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2023年7月

2023年7月31日 (月)

神戸どうぶつ王国 《真夏日の吟行》

  

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729日、「弥生まち協 多世代交流日帰りバス旅行」に参加して、舞子公園を見物し、その後、ポ-トアイランドにある神戸どうぶつ王国を訪ねました。

   

冒頭の写真は、園内ガイドマップと参加者に配られた「神戸どうぶつ王国」のパンフレットの一部分です。 

ここをクリックして、神戸どうぶつ王国・パークガイドをご覧下さい。

神戸どうぶつ王国は昨年12月に環境省から「認定希少種保全動物園」に認定されています

  

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持参のサンドウィッチとおにぎりの弁当を二階の「弁当持込エリア」で食べてから、「風のスタジアム」でバ-ドパ-フォ-マンスを見ました。

その後、園内を散策しましたが、珍しい動物や植物を目の当たりにして、つい、時間の経つのを忘れるほどでした。

  

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名も知らない珍しい動物や植物を俳句に詠むのは至難の技ですが、自分なりに見たまま「まんぽ俳句」を口遊み、エンジョイしました。

薫風士のスマホ写真をタップ拡大してご笑覧頂き、写真と拙句を対比して間違いに気づかれた場合には、ご指摘頂けると望外の喜びです。

       

炎天下輪潜り巧み白鸚鵡

真夏日の園の飛翔や鷹の芸

片陰の砂にごろ寝は狼か

炎天下プレ-リ-ドッグ岩の上

ビーバーはごろ寝暑さに顎を出し

ホースライド日陰の親を振返り

緑蔭に豚も腹這ふ昼下り

駱駝とて暑さに勝てずごろ寝して

川獺も夏陽避けるや岸に沿ひ

何を撮る日焼けの腕に大カメラ

葦見れば川獺の顔夏の池

薄衣を背に羽織るごとマレーバク

車椅子ベビーカ-行く夏の園

熱帯の森が主人や夏館

熱帯の森巡り行く夏着客

夏着客インコとアロー呼び交はし

ハシビロコウ見落としたるか夏の園

冷房の熱帯の森車椅子

熱帯の森の冷房心地良し

夏シャツの客を見物ナマケモノ

白シャツにウンチかけるなナマケモノ

夏の園人馴れしたるオウギバト

緑蔭にシロムネオオハシ動かざる

冷房に疲れ癒すや帰路のバス

猛暑日のガイド・運転謝し拍手

冷酒酌む一日の旅を無事に終へ

        (薫風士)

 

青色文字(季語など)をタップすると、「歳時記(俳誌のサロン)」や「575筆まか勢」の例句やリンク記事をご覧になれます。

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事のタイトルが表示され、この「俳句HAIKU」をタップすると最新の全ての記事のタイトルが表示されます。

   

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2023年7月30日 (日)

舞子公園《真夏日の吟行》

  

(2024.6.9 文字化け等修正しました。)

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7月29日に「多世代交流日帰りバス旅行」に参加し、舞子公園を散策しました。

冒頭の写真は参加者に配られたパンフレットの一部分です。

最後に掲載している写真をタップ拡大してご覧になり、疑似吟行をして頂けると幸いです。

  

舞子海上プロムナード」に初めて上がりました。海面から50mほどの高さにあり、一見の価値がありましたが、写真ではスリルを味わうことが出来ません。

写真を見ながら「まんぽ俳句」をご笑覧下さい。

  

夏潮を真下に渡る丸太かな

アイス売る海上喫茶おみくじも

夏潮の明石大橋自撮りの子

明石大橋仰ぐ彼方や夏の雲

大橋の鎖に掛かる夏の雲

夏空や孫文偲ぶ移情閣

炎天下明治天皇偲ぶ歌碑

夏帽子日傘行き交ふ舞子浜

       (薫風士)

     

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事のタイトルが表示され、この「俳句HAIKU」をタップすると最新の全ての記事のタイトルが表示されます。

  

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2023年7月23日 (日)

大暑の名古屋場所《元気》

  

満席の観客に沸く名古屋場所 

          (薫風士)

掲句はブログ用「まんぽ俳句」です。

  

 (2024.7.29 更新)

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写真は、NHK-TV 画面一部分です。

   

横綱照ノ富士が大関琴桜に負けて2敗となり、優勝決定戦で平幕の隆の勝を制し10回目の優勝を達成しました。

春場所で優勝した尊富士は怪我で十両に転落し、名古屋場所も休場です。

  

(2023.7.23の記事) 

元気の気句友と分かつ猛暑かな

大暑とて読者に贈る元気の「気」

          (薫風士)

  

梅雨明け後の7月23日は、「大暑」で文字通り各地が猛暑日になり、熱中症警戒アラートが出ている地域もあります。   

722_103917暑中見舞に貰った葉書の写真をご了解得て掲載させて頂きます。

  

元気をシェアして頂ければ幸いです。

  

ブログ用の俳句擬きの拙句を掲載しますが、季語(青色文字)をタップして、歳時記(俳誌のサロン)の大暑の例句をご覧下さい。

    

自戒すや短気は損大暑の日

耳が遠くなり視力も衰え、短気になりがちなので自戒しています。 

  

大相撲・名古屋場所の俳句を詠みました。) 

  

敢闘の気迫相撲や名古屋場所

痛ましや肩に包帯名古屋場所

包帯を巻きて踏ん張る名古屋場所

元気ない力士は怪我か名古屋場所

この一番気力出し切り名古屋場所

優勝の力士の涙名古屋場所

技冴ゆる体力気力名古屋場所

  

横綱や大関が怪我で休場し、優勝争いは混戦状態で千秋楽を迎えましたが、関脇豊昇龍が優勝決定戦で北勝富士を制し、初優勝をしました。

   

目に余る体重依存大相撲

           (薫風士の川柳)

   

秋場所気魄一閃豊昇龍

      薫風士

  

2022年の名古屋場所は逸ノ城が優勝しましたが、その後は怪我なのか、不調でした 

  

豊昇龍の大関昇進後の活躍を期待していますが、体重依存の関取が多く、怪我をしやすい相撲界の現状が懸念されます。

 

豊昇龍には、大関昇進の「口上」のとおり「気魄一閃の精神」で稽古を積み、怪我をしない技を磨き、秋場所で文字通りの「大関相撲」を見せてほしいものです。

    

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写真は、日本伝統俳句協会のカレンダー

(7月前半と後半)です。

     

写真をタップ拡大して、カレンダーの掲載句をご鑑賞下さい。

    

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧になれます。

  

2023年7月12日 (水)

万緑と青田《丹波竜の里・化石工房吟行俳句》

   

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梅雨の晴間の7月11日に、丹波竜化石工房「ちーたんの館」と丹波竜の里を吟行しました

  

  

「ちーたん」の由来は、係の方のご説明によると、次の通りです。

ちーたんの「ち」は地層・いのち、「-」は永遠・永く、「たん」は丹波・誕生を意味し、

体は、しましま地層模様、化石のアップリケを付けている。

(冒頭の写真参照)

  

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現地を訪問できない方は、写真をタップ拡大してご覧になり、疑似吟行をして頂けると幸いですが、ご参考までに拙句(ブログ用まんぽ俳句)を掲載します。

   

梅雨晴の恐竜の里訪ねけり

万緑の中の館の丹波竜

恐竜の化石の展示夏館

ちーたんの館の冷房心地よし

丹波竜の里へ青田の峡の道

風涼し化石探しの実習場

万緑に巨像肌色丹波竜

恐竜の歩幅の標(しるべ)青田道

恐竜の遺蹟隠すや今年竹

丹波竜の化石遺蹟や青田風

万緑の流れの化石丹波竜

白鳥の器に下ろし夏大根

白鳥の器に薬味冷酒酌む

  

花ふじ」で昼食を食べて、ミニ句会をしました。

  

青色文字(季語)をタップすると、歳時記の例句やリンク記事をご覧になれます。

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事のタイトルが表示され、この「俳句HAIKU」をタップすると最新の全ての記事のタイトルが表示されます。

  

   

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2023年7月 6日 (木)

俳句《今年竹・若竹》

    

句友に貰い鉢に移植した黒竹の筍が1本根付き、若竹に成長しました。

   

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写真をタップ拡大して、ご覧下さい。

  

雨に濡れた黒竹に蝶々が何故か長い間じっと縋りついていました。   

  

青色の文字をタップすると、リンクした関連の記事をご覧になれます。

       

鉢植の黒竹飾り星祭

星祭弥栄祈る俳句かな

鉢植に一廉に伸び今年竹

若竹を鉢に吾庭に松

若竹の節に光るや雨雫

黒竹の細き若葉に雨滴かな

黒竹に縋り付きたる夏の蝶

          (薫風士

    

歳時記(俳誌のサロン)から気の向くままに「今年竹」や「若竹」の例句を抜粋・掲載させて頂きます。

例句の詳細は青色文字(季語)をタップしてご覧下さい。

    

若竹

若竹や夕日の嵯峨と成にけり

         (蕪村)

  

若竹

若竹の伸びに驚く旅帰り

       (大久保白村)

  

今年竹

心見に雀とまれや今年竹

       (正岡子規)

 

今年竹

月光をあびて伸びゆく今年竹

       (山下由理子)

 

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事のタイトルが表示され、この「俳句HAIKU」をタップすると最新の全ての記事のタイトルが表示されます。

 

2023年7月 4日 (火)

俳句《りんどう・竜胆》


702_173239寄せ植えの鉢に昨日竜胆が咲きました。
白い花ですが、写真のように多少ピンクがかっています。

 


 

寄せ植えの白き竜胆紅仄か
          (薫風士)

 


「歳時記(俳誌のサロン)」や「575筆まか勢」から「竜胆」の俳句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。
例句の詳細は青色文字をクリックしてご覧下さい。

 


竜胆1
龍胆の色の深さや那須連山

       (須賀敏子)

 

竜胆2
竜胆や気持にことば追ひつかず

        (田村園子)

 


575筆まか勢
竜胆や朝はきらめく白馬岳

       (水原秋櫻子)

 

ここをクリックすると、「日本の山岳の俳句」(575筆まか勢)の俳句をご覧になれます。

 

青色文字の「俳句」や「haiku」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事のタイトルが表示され、この「俳句HAIKU」をタップすると最新の全ての記事のタイトルが表示されます。

2023年7月 2日 (日)

俳句《葱坊主》

      

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(写真)

「カラー図説 日本大歳時記」

および

合本 現代俳句歳時記」

  

葱坊主は春の季語です。

写真をタップ拡大して、季語の解説と例句をご覧下さい。

     

歳時記(俳誌のサロン)から気の向くままに葱坊主の例句を抜粋・掲載させて頂きます。   

例句の詳細は青色文字(葱坊主)をクリック(タップ)してご覧下さい。

   

葱坊主1

葱坊主折れたり老いは確実に

       (井手由紀江)

  

葱坊主2

カルデラの中の段畑葱坊主

       (陣野今日子)

  

葱坊主3

葱坊主脳の萎縮はひとごとに

      (卜部黎子)

      

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事のタイトルが表示され、この「俳句HAIKU」をタップすると最新の全ての記事のタイトルが表示されます。

    

2023年7月 1日 (土)

俳句《グラジオラス》

   

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先日、手作りの庭にグラジオラスが2~3本咲いているのに気付きましたが、作夜からの風雨に残念ながら1本は折れていました。

「昨夜」は、俳句では「よべ」と読み、5・7・5の定型リズムにすることがよくあります
  

グラジオラス昨夜の風雨に曝されて

        (薫風士)

  

歳時記(俳誌のサロン)から気の向くままにグラジオラスの例句を抜粋・掲載させて頂きます。

  

段段にあらはす闘志グラジオラス

       (渡辺知美)

  

グラジオラス笑い広がる病室に

         (中崎敞子)

 

青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップすると、それぞれ最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事のタイトルが表示され、この「俳句HAIKU」をタップすると最新の全ての記事のタイトルが表示されます。