俳句の深よみ《龍の玉》
「龍の玉」といえば、高浜虚子の俳句「龍の玉深く蔵すといふことを」が先ず浮かびますが、最近句友から拝借した句集「踏青」(岡西宣江著)に深読みすると面白い傑作がありました。
俳句HAIKUの記事「芭蕉や虚子の面白い俳句をまとめました」で紹介したのとは異なる面白さがありますので、句集の抜粋頁(跋)や表紙の帯などの写真で紹介させて頂きます。
何が面白いのか、写真をタップ拡大してご一読頂き、考えて頂けると幸いですが、ヒントは次の踏青の句の鶏と牛の鳴き声のオノマトぺです。
さやうかと白眉うなづく龍の玉
踏青や鶏のこゑ牛のこゑ
(岡西宣江)
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2024.9.10 更新
投稿: | 2024年9月10日 (火) 12時43分