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2022年11月

2022年11月30日 (水)

俳句《金魚・金魚掬い》

 

待合室主の人柄金魚にも
白色も仲間外れの無き金魚

         (薫風士

 

23213 221129 新型コロナウイルスのワクチン接種(5回目)を受けた内科医院の待合室に金魚が飼われていたので、写真を撮り、このブログを書きました。
電力消費を考慮して、夏は熱帯魚にし、冬は金魚にしているそうです。

 

歳時記(俳誌のサロン)から、気の向くままに例句を抜粋・掲載させて頂きます。
例句の詳細は青色文字(季語)をタップしてご覧下さい。

 

金魚1
金魚にも仲間外れのある如く
        (稲畑汀子)

 

金魚2
金魚屋の自慢話は子だくさん
        (菊地嘉江)

 

金魚3
末の子の今の悲しみ金魚の死
        (上野泰
 

 

金魚4
忘られし駄金魚一尾冬に入る
        (小倉正穂)

 

金魚5
金魚飼ふ竜宮城を設へて
        (津川かほる)

 

金魚掬
哀しくて金魚掬ひの輪に入りぬ
        (坊城俊樹)

 

埒もなく金魚掬へり八月尽
        (宇治重郎)

 

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2022年11月29日 (火)

《蜜柑》(故郷を偲んで)

    

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歳時記(俳誌のサロン)「蜜柑」から、「故郷・故里」に因んだ例句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。

   

    

    

蜜柑1

故郷の名にひかれ買ふ蜜柑かな 

      (浅井千鶴子)

   

手に蜜柑故郷日和授かれり 

       (村越化石)

   

蜜柑2

故里の海の香混じり来る蜜柑 

       (清水和子)

   

蜜柑3

故郷や早生の蜜柑の出荷時 

       (三橋玲子)

   

蜜柑4

包み解く葉付き蜜柑の香りかな 

      (延川五十昭)

     

575筆まか勢《蜜柑の例句》(「古里・故里・故郷」に因んだ俳句)

故里につながる蜜柑ころがれり

       (村越化石)

  

祖父親孫の栄えや柿蜜柑

       (松尾芭蕉

 (注)「祖父親」は「おおじおや」と読みます

   

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2022年11月25日 (金)

俳句《山茶花》

    

山茶花の醜きまでに咲き乱れ

         (薫風士)

  

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掲句は拙宅の手作りの庭の片隅の山茶花を詠んだ拙句です。

  

歳時記(俳誌のサロン)の「山茶花」の例句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。

例句の詳細は青色文字(季語など)をクリック(タップ)してご覧下さい。

    

山茶花

山茶花の盛りとなりし新居かな

        (山荘慶子)

  

山茶花  

山茶花の滅多矢鱈と庭に散る

       松崎鉄之介

    

山茶花

山茶花や祖父の愛せし庭のまま

       (竹内悦子)

  

山茶花

山茶花や鍵たしかめに引返す

       中村房子)

   

山茶花

二階からみて山茶花のさかりかな

      久保田万太郎

   

山茶花

やはらかく散る山茶花の日和かな

        (大坂正)

    

575筆まか勢

  

お茶室のしゞま山茶花散るしゞま

       高木晴子

   

山茶花のここを書斎と定めたり

       正岡子規

   

つくばいに散る山茶花の氷りけり

       夏目漱石

   

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2022年11月17日 (木)

初冬のゴルフに興じ恙無し

  

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タイトルは 、初冬の健康管理月一ゴルフ を詠んだ拙句です。   

相変わらず、ショートパットを外したり、バンカーショットをミスったり、疲れてくると、フェアウエーでもショットをトップしたりダフッたりして、修正方法に気付いたのは最後のホールでしたが、快晴の冬日和にゴルフを満喫して、駄句を口遊みました。

     

・冬紅葉愛でて快音ティーショット 

・冬の空パット外して仰ぎけり

短日のゴルフの一日惜しみけり

  

掲句は健康管理の月一ゴルフで屡々口遊んだ拙句です。

      

「俳句HAIKU」のゴルフを詠んだ次の記事をご覧下さい。

山笑うバンカーショット儘ならず(俳句HAIKU・ゴルフ)

  

まんぽ俳句と川柳《ゴルフ特集》(季語と自然)

   

俳句の鑑賞《冬に入る・立冬・冬立つ》

             

ここをクリックして、パット上達の参考になるサイト:【ビデオ】確実にショートパットを沈める秘訣/回り道しない方法2つ【ゴルフライブ】をご覧下さい  

雑談に、石川遼選手の三井住友VISA太平洋マスターズ優勝が話題になりました。

    

・ウイニングパット沈めて時雨空

   

掲句は石川遼選手が三井住友VISA太平洋マスターズでウイニングパット沈めて優勝を決めた時に時雨空を仰いだ情景を詠んだ拙句です。

      

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2022年11月13日 (日)

クリスマス・聖夜

 

(2024年の記事)    

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下記の俳句は「第10回大人の発表会」のクリスマス会の情景を詠んだ拙句ですが、写真は、その情景やプログラムの一部分です。

(写真はタップ拡大できます。)

   

歌好きの一足早きクリスマス

奇遇ありクリスマス会盛上る

年忘れ大先輩と揶揄されて

年忘れ一期一会の歌仲間

風薫る五月に会はむ歌好きよ

         (薫風士)

  

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久しぶりに家族の忘年会とクリスマス会を兼ねて三田屋本店のランチを頂き、食後2階の「羽衣」における「第10回大人の発表会」のクリスマス会を参観してエンジョイしましたが、いつも超多忙の娘は参加出来ず残念でした。

  

俳句HAIKUの記事「年越やオミクロン株蔓延りて(医療の在り方)」で述べたように、教育制度や医療体制の適正な見直しを関係者が推進してくれることを切望しています。

   

    

  

恙無く「ふれあいカフェ」へ聖夜の日

   

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かかりつけ医の定期的受診の帰路、恙無くマン歩して、民生・まち協など関係者のボランティアによる「ふれあいカフェ-」を訪ね、冒頭の駄句を口遊みました。

   

   

(2022年の記事)

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この写真は、12月20日に弥生が丘コミュニティセンターの入口や廊下に飾られていたリースや展示をスマホで撮ったものですが、俳句投稿の葉書を郵便ポストに投函する際に、「カフェーやよい」でコーヒーを頂きました。

    

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11月11日、「同期の飲み会」に参加した前後の時間を活用して梅田・中之島公園界隈を吟行したところ、街路樹がクリスマスのイルミネーション並木となっていました。

 

歳時記(俳誌のサロン)などから「聖夜」や「クリスマス」の例句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。

例句の詳細は青色文字の季語をタップしてご覧下さい。

   

聖夜1

聖夜劇村人Aの役は吾子 

      (稲畑廣太郎)

   

聖夜2

雪降らす子が出て終る聖夜劇 

      (平田紀美子)

 

聖夜3) 

玻璃越しの眼下に梅田聖夜の灯 

       (橋本靖子)

 

聖夜4

猫の見る猫の番組聖夜かな 

       (田中信行)

  

クリスマス1

クリスマス路面電車は雨に濡れ 

       (南村健治)

 

クリスマス2

友集ひフォンデュを囲むクリスマス 

      (辰巳比呂史)

  

 

クリスマス3

自分へのプレゼント買ひクリスマス 

       (増田甚平)

 

クリスマス4

原宿の街煌めきてクリスマス 

       (田中藤穂)

 

クリスマス5

消灯のナースにメリークリスマス 

        (林徹也)

 

575筆まか勢)《聖夜》

みなとみらい天まで点し聖夜来る

       (岡田文子)

  

ほろ酔ひの一歩に揺らぐ聖夜の灯

      (林 翔)

   

屋台とは聖夜に背向け酔ふところ

      (佐野まもる)

  

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この写真は、マンションで開催されるクリスマス会のピアノの練習をしている孫です。

   

   

わが孫もピアノを弾きてクリスマス

      (薫風士)

   

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2022年11月12日 (土)

冬紅葉・初冬の梅田・中之島界隈等

    

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1111日、同期の飲み会」に参加した前後の時間を活用して、快晴の小春日和梅田・中之島公園界隈を吟行しました。

写真を見ると思わぬ発見があり、俳句の推敲が容易になります

拙句と写真を掲載しますが、貴方も疑似吟行をして頂ければ幸いです

写真はタップ・拡大してご覧になれます。

 

青色の文字(季語)をタップして、歳時記(俳誌のサロン)の連句をご覧下さい。

    

スマホ形初冬(しょとう)の空に白きビル

冬紅葉愛でつつ入りしジュンク堂

冬紅葉白きアーチを覆ふ道

冬日浴び空へ伸ばす手乙女像

冬空へ高き起重機中之島

土佐堀の獅子像阿吽暮早し

初冬はつふゆの入日の反射ビルの玻璃

暮早し並木通りは電飾に

暮早し屋上クレーン暮残り

デパートの明りに陰り冬紅葉

デパ地下のイベントセール日の短か

短日のデパ地下見遣り帰路急ぐ

裏庭の風情それなり冬紅葉

          

「初冬」は「5・7・5」のリズムになるように「しょとう」か「はつふゆ」か、何れかの「詠み方」・「読み方」をします。

暮れ残る」と言えば、芥川龍之介辞世の俳句「水洟や鼻の先だけ暮れ残る」が有名です。    

ここをクリック(タップ)して、「紅葉の俳句と写真集(改訂版)」をご覧下さい

    

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2022年11月 9日 (水)

「季語」と「お題」を考える

 

結社の俳句会などに参加する場合、特定の季題(俳句に用いる季語)が事前に知らされる「兼題」と当日の句会の席で決められる「席題」があるのが一般的です。

 

俳句大会や結社の俳誌に投句する場合、「季語」と「お題」が指定されるとか、特別の季語は指定されなくても「当季雑詠」とか「当季嘱目」が応募句の条件とされますが、年に一度開催のNHK全国俳句大会とか、俳句結社の特別の俳句大会などは、「季語」の指定が無くて「自由」に投句できるのが普通です。

 


テレビの人気俳句番組「プレバト」は、写真を見せて「お題」を提供していますが、お題その物を俳句に詠まず、連想・飛躍した俳句を作ってもOKであり、通常の俳句会とは異なるタレントによるエンタメ俳句会です。

 


ちなみに、11月10日のプレバトで「一歩後退」とか「ボツ」の査定をされた俳句は自由律で失敗した例だろうと思います。 「プレバト 夏井先生の添削を添削する (添削記事特集編)」をご覧下さい。

 


青色文字のタイトルをクリック(タップ)して、「季語」と「お題」に関連する「俳句HAIKU」の下記の記事をご覧下さい。
ご参考になれば幸いです。
各記事を読み終えて元のサイトに戻る場合は、「←」などをタップして「戻る」操作をして下さい。

 

俳句鑑賞「落葉」《第50回三田俳句大会に参加して

 

夕月とスマートフォン (第51回三田市民俳句大会

 

七夕」・「鯉と錦鯉」《季語の考え方・使い方

 

まんぽ俳句」と「川柳」《ゴルフ特集》(季語と自然

 

俳句雑感(6)《季語と切れ字》「猛暑日」と「立秋

 

時雨晴「つくしの里」を吟行す

 

俳句上達のコツ《見たこと・感じたことを5・7・5で口ずさむ》

 

青色文字をタップすると、最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。   

2022年11月 7日 (月)

俳句《暮早し・短日・日短・日の短か》

   
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11月7日は立冬です。

  

   

朝からビデオに録画した「NHK俳句」(Eテレ)を見て「俳句HAIKU」の記事「俳句寸評《鯛焼》」を書いたり、健康管理の散歩や昼寝、庭弄りをしたり、気ままにしていると、すぐ日暮になりました。

夕食後は、ブロムシュテット指揮によるNHK交響楽団演奏の「交響曲第9番二長調」(マーラー作曲)をBS放送で聴きながら、この記事を書きました。

   

短日の健康管理まん歩して

楽しみつ忍耐努力暮早し  

ブログ書き恙無き日や暮早し 

暮早し皆既月食楽しまん

短日や目先ばかり捉はれず

温暖化如何に防ぐや日の短か

トランプ煽動悲し日短か

今日もまた訃報を受けて暮早し

   

掲句は、平穏な日常を願って詠んだ拙句です。

増殖する歳時記」でお馴染みの清水哲男氏が84歳で亡くなられたことを最近知りました

 謹んでご冥福をお祈り致します。

   

キムタクの扮す信長日の短か   

 NHK NEWS WEBによると、「ぎふ信長まつり 武者行列に46万人」の人出があったとの事です。

東京新聞毎日新聞などの記事によると、木村拓哉さん出演の「信長まつり」の行列の沿道には、抽選で当選した15000人の観覧客が詰めかけたとのことです。信長祭りの見物の抽選には、市の人口(約40万人)の2倍を超える約96万人が応募して倍率が64倍に達したとのこと、「キムタクフィーバー」は凄いですね。

朝日新聞の記事に、「俺はキムタクになれないが ・・・」という興味深い記事がありました。「世界に一つだけの花」に通ずる言葉です。

(青色の文字をタップして、リンク記事をご覧下さい。)

   

歳時記(俳誌のサロン)から気の向くままに例句を抜粋・転載させて頂きます。

例句の詳細は青色文字(季語)をタップしてご覧下さい。

 

暮早し

下校の子すぐさま塾へ暮早し 

        (赤松丹山)

  

十字架のささる湖暮早し 

        (吉村玲子)

  

短日1

短日や歳時記見てゐて終りたり 

        熊谷みどり)

  

短日2

短日のデパ地下で買ふ一人鍋 

       (山口マサエ)

  

日短1

忘れ物取りに戻りぬ日短 

        (稲畑汀子)

   

日短2

説明長きビールの試飲日短 

       (布施由岐子)

   

日の短か

隣家よりスープの匂ひ日の短か 

        (鹿間樟)

  

いま置きしものを探して日の短 

       (田中藤穂)

  

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2022年11月 6日 (日)

俳句寸評《鯛焼》(改訂版)

   

俳句は、私的な体験を詩的に口遊み、句作をエンジョイするのも良いと思っています。

  

ここをクリック(タップ)して、「一人連句《俳句と川柳》」をご覧下さい。

  

22116

(写真)

22.11.6 NHK俳句(選者:高柳克弘氏)・TV画面の一部分です。

写真をタップ・拡大して入選9句をご覧下さい。

       

今朝のNHK俳句を見て、ふとこの記事を書くことを思い立ちました。

作者と句作の場を共有していなければ作者の思いどおりの俳句の解釈をすることは出来ませんが、敢えて寸評を試みました。

  

句作・推敲の参考になれば幸いですが、作者からコメントを頂ければ最高です

歳時記(俳誌のサロン)の「鯛焼」の例句はここをクリックして、ご覧下さい

   

鯛焼も加へ避難所夜のまどゐ

                   (新井知世)

   

一席のこの俳句の「まどゐ」は「団居」のことで、「惑い」の意味ではありません。

作者は避難所のボランティア活動などをしているのでしょうか?

作者自身が避難している場合には、「避難所に鯛焼もあり夜の団居」とでも表現するのでしょうね?

   

・成長痛のズックの囲む鯛焼屋

       (村松正敏)

   

この句は「字余り」・「7-7-5」の破調です

子供たちの成長ぶりを鯛焼屋さんが詠んだ俳句でしょうか?

  

たとえば、「鯛焼に忘るズックの成長痛」とすると、

破調の抵抗感も無くなり、子供が足の痛みを忘れて鯛焼を美味しそうに食べているのを母親などが詠んだニュアンスになるでしょう。

  

「鯛焼や忘るズックの成長痛」とすると、

作者本人が鯛焼きの美味さに足の痛みを忘れるというニュアンス(作者が成長盛りの頃の思い出を詠んだ俳句?)になると思います。

  

助詞「に」と「や」で俳句のニュアンスが異なる例句として参考になるでしょう。

  

いずれにせよ、「俳句は好き好き」・「選は創作なり」です。

子規の忌や俳句HAIKUに明け暮れて」をご一読下さい。

    

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2022年11月 2日 (水)

錦秋の深田公園(写真俳句集)

    

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冒頭の写真は、2024.12.1に撮った、紅葉の見頃を過ぎたものです。

  

紅葉狩りに遠出をしなくても、「健康管理のゴルフ」や漫歩で「花と緑の街」の錦秋の紅葉狩をエンジョイしています。

  

とは言っても、京都の紅葉の名所を満喫する吟行をしたいと思っています。

2022年の11月1日は秋雨でしたが、2日は朝から秋日和となり、「錦秋」の「ひとはく」周辺の深田公園を散歩し、我が街讃歌駄句を口遊みました

          

錦秋の花と緑の街まん歩

メタセコイア磴の眼下の黄葉かな

玻璃の壁池の細波紅葉映ゆ

水澄みてアートの池に映ゆる空

紅葉映ゆアートの池やホロンピア

太極拳向かふ玻璃壁紅葉映ゆ

風に舞ふメタルアートに映ゆ紅葉

ひとはく」の新館開き秋高し

秋晴や遠足の子等「ひとはく」に

紅白の帽子の列や秋の園   

秋麗ローラースケート公園へ

  

先々月、「プレバト《金秋戦2022》の俳句を考える」という記事を書きましたが、「錦秋」の深田公園の朝の「まん歩」をして、句作をエンジョイしました  

拙句を前座に掲載しますが、俳句は好き好きです

写真を掲載しますので疑似吟行をして頂けると幸いです 

「金秋」と「錦秋」の違いは、ここをクリックして「WNウエザーニュース」をご参照下さい  

「秋晴や」は「あきばれや」と読まず「しゅうせいや」と読むと、「秋声や」と同音異義になります。

いずれにせよ、「遠足」が晩春の季語とされていますので、掲句は「季重なり」になりますが、ブログ記事用に敢えてありのままに詠みました。

著名俳人の『季重なり』俳句集」をご覧下さい。

  

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2022年11月 1日 (火)

初霜・霜柱

 
今年も早、11月(霜月)になりました。
 
霜柱踏みてストレス発散す
       (両角富貴)
 
掲句は歳時記(俳誌のサロン)「霜柱2」から抜粋・掲載させて頂きましたが、「霜柱」の例句の詳細はここをクリックしてご覧下さい
 

初霜や愛犬伏して解けし跡
初霜やあるがままの身諾ひて
霜柱踏み愛犬と丘の径
街角の更地煌めく霜柱
町旧りて更地遠近霜柱

       (薫風士)



我が「花と緑のニュータウン」も今やオールドタウンとなりましたが、世代交代・新陳代謝が進んでいます。

今朝は朝から秋雨が降っていますが、掲句は愛犬チュヌと丘の径や遊歩道を散歩した思い出の拙句です。
ここをクリックして、「霜・初霜」《犬の俳句集》をご覧下さい

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