写真 Feed

2024年11月14日 (木)

書写山《小春日の吟行》(写真と俳句)

   

20241113_134414

冒頭の写真は、書写山の登り口です。

掲句は書写山圓教寺などを紹介するための存問の拙句です。

    

朝日差す北六甲道小春かな

バスの窓小春日和の姫路城

  

小春日の慈悲(こころ)の鐘や圓教寺

「カ行」の韻を詠みました。

 

初紅葉映ゆる鐘楼圓教寺

書写山や小春日の差す大菩薩

書写山や平和を祈る堂小春

書写山の小春日和の大講堂

小春日の一隅照す釈迦如来

和を祈る紅葉明りの釈迦如来

圓教寺写経に祈る小春の日

  

蜘蛛の巣の掛かり怒るや鬼瓦

最後の写真をタップ拡大して、蜘蛛の巣が掛かった屋根の鬼瓦をご覧下さい。

   

鬼瓦居並ぶ堂や小春風

食堂(じきどう)の初冬の展示鬼瓦

  

冬浅き十二神将十二態

初冬(はつふゆ)の不動明王憤怒して

    

冬浅き弁慶井戸の水鏡

弁慶井戸落葉ひらめく水鏡

  

書写山より望む小春の播磨灘

ここをクリック(タップ)して、「梅見《世界の梅公園》(写真と俳句)」をご覧下さい。 

  

書写山の小春を愛でつ地酒汲む

ここをタップして、「山田錦の郷(晩秋の吟行写真俳句)」をご覧下さい。

 

初冬の四阿(あずまや)で食むハムサンド

「初冬」は、「はつふゆ」と読んで下さい。「は」の韻をリズムに詠みました。

 

木漏れ日の小春の祠大黒堂

円教寺初紅葉愛で二巡り

小春日の木漏れ日浴びつ書写山を

小春日の奥の院までゆるゆると

観音像幾つ拝しや小春径

       (薫風士)

  

この青色文字(「俳句」や「HAIKU」)をタップすると、「俳句HAIKU」の最新の俳句や英語俳句の記事をご覧になれます。

   

20241113_13392420241113_13422320241113_074400_320241113_10010720241114_10033220241114_10034920241113_12542120241113_115100_220241113_11524620241113_11404720241113_115448_220241113_11202320241113_11472520241113_11560420241113_11553420241113_11565020241113_114434_220241113_11454620241113_11445220241113_12104320241113_13300120241113_11400720241113_114029 20241113_12225120241113_12433620241113_12495320241113_13404020241113_13224420241113_13215320241113_13330620241113_115346

2024年11月10日 (日)

九谷焼《赤絵の極致》吟行

  

Click here to see “Haiku of Issa and Bashō” in English.

    

面白きコ-ヒ-カップ秋の昼餉(ひる)

陶芸の豆の箸置き秋の昼餉

陶芸展満喫したる秋の昼餉

秋時雨赤絵陶器の美術展

秋時雨帰路は本降り陶の郷

陶の郷ゆるり訪ねむ蛍時

        (薫風士)

  

20241029_112501

掲句は、陶の郷や兵庫陶芸美術館を紹介する存問の拙句ですが、この記事は「陶の郷(秋の吟行)」の続編です。

  

    

20241111_151020

午後は雨が降る予報だったので、観光スポットの登り窯など周辺を見て吟行し、ランチを食べてから兵庫陶芸美術館に入ることにしました。

  

20241029_133349

この記事の美術館展示品の写真は特別展の雰囲気を紹介するためのものであり、ごく一部に過ぎません。

実際に訪れて、本物の「赤絵の極致」をご覧下さい。

   

この青色文字(「俳句」や「HAIKU」)をタップすると、「俳句HAIKU」の最新の俳句や英語俳句の記事をご覧になれます。

    

20241111_09421120241111_09472020241029_12013620241029_12460020241029_12442220241029_14555920241029_14381320241029_13354320241029_13360020241029_14461520241029_14133620241029_13500620241029_13303220241029_13325720241029_13323620241029_13484620241029_14092120241029_14324420241029_14184820241029_13525920241029_13544120241029_13544120241029_11504120241029_13334920241029_11281220241029_11361420241029_14575420241029_14593520241029_10000820241029_10001220241029_10015720241029_10061020241029_10181320241029_10183420241029_10184620241029_10192920241029_10194420241029_10222920241029_11242420241029_112527

2024年11月 7日 (木)

山田錦の郷(晩秋の吟行写真俳句 20句)

    

暮の秋酒米処吟行す

短日の工事急ぐや道の駅

明日は冬足湯は未だ工事中

ひつじ穂の朝日になびく米処

に山田錦の誇り知る

黒滝の響きに枯れ葉散りゆけり

秋風や朽ちゆく祠見棄てられ

晩秋やキャベツに潜む雨蛙

仲よしの吟行句会日短か

よかたんや句座の昼餉に新酒酌む

よかたんや牡蠣は広島米は三木

古米とて山田錦の旨さかな

晩秋や歳時記を手に句歴談

歳時記の型崩れして秋暮るる

返り花ベテラン手にす電子辞書

トランプがハリスを制し冬に入る

帰り花トランプ政治如何ならむ

冬に入る日本の未来如何ならむ

新酒汲む世界平和を祈りつつ

立冬や一人連句で憂さ晴らす

       (薫風士)

   

掲句は、11月6日(立冬の前日)に俳句仲間と三木市にある山田錦の郷と黒滝を吟行して詠んだ酒米処紹介の存問句と、11月7日の朝テレビを見て詠んだ憂さ晴らしの拙句(最後の5句)です。

  

山田錦の郷も、大阪・関西万博の観光客などを迎えることを意図して再開発をしているようですが、薫風士の「世界平和への思い」をシェアして頂けると有難いです。

ちなみに、「黒滝」の呼称の謂れは何でしょうか?

ご存じの方があれば、教えて下さい。

      

20241108_05190220241106_09443020241106_11230420241106_094450_220241106_103752

20241106_110759 20241106_09470320241106_09485620241106_09510420241106_09491220241106_09534820241106_14110820241106_14105520241106_09530020241106_14073420241106_11541520241107_04332520241106_13514220241106_13532420241106_11190020241106_11155120241106_10545620241106_10254220241106_10294120241106_10332720241106_104340173093018659520241106_10342420241106_10591820241106_101054 20241106_111449173095480725220241106_100424




20241106_110330
20241106_11021620241106_10531320241107_060221

これらの写真は、薫風士の吟行・まんぽ俳句の写真です。

  

  

タップ拡大してご覧下さい。

  

最後の写真は、米国大統領選挙の結果について放映するNHK-TV ニュース画面の一部分です。

この青色文字(「俳句」や「HAIKU」)をタップすると、「俳句HAIKU」の最新の俳句や英語俳句の記事をご覧になれます。

 

   

2024年10月30日 (水)

善光寺《晩秋の吟行写真俳句》

  

一茶記念館を訪ねた翌日(2024.10.14)、志賀高原の琵琶池などを吟行した帰りに夕暮れの善光寺にお参りし、まんぽ俳句を口ずさみました

  

一茶忌や一期一会の夕月夜  

晩秋の夕月ほのか六地蔵

濡れ仏を夕月照す暮れの秋

平安を祈る晩秋善光寺

  

晩秋の門前近く夕餉愛づ

新蕎麦を著名人来し北野家で

  

平成31年3月に北野の家を訪れた滝川クリステルさん(現、小泉進次郎夫人)の写真が飾ってありました。(赤いポストのある写真参照)

   

善光寺御利益ありし秋の宵

長寿には無欲が薬一茶の忌

  

句の道へ引く牛なりや一茶の忌

 

一茶が善光寺を詠んだ俳句「春風や牛に引かれて善光寺」が有名ですが、この俳句は、一茶が「牛に引かれてお参りした」のではなく、昔話の「牛に引かれて善光寺まいり」を引用して善光寺への奉納句として詠んだ句です。

  

便乗に与かる御蔭秋の宵

 

「便乗に」の俳句は、北野家本店で蕎麦を食べた帰路、善光寺から長野駅に向かう道で偶々出会った「藤屋(The Fujiya Gohonjin)」の支配人のご厚意でJAL-CITYホテルまで車に便乗させて頂いたことを詠んだ拙句です。

      

晩秋の北アルプスや朝餉窓

JAL-CITYホテル16階の展望レストランの北アルプスを望む窓辺で、バイキングと爽やかな風景を満喫しました。

(最後の写真をご参照下さい。)

        (薫風士

   

この青色文字(「俳句」や「HAIKU」)をタップすると、「俳句HAIKU」の最新の俳句や英語俳句の記事をご覧になれます。

    

20241014_17135320241014_17375120241014_173742

20241014_17154120241014_17120520241014_171329

20241014_173459 20241014_17573220241014_18493820241014_190525

20241015_jal




  

2024年10月21日 (月)

暮の秋朝の門前飛ばざる蛾

   

(2025.6.7 更新)

「EXPO 25《大阪・関西万博21句》」をご覧の上、その思いをシェアして頂ければ幸いです。

    

万博や空飛ぶクルマ暮れの秋

この俳句は、空想句です。

  

晩秋や朝の門先飛ばざる蛾

秋の蛾や木片の如うずくまり

秋の蛾や指で弾けば動きだし

塵出しの門に木片秋の蛾ぞ

      (薫風士)

  

20241021_092852

タイトルと掲句はブログ用の拙句(「まんぽ俳句」)です。 

 

今朝ゴミ出しに門を出ると、足元に木の小片のような蛾がうずくまっていて、その保護色・変態ぶりに驚きました。

  

秋蝶・秋の蝶 (写真と俳句)」をご覧下さい。

 

写真をタップ拡大してご覧下さい。

冒頭の俳句は、「暮」と「朝」を対比させるなど、面白さを出したつもりです。

  

「蛾」は夏の季語なので「季重なり」ですが、実態に合わせて秋の季語を用いました。

  

秋の暮」の「暮」は文字通り「夕方」の意味ですが、「暮の秋」は「晩秋」の意味です。

 

「門前」は「門先」と同じく、「かどさき」と読んで下さい。

   

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

  

   

2024年10月18日 (金)

秋の一茶記念館吟行(俳句の英訳と写真)

       

俳句は好き好き、解釈は読み人次第ですから様々な英訳が可能ですが、一茶記念館のホームページに掲載される一茶の俳句や「古典に親しむ」の「一茶の俳句集」などにより、折に触れて薫風士L.P. Lovee)なりに原句に忠実に翻訳しますので、フォローして頂けると幸いです。

   

痩蛙まけるな一茶是に有

(yase-gaeru makeruna issa koreni-ari)

  

Skinny frog!

Never lose!

Issa's here, supporting you_

  

初夢に故郷を見て涙かな

(hatsuyume-ni furusato-o-mite namida-kana)

   

first dream of a new year

my native place appeared,

making me tearful

           

そば所と人はいうなり赤とんぼ

soba-dokoro-to hito-wa-yuunari akatonbo

  

the noted place for soba

so, people say_

red dragonflies

     

夕月や流れ残りのきりぎりす

yuu-getsu-ya nagare-nokori-no kirigirisu

  

the evening moon_

Katydids chirping,

left over from the flood

  

ここをクリック(タップ)すると、「ふくろう日記・別室」に、上記俳句の句碑・解説があります。

      

きょうからは日本の雁ぞ楽に寝よ

kyō-kara-wa nihon-no-gan-zo rakuni-neyo

  

from today

you are Japanese wild geese_

Sleep at ease!

       

是がまあ つひの栖か 雪五尺

(korega maa tsui-no-sumika-ka yuki-go-shaku)

    

Well, well !

my final dwelling_

the snow fifteen deep

     

  

雪とけて村いっぱいの子どもかな

(yuki-toke-te mura-ippai-no kodomo-kana)

   

the snow has melted,

full of children_

my native village

  

うまさうな雪や ふうわりふうわりと

umasou-na yuki-ya fuuwari-fuuwari-to

  

snow falling

softly and gently,

all seeming delicious

  

「初夢に」の俳句は、俳諧寺の傍の句碑になっています。

上記の翻訳は、世界一短い詩と言われる俳句の特徴を生かした薫風士(L.P Lovee)の簡潔な英訳です。

   

AIにアナログ勝るや一茶の忌

(eiai-ni anarogu masaru-ya issa-no-ki)

       (Kumpūshi)

  

superior to AI,

analog haiku_

memorial day of Issa

 (Translated by L.p.Lovee )

        

20241013_13244820241013_12311720241013_12313520241013_124441 20241013_123836 20241013_<a href=20241013_12404420241013_12465320241013_124217 20241013_12434820241013_12431020241013_124338 20241013_12525220241013_130259

20241013_125312

20241013_131759

    

  

  

   

  

  

  

   

  

  

  

    

    

ここをクリック(タップ)して、「一茶記念館」のホームページをご覧下さい

       

   

    

2024106日に京都の無鄰菴で開催された英語俳句(Haiku of Issa)の俳画教室を見学し、展示された色紙の一茶の俳句「かたつむりそろそろ登れ富士の山」の誤訳に気付き、英訳の添削についてアドバイスしました。   

    

「かたつむりそろそろ登れ富士の山」について、子供の教育に参考になる解説記事があります。

ここをクリック(タップ)して、「園長日記」をご覧下さい。

             

20241013_132253

この写真は、一茶記念館の入り口で撮った薫風士です。 

  

    

   

          

この青色文字(「俳句」や「HAIKU」)をタップすると、「俳句HAIKU」の最新の「俳句」や「英語俳句」の記事をご覧になれます。

      

2024年10月 3日 (木)

虚子記念文学館と谷崎潤一郎記念館

 

20241003_08565020241006_06035020241003_101828
20241002_112746_2


 

  

   

    

10 月2日に俳句仲間と芦屋市にある虚子記念文学館と谷崎潤一郎記念館を訪ねて吟行をし、近くのカフェ・ド・ルポで昼食後ミニ句会をしました。

  

冒頭の写真は、虚子記念文学館芦屋市谷崎潤一郎記念館の入場券です。

  

文学館さゆるる萩に迎へられ

虚子館や黄葉なり初む大桂

小鳥来る玄関前の大桂

前庭の旱を忍ぶ龍の髭

秋の雲ゆるり流るや文学館

露けしや三世代の句碑となりて

  

爽やかな玄関戸の桟ホトトギス

(ドアの写真をタップ拡大して見ると、映っている桂の枝で見分けにくいですが、薫風士の頭上にホトトギスの文字の形をしている桟があります。桂は、最初に植えられた木なので虚子記念文学館のシンボルになっているそうです。)

  

俳磚の庭の片隅彼岸花

露けしや俳磚の壁虚子の庭

爽やかや俳磚の白青き文字

 

小鳥来る谷崎邸の黒松に

池に映ゆ色変へぬ松青き空

   

ばったんこ谷崎邸の時刻む

見えずとも音を愛でたる鹿威し

金の鯉悠然として添水の音

        (薫風士

    

「ばったんこ」「鹿威(ししおどし)」「添水(そうず)」は、ほぼ同じ「猪おどし」の意味の秋の季語です。

   

この青色文字(「俳句」や「HAIKU」)をタップすると、「俳句HAIKU」の最新の俳句や英語俳句の記事をご覧になれます。

  

20241006_00472520241006_06164620241002_11103720241002_10534820241002_10002920241002_11095020241002_09555620241002_110627_220241002_10121020241002_101256

20241002_11324120241002_11441420241002_11435120241002_11535920241002_11433020241002_114802_2
20241002_114802
20241002_11550720241002_12151920241002_123317

2024年10月 1日 (火)

神無月の俳句

   

コスモスの盛り過ぎるや神無月

神無月石破内閣発足す

神無月にわとりの声牛の声

             (薫風士)

  

上記「牛の声」の拙句は、「俳句の深読み《龍の玉》」で紹介した句集「踏青」(岡西宣江著)の俳句「踏青や鶏のこゑ牛のこゑ」の本歌取りですが、拙句を深読みすると、何かの比喩に取れるでしょう

  

20251003_062339

20241001_135536

これらの写真はNHK NEWS WEBのテレビ画面の一部分です。

この青色文字をタップすると、NHK NEWS WEB の速報記事をご覧になれます。

      

20241001_073609_220240930_13010320240930_13012220241001_073014_3

これらの写真は、吾庭のコスモスです。

コスモスの最初の写真をタップ拡大すると、蝶がコスモスの花の蜜を吸っているのが見えます

 

20241001_11161320241001_110331この写真は、日本伝統俳句協会10月のカレンダー(上半分と下半分)です。

このカレンダーは旧暦の呼称を新暦に当てはめているので実態的季節感などとズレが生じますが、便宜的にそのまま拙句に利用しました。

   

          

ここをクリック(タップ)して、「俳句雑感(5):『西瓜』(秋の季語)と『西瓜割』(夏の季語)について」をご覧下さい。

       

20241001_162121

この写真は、カラー図説 日本大歳時記の神無月などの解説頁です。

この写真やカレンダーの写真をタップ拡大して、掲載句をご覧下さい。

   

        

歳時記(俳誌のサロン)から、「神無月」の例句を気の向くままに抜粋掲載させて頂きます。

例句の詳細は、青色文字(季語)をタップしてご覧下さい。

  

神無月1

はかりごとよりはじまりぬ神無月

       (稲畑汀子)

   

神無月2

神無月連れ添ふものに電子辞書

       (田中藤穂)

  

この青色文字(「俳句」や「HAIKU」)をタップすると、「俳句HAIKU」の最新の俳句や英語俳句の記事をご覧になれます。

   

2024年9月17日 (火)

敬老会《俳句と写真》

   

20240916_120651

2016年9月に書いた『敬老の日』『子規忌・糸瓜忌・獺祭忌』に思うこと」を多くの方にご覧頂きましたが、今日は2024年9月16日に最寄りの敬老会に参加して詠んだ拙句(まんぽ俳句)と写真をご覧頂けると幸いです。 

        

敬老の園児のビデオ和やかに

敬老の弁当の箸折鶴に

冷茶汲み鎮めし猛暑敬老会

敬老会亡きチュヌのこと隣人と

まんぽ俳句敬老会の話題にす

オカリナの音に癒されし敬老日

敬老会坂本九の歌で締め

思出のスキヤキ・ソング敬老日

敬老会我が青春が甦り

敬老会我が誕生に思ひ馳せ

        (薫風士)

 

敬老会の主催者や参加者のご厚意とご配慮のお陰で、胃の無い老躯ながら、おもてなしの弁当を残さず頂きつつ、オカリナの演奏などを拝聴しました‼️

関係者の皆さん、ありがとうございました‼️

   

(P.S. 2024.9.20)

今朝、自治会のふれあい・バス旅行の申込にコミセンに行ったら、昨日1時間ほどで申込人数が70人に達したとのことで、残念ながら受付は終了していました。

  

ちなみに、2022年のバス旅行の記事「秋の天橋立《バス旅行の写真と俳句》」や2016年のバス旅行の記事「鳥取砂丘と『砂の美術館』などの写真と俳句」をご覧下さい。     

    

この青色文字(「俳句」や「HAIKU」)をタップすると、「俳句HAIKU」の最新の俳句や英語俳句の記事をご覧になれます。

  

20240916_115922

20240916_120210_3

20240916_12492620240916_13173520240916_12415920240916_13503820240916_13511220240916_120850

 

2024年9月14日 (土)

俳句《酔芙蓉・紅芙蓉・白芙蓉》

     

朝夕の色の変化や酔芙蓉

まん歩して色確かめし酔芙蓉

まん歩すや白紅の芙蓉道

花芙蓉行き交ふ人も様々に

しとやかな花の一日や酔芙蓉

       (薫風士)

  

芙蓉の例句を歳時記(俳誌のサロン)から気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。

例句の詳細は青色文字をタップしてご覧下さい。

  

爽涼の日々あらたなる花芙蓉

      (倭文ヒサ子)

  

門口に子供自転車紅芙蓉

       (丑久保勲)

   

朝の日に目覚めて白し酔芙蓉

       (石井邦子)

  

違はずに夕べ紅さす酔芙蓉

      (相沢有理子)

  

夜明け前まだ真つ白き酔芙蓉

       (秋川泉)

   

20240914_16551520240914_165457

冒頭の二つの写真は、9月14日の夕方の風景です。

   

  

   

20240915_06125920240915_135836

この酔芙蓉の写真は、9月15日の朝6時過ぎの白色と午後2時頃のピンク色になった色の変化を示しています。

  

   

最後にまんぽ道の朝•昼•夕の風景やジョギングなどをしている人々などの写真を掲載しますが、最後の写真をタップ拡大すると、青空に蜘蛛が見えます。          

  

この青色文字(「俳句」や「HAIKU」)をタップすると、「俳句HAIKU」の最新の俳句や英語俳句の記事をご覧になれます。

   

20240915_06021220240915_06050020240915_06094220240915_06162920240915_06280320240915_0619493_06212920240915_06270820240915_06293120240915_063303


20240915_135924

20240915_140015

20240915_140802




  
 

2024年9月10日 (火)

《重陽》まんぽ俳句と写真

   

歳時記(俳誌のサロン)の「重陽」の例句は、ここをタップしてご覧下さい

 

9月9日は重陽の節句で、「菊の節句」とも言れますが、今年の重陽は真夏日でした。

  

沸くような猛暑の昼間は外出を避けて夕方に買い物を兼ねてまん歩し、駄句を口ずさみました。

  

「沸くよう」に重陽暑し母偲ぶ

重陽や句集あれこれ読み返す

重陽に輪廻思ひつ庭手入れ

重陽の吾庭に舞ひ来大揚羽

重陽やマロニエ並木立ち枯れし

重陽の暑き夕暮れジョガ-行く

重陽の入り日の光るまんぽ道

重陽の犬連れ多き暮れまん歩

気遣ひし重陽の暮れ老二人

重陽の三日月仰ぐまんぽ道

重陽に安酒求め帰路に汗

重陽の往年偲ぶマスカット

重陽や吾庭の西瓜デザートに

重陽に寝汗のにじむ熱帯夜

         (薫風士)

   

この青色文字(「俳句」や「HAIKU」)をタップすると、「俳句HAIKU」の最新の俳句や英語俳句の記事をご覧になれます。

   

20240909_17433420240909_18272920240910_041902

20240909_175443_2

20240909_175539_220240909_182039_220240909_181746_220240910_13471020240910_045915

2024年9月 5日 (木)

初秋の吟行《萩の寺・東光院》

     

_092508_092949

冒頭の写真は、東光院のパンフレットですが、写真をタップ拡大すると、令和4年の「子規忌へちま供養」の入選句(特選5句・佳作20句)をご覧になれます。

             

歳時記(俳誌のサロン)の「萩」の例句は、この青色文字をタップしてご覧下さい

   

ここをクリック(タップ)して、「『敬老の日』子規忌・糸瓜忌・獺祭忌に思うこと」をご覧下さい。

      

_142814_2阪急宝塚線「曽根駅」の近くにある萩の寺「東光院」を2024年9月4日に句友と吟行しましたが、残念ながら萩の花は幾つか咲き初めたばかりで、ほとんどの萩はまだ青々と繁っていました。 

    

    

20240904_105427_112324

_104908_104254

  

   

    

       

当日は快晴の真夏日で、寺苑を一巡すると汗が出る状態で、昼餉の喫茶店「タンネ」の冷房生ビールで秋の汗を鎮めました。 

   

萩の寺「東光院」を紹介する拙句(まんぽ俳句)を掲載します。

  

萩の寺東光院の苑吟行

仲良しと一日を惜しむ萩の寺

延命橋銀杏落ちて踏まれけり

延命とふ地蔵拜すや黄葉降る

秋の空映ゆる本殿ガラス張り

萩の花探し寺苑をぐるぐると

虚子の句碑見落としたるや萩の寺

門前に虚子の句碑あり竹の春

稚児抱く水子地蔵や紅芙蓉

二つ三つ咲き初む萩や東光院

子規の句碑覆ひし萩の花未だ

萩囲む雨月主宰の親子句碑

観音像木漏れ日に座す萩の寺

祈りては秋水かける大観音

東光院苑を巡りて秋の汗

苦吟しつピザとビールの昼餉愛づ

秋暑き吟行したる句座楽し

吟行の疲れ癒すや冷酒

           (薫風士)

  

東光院の萩の苑などの写真を最後に掲載しますが、拙句と合せてご笑覧頂けると幸いです。

    

おもひおもひに座りこそすれ萩の縁

我のみの菊日和とはゆめ思はじ

       (高浜虚子)

   

虚子の上記「萩の縁」の俳句を深読みすると、「萩の見える縁側」の意味と「萩の寺のもたらす縁」と、二通りの解釈が出来ます。

  

_105442_320240904_105401

高浜虚子も東光院を訪ねたことがあるとのことなので、萩の花の盛りに訪ねて改めて吟行をしたいと思います

  

   

最新の俳句や英語俳句の記事は、青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップしてご覧下さい。

          

_11013220240904_10522720240904_10525020240904_105520 _110754_14385420240904_112556_11073720240904_11335920240904_11243520240904_112230_11213720240904_112535_111628

_113449_113323_113625

20240904_112823

2024年9月 4日 (水)

俳句と写真《八朔の風景》

   

9_08130120240903_230124_2

写真は日本伝統俳句協会のカレンダー(一部分)ですが、令和6年9月3日は八朔です。

    

「八朔」の気象を詠んだ例句を歳時記(俳誌のサロン)から2句抜粋掲載させて頂きます。

  

八朔の遠雷ひびき雲早し

       (福盛悦子)

  

八朔や煙のごとき雨が降る

      (高倉和子)

  

八朔や豊作祈り駄句を詠む

      (薫風士)

  

20240903_160606

昨年は熊が町に出没し、カメムシが沢山居た年だったので、10月に芭蕉の足跡を辿り東北地方を吟行したときのバスガイドさんが何度も亀虫に注意するよう促してくれたことを思い出しました

   

今年は猛暑が続いて八朔になっても米不足は解消していません。

カメムシが多い年は豊作になると有難いのですが……
  

八朔のフロアに小さき亀虫來

八朔や雲無き空に月も無し

八朔の風に乗り來し電車音

虫の音にハノンピアノやまんぽ道

八朔や真夏日なほも続きをり

八朔や台風予報相次ぎて

八朔や総裁選のあれこれと

       (薫風士)

  

_183804

最後の写真は、まんぽ道の風景やNHK-TV 画面ですが、最新の俳句や英語俳句の記事は、青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップしてご覧下さい。

  

93_180555

Tv_201244

_194828

2024年8月28日 (水)

俳句《故郷の風景・稲穂風》

 

故郷の浸る思い出稲穂風

丹波路の思い出多し稲穂風

         (薫風士)

   

堪へがたし稲穂しづまるゆふぐれは

                          (山口誓子

   

「ゆふぐれは」は「耐へがたし」を視覚的に強調し、省略した「耐へがたい」対象を考えさせる為に「夕暮れは」と漢字を使用しなかったのではないでしょうか?

省略された言葉は「稲穂の匂い」ではなく、有機肥料などの「田畑の匂い」でしょう。

この俳句の句意は稲田に囲まれた田園生活の体験の無い方には理解できないでしょう。

      

歳時記(俳誌のサロン)から「稲穂風」の例句を2句抜粋掲載させて頂きます。

 

山ひとつ越えれば湖国稲穂風

        (仲井多美江)

  

遅速なく刻む水車や稲穂風

        (黒滝志麻子)

   

最新の俳句や英語俳句の記事は、青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップしてご覧下さい。

   

_110825_112239_111954_11244720240825_112319_112652

2024年8月11日 (日)

パリ五輪の俳句《立秋・秋立つ・秋に入る》

     

_090248

冒頭の写真はフジテレビ「めざまし8」の一画面です。

 

パリ五輪の近況を日記代わりの拙句に詠みましたが、青色文字(季語)をタップ(クリック)して、歳時記(俳誌のサロン)などの例句をご覧下さい。

 

写真(NHK-TV画面など)を気の向くままに順次掲載しますので、写真をタップ拡大してご覧になり、貴方もご自身の思いを俳句に口遊んで頂けると幸いです。

     

パリ五輪四年辛苦の汗をかき

 

一瞬の為に汗すやパリ五輪

 

立秋やメダルラッシュのパリ五輪

 

秋立つや男子体操金メダル

 

秋立つや技の冴えたる日本団

 

基礎体力勝る黒人秋立ちぬ

 

多様性五輪の集ひ秋に入る

 

パリ五輪何だかんだと秋に入る

  

俳句《パリ五輪開会式に夏の雨》」や「俳句《盛夏のパリ五輪》」もご覧下さい。

        (薫風士)

  

_051400

_050909_051049_054248

_053555Ami_x_082541_084305

_172813

_111343



 

 

最後の二つの写真は、パソコンのMicrosoft Start画面に出た記事の一部分の写真ですが、パリ五輪の女子体操の銅メダル順位決定が二転三転したことやブレイキンは米国発祥の新競技にかかわらず2028年開催のロサンゼルス大会では採用されないこと等を報じています。

写真をタップ拡大して記事をご覧下さい。

最新の俳句や英語俳句の記事は、青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップしてご覧下さい。

    

2024年8月 6日 (火)

俳句《パリ五輪「日焼」と「汗」》

    

メダリスト額の白き日焼け顔

メダリスト額に汗し目に泪

金メダル胸に泪の日焼け顔

炎天下雪辱したる銅メダル

        (薫風士)

   

掲句は、パリ五輪でベルサイユ宮殿に近い「ゴルフ・ナショナル」で開催された男子ゴルフ大会のメダリストを称える存問の拙句です。

 

_164040_2

松山秀樹の活躍ぶりをNHK-TV画面の一部部の写真で紹介させて頂きます。

  

_163806_163613T_151935_154355




   

因みに、「俳句《盛夏のパリ五輪》」や「俳句:汗とオリパラ」、「プレバト・永世名人の『サンダル』の俳句を考える」、等をご覧頂けると幸いです。

  

最新の俳句や英語俳句の記事は、青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップしてご覧下さい。

   

2024年8月 3日 (土)

俳句「猛暑」「俄雨」《夏の橋立吟行》

     

_124844_124914

2022年10月に天橋立を訪ねた際に書いた記事「秋の天橋立《バス旅行の写真と俳句》」を読んで頂いた方もあると思いますが、2024年7月27日の猛暑に家族で天橋立を訪ねました。

     

こうのとり待ちたるホ-ム酷暑かな

冷房にほっと一息こうのとり

夕立に駆け込み茶屋の昼餉愛づ

冷酒のチョイ飲みセット愛でにけり

「あなたとの出逢いに乾杯」と気の利いた台詞が箸の包みに書いてあります。

この老舗「ちとせ茶屋」はキャッチフレーズを巧みに利用しており、応対も「気が利いて」、「記の効いた」・「機の効いた」文化度の高い現代的老舗と思いました。

写真をタップ拡大してご覧下さい。

          

_104447_135948_13261120240727_142046

   

   

  

   

「冷房」や「夕立」は夏の季語ですが、「猛暑」や「俄雨」は歳時記に季語として認知されていないようです。

 

「俄雨夜中に降れど夕立と」 まんぽ俳句を詠むメモ代わりに撮った写真を掲載しますが、俳句結社の俳句会などに投句する場合は、主宰やメンバ-の好みを考慮して推敲すれば良いとして、日記代わりの「まんぽ俳句」を口遊んでいます。

皆さんも写真を見て疑似吟行をして頂けると幸いです。

     

俄雨上がり昼餉を終へ街へ

俄雨炎暑を冷やし心地良し

(にわたずみ)塔を映して風涼し

猛暑日の雨後の智恩寺涼しけり

晴れ男愛づや廻旋の橋 

雨宿りの昼餉のお陰でタイミングよく、珍しい廻旋橋の廻旋情景を見物出来ました。

ここをクリック(タップ)して、天橋立観光協会の観光ガイドで廻旋橋の解説・動画をご覧下さい。)

   

モノレールの窓曇らせし夏の雨

橋立や夏の雲を股のぞき

股のぞき夏の橋立登り龍

股のぞきパリにつながる夏の海

股のぞきビューランドの風涼し

炎天下なかよし地蔵穏やかに

リフトにて橋立愛づや夏の風

            (薫風士)

   

_142100_14225820240727_142357_144743_14454720240727_14480920240727_153637_154925_152935

_153435_160652

最新の俳句や英語俳句の記事は、青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップしてご覧下さい。

 

2024年7月 9日 (火)

保護色の変幻巧み夏の蝶

   

(2025.7.6 更新)

タイトルはブログ用「まんぽ俳句」の拙句です。

   

吾のために一頻り舞ひ初夏の蝶

夏の蝶小さく留まり大飛翔

夏の蝶白と黄色が戯れて

黄の如く白の如くに初夏の蝶

八の字に舞ふや番(つがい)の初夏の蝶

       (薫風士)

  

20250706_06574720250507_123244

冒頭の写真の中程の躑躅の葉に留まっている蝶は、躑躅の枯葉のように見えます。

2番目の写真左端中程の躑躅の花に止まっている蝶は、別の蝶ですが、やはり花か葉のような保護色になっています。

写真をタップ拡大してご覧下さい。

    

蝶の擬態について、「秋蝶秋の蝶 (写真と俳句)」を書きましたが、夏の蝶にも当てはまります。

   

我が庭の一期一会や夏の蝶

夏の蝶これ見よがしに飛び回り

        (薫風士)

 

_093640

23_062542_1102252476_064649

ここの最初の写真の紅葉の梢の朝日差す梅木の葉や三番目の写真右下隅や四番目の写真下部中程に、夏の蝶(蛾か?)が見えます。

     

_095447_095454_095505

ここの写真をタップ拡大すると、蝶が見えます(最初の写真は画面右端中程を、二つ目の写真は右下を、ご覧下さい)。

   

 

夏蝶の逢引きしたる我が狭庭

       (薫風士)

 

_095357_095357_2

飛び立った蝶は、番になって飛び去りました‼️

「番」は「つがい」と読んで下さい。

    

_095111

最後の写真をタップ拡大してご覧になると、小さな梅の木の右側の下から二つ目の枝の先端に蝶が見えるでしょう(スマホでは無理かも?)‼️

(手作りの庭を改修中で、煉瓦や石が散乱しています。)

  

最新の俳句や英語俳句の記事は、青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップしてご覧下さい。

この「俳句HAIKU」をタップすると最新の全ての記事を一覧できます。

   

2024年7月 7日 (日)

五月晴の吟行《ユニトピア》

 

_114115

2024年7月3日に丹波篠山市のユニトピアを俳句仲間と吟行しました。

   

_110759

この写真は、アスレチックの案内図です。

   

    

吟行の写真を記事の最後に掲載しますので、写真をタップ拡大してご覧になり、疑似吟行や吟行句の推敲をして頂けると幸いです。

青色文字をタップすると、歳時記(俳誌のサロン)の例句や俳句HAIKUのリンク記事をご覧になれます。

     

紫陽花に迎へられたるユニトピア

梅雨の園受付嬢の優しくて

せせらぎの桂並木や陰涼し

五月晴の軽トラ行き来ユニトピア

梅雨茸や気根珍し落羽松

猪の木彫りの迎ふ夏館

玄関の天井の隅に鍬形

夏燕レイクプラザの空を二羽

玄関は頭足に注意燕の巣

小さき橋蛇の如くに夏の池

          (薫風士)

     

掲句はユニトピア紹介のまんぽ俳句です。

幹事さんが晴れ女で参加者の心がけの良いおかげか、前日まで降っていた雨は上がりましたが、真夏日の暑さになりました

  

梅雨時の平日なので、シーズンに備えてキャンプ場やプールなど整備工事中でしたが、団体客以外の来場者は殆ど無く、Lake Plazaでの昼食や句会もゆっくり出来て、満足でした。

レイクプラザから駐車場までシャトルバスで送ってくれたので帰路の疲れはなく、吟行をエンジョイしました。

 

ユニトピアは、高齢者は入場無料だったので、夏休みに孫を連れて釣りやパタ-ゴルフなど(有料)をしたいと思っています。

  

ユニトピアは、2022年の「山の日」に孫を連れて訪ねたことがあり、俳句HAIKUの記事にしています。

『山の日』を満喫しけりユニトピア (吟行写真集)」をご覧下さい。

    

1_0553342_055400_110346

この写真は、ユニトピアのパンフレットと案内板です。

     

      

_10433020240703_104353_104724_104545_111204_113417_110344_113204_111126

20240812_111752


_110425_111842_112506_105655_11012020240703_114241_113925_113859_114227_114030_114050_114806_113259_115229_115437_143329_115527_121409_12191320240703_145234_145026_32_145124

_144829

2024年7月 4日 (木)

句集「良夜」と「芭蕉句碑・文学碑紀行集」

  

ここをクリック(タップ)して「髙源寺《紅葉の吟行》」をご覧下さい。

   

_135932

2024年6月に開催された柏陵同窓会で同席の方と「俳句HAIKU」のことや「茶寿」のことなどを話題に雑談したところ、大阪市在住の小田氏が芭蕉句碑などの写真を十数年前にまとめた資料の一部を先日送ってくれましたが、偶然その日に、丹波市在住の足立頼昌氏がご自身の句集2号「良夜」を送ってくれました。

  

7_081514

この写真は日本伝統俳句協会7月のカレンダー(上部分)です。

  

7月旧暦の呼称「文月」に因んで、次のとおり写真で紹介させて頂きます。

  

  

写真や青色の文字をタップして記事をご覧頂けると幸いです。

   

(句集2号「良夜」)

20240704_060425

最初の写真は句集「良夜」の表紙と「丹波新聞社会長の紹介序文」(P3)です。     

 

20240704_06060820240704_060634_2

  

  

   

  

(短冊の頁 P11,14&15) 

_060714_111312

足立氏は書家でもあり、高源寺などに自句の扁額を奉納されています。

   

    

  

  

_112459_2

「春」の挿絵と除夜の俳句(P24)
挿絵は丹波市在住の植村八郎氏です。

植村八郎氏の紹介記事(丹波新聞2012.7.30)「故郷の50山『句画集』に 青垣の植村八郎さん」をご覧下さい

   

子・孫から句集発刊に寄せて           

_061432写真は、冬の俳句の最後(P100)と「子・孫から句集発刊に寄せて」の最初の部分です。

  

   

   

_131201

この写真は、「子・孫から句集発刊に寄せて」の美恵子さん(妻)の締めの俳句「年新た夫妻の齢百七十」のページです。

       

    

 「あとがき」(P110~111)

_063048

足立頼昌氏は丹波市俳句協会の設立に尽力した方(初代会長)です

現役時代から俳句に親しみ、退職時には芭蕉の「奥の細道」を辿って10日間の旅をされるなど、俳句に対して並々ならぬ情熱を注がれた理想的な俳句生活の凝縮が、句集2号(良夜)の上梓となったことは、真にお目出度く、祝杯の冷やし酒を酌みながらこの紹介記事を書かせて頂きました。

      

因みに、「本との出会い《俳句的生活》」や「芭蕉の足跡・東北《紅葉の名所巡り》」、仲秋の名月」、「俳句《名月・姫路城》」、「本との出会い(1)」、「本との出会い(2)」など俳句HAIKU の記事をご覧頂けると幸いですが、「歳時記」(俳誌のサロン)の「良夜」の例句は、ここをタップしてご覧下さい

      

「芭蕉句碑・文学碑紀行集」

日本の各地を巡って約5百基の句碑などを記録した写真と紀行文なので小田氏の手元のままに埋もれてしまうのは惜しい気がしますが、ご本人は出版するお考えは無いようです。

  

それはともかくとして、同窓会で単に思い出話ばかりでなく、前向きに生きている方々と未来を語り、青春の心を維持して、まんぽ俳句を楽しみ健康長寿を目指したいと思っています。

    

_111504_160559_205528

 

 

最後に、現役時代から俳句を夫妻でエンジョイしていた方の句集の紹介記事「句集《行雲」をご覧下さい。

   

最新の俳句や英語俳句の記事は、青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップしてご覧下さい。