暮の秋朝の門前飛ばざる蛾
(2025.6.7 更新)
「EXPO 25《大阪・関西万博21句》」をご覧の上、その思いをシェアして頂ければ幸いです。
万博や空飛ぶクルマ暮れの秋
この俳句は、空想句です。
晩秋や朝の門先飛ばざる蛾
秋の蛾や木片の如うずくまり
秋の蛾や指で弾けば動きだし
塵出しの門に木片秋の蛾ぞ
(薫風士)
タイトルと掲句はブログ用の拙句(「まんぽ俳句」)です。
今朝ゴミ出しに門を出ると、足元に木の小片のような蛾がうずくまっていて、その保護色・変態ぶりに驚きました。
「秋蝶・秋の蝶 (写真と俳句)」をご覧下さい。
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冒頭の俳句は、「暮」と「朝」を対比させるなど、面白さを出したつもりです。
「蛾」は夏の季語なので「季重なり」ですが、実態に合わせて秋の季語を用いました。
「秋の暮」の「暮」は文字通り「夕方」の意味ですが、「暮の秋」は「晩秋」の意味です。
「門前」は「門先」と同じく、「かどさき」と読んで下さい。
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2025.6.7 更新
投稿: 薫風士 | 2025年6月 7日 (土) 13時53分