俳句《金魚・金魚掬い》
待合室主の人柄金魚にも
白色も仲間外れの無き金魚
(薫風士)
新型コロナウイルスのワクチン接種(5回目)を受けた内科医院の待合室に金魚が飼われていたので、写真を撮り、このブログを書きました。
電力消費を考慮して、夏は熱帯魚にし、冬は金魚にしているそうです。
例句の詳細は青色文字(季語)をタップしてご覧下さい。
金魚にも仲間外れのある如く
(稲畑汀子)
金魚屋の自慢話は子だくさん
(菊地嘉江)
末の子の今の悲しみ金魚の死
(上野泰)
忘られし駄金魚一尾冬に入る
(小倉正穂)
金魚飼ふ竜宮城を設へて
(津川かほる)
哀しくて金魚掬ひの輪に入りぬ
(坊城俊樹)
(宇治重郎)