロナウイルスの感染防止対策の時差出勤とは何ら関係ありません。575筆まか勢」(春眠)の例句から引用させて頂きました。

   

2020年2月19日 (水)

俳句の季語と定型

   

「運動会」の俳句 <「季語」について>

   

令和元年1014日は「体育の日」でしたが、台風の影響で運動会など、色々なイベントが中止されました。

台風19号の甚大な被害に遭われた方々のことを思うと胸が痛みます

心からお見舞い申し上げます。

亡くなられた方々には謹んでお悔み申し上げます。

そして、トランプ米国大統領にはパリ協定からの離脱(温暖化防止努力を無視)について大いに反省してもらいたいとの強い思いを新にしています。

この思いを皆さんにFacebookTwitterLINEなどでシェアして頂けると望外の喜びです。

  

ところで、「体育の日」に因んで「575筆まか勢」の「運動会」の例句を季語に焦点を当てて見ると、次の俳句が目に留まりました。

   

・つぎつぎの運動会や秋の行く 前田普羅

    

・運動会のろのろ颱風海にあり 百合山羽公

   

・赤蜻蛉運動会の日となりぬ (子規句集 虚子碧梧桐選)

    

・運動会の旗あちこちす春の山 正岡子規

   

   

「運動会」は「秋の季語」ですが、上記のように「台風」「赤蜻蛉」などの「秋の季語」ばかりでなく、「春の季語」と共に詠まれている俳句もあります。                                             

最近は運動会を気候の良い5月頃に開催する所もあります。立夏は5月5日(子供の日)頃ですから、運動会は「秋の季語だ!」と決めつけれれると句作に難渋することになります。

まんぽ俳句」やプレバトの「運動会」の俳句などのブログに於て述べましたが、「季語」は句作に活かすべきものであり、自由な表現を徒に束縛したり、句作の楽しみを阻害するものであってはならない、「季語のあるべき姿」は時代の変遷や自然現象の変化に合わせて柔軟に考えればよい、という思いを新たにしています。

そして、定型(5-7-5)についても、定型では表現しきれない詩的表現や心情表現をするために必要な最小限の範囲で字余りや破調を認めるべきだろうと思っています。

この思いは芭蕉の俳句の翻訳をしていると一層強くなりましたので、昨年10月に書いた記事を補正して再掲載しました。

  

プレバトの俳句「鏡」

「も」と「を」 (プレバト俳句から)

  

人気絶頂の俳句番組「プレバト」の夏井先生の添削は「さすがに上手い」と感心することが多々ありますが、「どうかな?」と思う添削も時々あります。

その一例は、12月5日に放映された金子恵美さんの俳句の添削です。

「小春日や夫も鏡に試着室」

「夫という鏡小春の試着室」

に修正しています。

  

「鏡」には「模範」という意味もあります。作者の意図からすると、夏井先生のこの添削は「どうかな?」と疑問が湧きます。

 

むしろ、助詞の「も」を「を」に替えるか、「試着室」を「試着」に替えて、次のように修正すると作者の意図していることがすっきり表現出来るばかりでなく、夫婦円満ぶりがイメージに浮かび良いと思います。

  

・小春日や夫を鏡にして試着

・小春日や夫も鏡にして試着

   

前者は鏡に映して自分で判断するよりも夫の判断を大事にしているニュアンスがありますが、

後者は、鏡に映して自分で判断するばかりでなく、夫の意見も聞いている仲良し夫婦の情景が浮かびます。

  

もし、お題の「試着室」を用いなければならないのなら、

次のように修正したらどうでしょうか?

・試着室夫を鏡にして小春

・試着室夫も鏡にして小春

  

俳句は「詠み人・読み人」を映す面白い鏡だと思っていますが、

貴方なら、どう添削しますか?

  

夏井先生の揚げ足を取るつもりではなく、「俳句の裾野を広げたい」という夏井先生と同じ思いで、及ばずながらプレバト視聴者の俳句の推敲・添削の参考になれば幸いだと、この記事を書きました。

   

俳句愛好家のコメントが頂けるとありがたいです。

 

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2020年2月 5日 (水)

「節分」と「立春」:「まんぽ俳句」と写真

    

鬼やらいコロナウイルス退治を

立春の朝日の綺羅を漫歩する

立春の朝日煌めく駐車場

・街灯のガラスに朝日春立てり

立春の飛び立つ白さ一羽

マンションの双棟光る春立つ日

蠟梅の梢突き抜く空の青

立春の雲無き空の暮れなずむ

立春の一日の漫歩惜しみけり

立春晩酌自粛歯の治療

   

掲句は薫風士の「まんぽ俳句」です。「スマホ世代に俳句に親しみを持ってほしい」との思いで、このブログを書いています。令和の時代の俳句普及の一助になれば幸いです

俳句を詠んだ背景の写真をご覧下さい。

  

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2020年1月31日 (金)

令和初の大相撲初場所 (俳句と写真)

     

令和初の大相撲初場所は炎鵬正代などの平幕力士が健闘し、特に徳勝龍(33歳)が大関貴景勝に勝ち14勝1敗で初優勝し、両横綱(白鵬鶴竜)休場の千秋楽にも拘わらず、相撲ファンを沸かせました。

貴景勝(11勝4敗)には是非とも横綱を目指して精進してほしいものです。

怪我の影響で5勝10敗となった豪栄道(33歳)が大関在位33場所の記録を残して引退することになったのは残念ですが、親方として後輩の育成に頑張ってほしいですね。

徳勝龍には優勝インタビューの台詞通り「まだ33だ」と、怪我をしないで春場所も頑張ってくれるものと期待しています。

ちなみに、仏教では「観世音菩薩は衆生を救済するために33の姿に変身する」との言われがあります。

   

俳句はテレビを見ながら作って楽しむこともできます。 

薫風士の川柳もどきの俳句と写真(NHK・TV画面)をご笑覧下さい。

  

・身贔屓に一喜一憂大相撲

・大相撲明暗分かつ三十三

初場所の巨体包帯痛々し

・初場所の幕尻優勝男泣き

・監督を偲び涙の徳勝龍

・初場所や力士もファンも笑い泣き

・大関や相撲は芦屋酒は灘

     

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2020年1月30日 (木)

吟行の写真俳句(2019総集編)

   

 Click here to see "Bashō's haiku in Japanese and English by L. P. Lovee" 

    

(各タイトルのURLをクリックして記事をご覧下さい。)

  

小春日のふれあいカフェ交わす笑み

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/12/post-11c3.html

 

王子動物園吟行 

(まんぽ俳句と写真)

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/11/post-f054.html

 

「小春」と「凩」

(嵯峨野吟行の俳句と写真)

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/11/post-259d.html

 

蜘蛛の俳句と写真 

<即位礼に思うこと>

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/10/post-3ff1.html

     

秋声や芭蕉館への句碑の路

(大垣吟行の俳句と写真)

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/09/post-efc0.html

  

句に遊びドライブ旅行秋高し

(山口吟行の俳句と写真)

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/09/post-4a8f.html

 

(まんぽ俳句) 

「蝉」「空蝉」「蝉時雨」

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/08/post-5b34.html

 

「貴船神社」と「川床」

(貴船吟行の俳句・写真集)

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/07/post-5b4b.html

 

俳句と写真:

「紫陽花」「七変化」「あじさゐ」

(神戸市立森林植物園)

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/06/post-70ee.html

 

俳句の鑑賞:

田ステ女俳句ラリーに参加して

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/05/post-8cc8.html

 

平成最後の「花鳥同人俳句会」に参加して

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/04/post-7a47.html

 

「世界の梅公園」の「梅見」

(写真と俳句)

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/03/post-9d23.html

 

「探梅」・「観梅」の俳句と写真

(神戸市・岡本梅林公園)

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/02/post-6d05.html

 

大相撲「初場所」の俳句

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/01/post-f57e.html

 

2020年1月24日 (金)

寒晴れの歩こう会や「まんぽ」の句

   

119日の「歩こう会」は、大寒の前日にもかかわらず、穏やかな絶好の吟行日和に恵まれました。

薫風士の「まんぽ俳句」と写真を掲載させて頂きます。

ご笑覧下さい。

(写真はタップして拡大できます。青色文字をクリックすると、歳時記など関連の記事をご覧になれます。)

  

寒晴れを女のせいに晴れ男

寒晴れや巨石を祭る岩神社

・談笑の途絶え瀬音や落葉

・倒木を跨ぐか潜る落葉

濡れ落葉滑り防止の古タイヤ

・溜池のを目指して転ぶ老

・老に寒の吟行峠越え

・手分けして作る豚汁歩こう会

・豚汁を里野山家で煮る

・豚汁のロケットコンロ焚き加減

冬ぬくし里野山家五穀飯

・山越えて豚汁愛ずる歩こう会

・豚汁や胃無き老躯も愛でてをり

待春や里野山家の狭庭の美

手入れ良き寒の里山漫歩道

・美味きもの里野山家吊し柿

    

この日は、スマホの万歩計によると、16,000歩余り歩いていました。

  

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2020年1月15日 (水)

「松納」と「とんど祭り」

         

松納」は関西では1月14日(関東は1月6日)です。

地元の自治会主催の「とんど祭り」は13日(成人の日)に行われ、豚汁が振舞われました。

 

下記の拙句と写真をご笑覧下さい。

  

・振舞の豚汁美味しとんど焼き

・豚汁の満たす胃の無き老いの腹

・子供らに焼いてやりとんど焼き

・豚汁も焼藷も食み男の子

・老幼の満ち足りし顔とんど焼

    

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2020年1月14日 (火)

飛び立つや枯葉に見えし群雀 (「成人の日」の「まんぽ俳句」)

      

掲題の俳句は、木の枝に無数の群雀(むらすずめ)が留まっていたが、スマホで写真を撮ると少し離れたところにある別の木に一斉に飛び移ったのを詠んだ「まんぽ俳句」です。

下の写真をタップ(クリック)して拡大してご覧下さい。

枯葉に見えたものがであることが分るでしょう。

 

今日は「成人の日」です。

新成人がそれぞれの道に希望を持って飛び立ち、幸せな人生を送ってほしい」という思いを即興句に詠みました。

   

・飛び立つや新成人のそれぞれに

   

ちなみに、「群雀」は笹葎(ささむぐら)を塒(ねぐら)にしているようです。

ご参考までに、「枯葉」は冬の季語ですが、「葎」は夏の季語です。

    

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2020年1月12日 (日)

初電車どこもかしこもスマホ族

   

 ・重宝なスマホのアプリ初暦

   

(「初電車」や「初暦」は新年の季語です。アイポッドスマホの違いはWi-Fi必要性の有無ぐらいと思っていましたが、インターネット検索やメール、写真撮影など、性能が進化していて、「まんぽ俳句」に活用出来そうです。)

   

 春着の女何を見てるかスマホ手に

   

(この俳句の「女」はリズムを整えるために「め」と読みます。「春着」は新年の季語です。)

  

 ・優先席稚児笑み返し冬ぬくし

   

「まんぽ俳句会」の理念を23の俳句に込めました。

「ハイク・俳句・はいく」

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/12/post-916a.html

をご覧下さい。

   

(薫風士)

2020年1月 8日 (水)

(改定版) 俳句談義(9): 「雛祭り」の俳句を集めました

   

33日は雛祭りである。高浜虚子の次女、星野立子(明治36年~昭和59年)の忌日(立子忌)でもある。俳句では「立子忌」を「雛の忌」や「ひひなの忌」としている人もいる。また、この日は日本ペンクラブの提案で「平和の日」とされている。     

          

歳時記の「雛祭り」「雛人形」「雛あられ」などの句はここをクリックするとご覧になれます。

ここ(データベース)をクリックすると現代俳句協会の「雛」の句がご覧になれます。      

   

575筆まか勢」というブログに立子忌の句 があった。   

当時、立子は女流では中村汀女橋本多佳子三橋鷹女とともに四Tと称された。   

   

星野立子は次の雛の句を作っている。    

・ 何といふ雛よと問はれ桃山と

・ 彼の雛の思ひ出追ふも悲しけれ

・ 雛飾りつゝふと命惜しきかな

   

立子の俳句としては「しんしんと寒さがたのし歩みゆく」が山本健吉の「定本 現代俳句」にも句評があり印象に残っている。  

              

高浜虚子は「雛より小さき嫁を貰ひけり」という句を作っている。    

「雛より小さき嫁」とはどういうことか、「許嫁」のことかも知れないと思って、その背景を知るために虚子一族の「雛」の句をインターネットで検索してみた。残念ながら、そのような手掛かりは無かったが、目黒雅叙園の「百段雛まつり日本最大級の雛人形が展示されているという記事があった。そのような大きな雛人形を念頭に詠んだ句なのかも知れない。

いずれにせよ目的はかなわなかったが、折角調べたので参考までに下記に記載する。    

         

虚子(「ホトトギス」2代目主宰)の句

・ 雛あられ染める染粉は町で買ひ

・ 美しきぬるき炬燵や雛の間

・ 山里の雛の花は猫柳

・ 天井にとどけ雛の高御座

・ お茶うけの雛のあられに貝杓子

・ カレンダーめくりあらはる雛の日

・ 老いて尚雛の夫婦と申すべく

・ 叱られて泣きに這入るや雛の間

・ もたれ合ひて倒れずにある雛かな

・ 春雷や女ばかりの雛の宿    

          

星野椿さん (立子の長女・「玉藻名誉主宰)の句

・ 表紙絵も玉藻雛や立子の忌 

        

高木晴子晴居」主宰の

・ 皆老いて雛の客とも思はれず    

    

高浜年尾 (虚子の長男・「ホトトギス」3代目主宰)の句   

・ 燭台の倒れ易さよ雛かざる

・ 燭台の灯なれや雛浮び見ゆ

・ 老いゆくは淋しきものよ雛祭

・ 雛の灯を今宵の客に灯しけり

・ 雛の間の更けて淋しき畳かな 

         

 稲畑汀子さん (年尾の次女・「ホトトギス名誉主宰)の句

鎌倉好き集まれ! おひなさま 鎌倉古陶美術館

・ 飾られて仮住も亦雛の宿

歳時記「雛納」)

・ 今日のためなほ納めずに置く雛

・ 雛の客あり雛をさめ又先に

・ 雛の忌と思ひ遥かへ心置く

・ 雛飾る娘の手伝ひもあてにして

・ 飾るより留守をあづける雛となる

・ 雛納めゐたるロビーを通りけり

・ 一筋の髪も乱さず雛納    

         

稲畑廣太郎さん (虚子の曾孫・「ホトトギス」主宰)の句

歳時記・雛納1

・ 雛納せざるをちらと見て出社

・ 雛納して洋室となりにけり

歳時記・雛納2

・ 雛納してより吾娘の嫁ぎゆく

・ 雛納して来年を近付ける

・ 悌を重ね合せて雛納

・ 雛納君との過去も納めけり

・ 雛の目光りて納められにけり

・ たつた今過去捨て雛を納めけり           

             

坊城中子さん (年尾の長女・「花鳥」名誉主宰)の句

・ 骨壷を置きて雛を並べけり     

                 

坊城俊樹さん (虚子の曾孫・「花鳥」主宰)の句句集「零」

・ ひひなの忌雛より小さき人のゐし

・ 飾らるる雛の顔と生れ出づ

         

上野章子 (虚子の六女・「春潮」初代主宰)の句

・ 手のひらに色を遊ばせ雛あられ

          

因みに、正岡子規はどのような「雛」の句を作っているかインターネットを検索したところ、まず「春星」のHPに「子規の俳句」があり、「子規の俳論俳話」というサイトがあった。しかし、ざっと見たところでは、子規の「雛」の句は「雛あらば娘あらばと思ひけり」以外には見当たらなかった。