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2024年10月21日 (月)

暮の秋朝の門前飛ばざる蛾

   

大阪・関西万博の期間延長を!《亀の夏至の呟き》」をご覧の上、その思いをシェアして頂ければ幸いです。

    

晩秋や朝の門先飛ばざる蛾

秋の蛾や木片の如うずくまり

秋の蛾や指で弾けば動きだし

塵出しの門に木片秋の蛾ぞ

      薫風士

  

20241021_092852

タイトルと掲句はブログ用の拙句(「まんぽ俳句」)です。 

今朝ゴミ出しに門を出ると、足元に木の小片のような蛾がうずくまっていました。

秋の蝶の保護色・変態に勝る蛾の変態ぶりに驚きました。

秋蝶・秋の蝶 (写真と俳句)」をご覧下さい。

写真をタップ拡大してご覧下さい。

掲句は、「暮」と「朝」を対比させるなど、面白さを出したつもりです。

「蛾」は夏の季語なので「季重なり」ですが、実態に合わせて秋の季語を用いました。

秋の暮」の「暮」は文字通り「夕方」の意味ですが、「暮の秋」は「晩秋」の意味です。

「門前」は「門先」と同じく、「かどさき」と読んで下さい。

   

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