(2024.7.18 更新)
冒頭の写真は、H3打上げ成功のNHK-TVニュース画面の一部分です。
「だいち4号」打ち上げ成功おめでとう‼️
2024年4月9日から2泊3日の「おとなび」のツアーで種子島と屋久島を訪ねました。
旅程は、最後の写真(日本旅行 おとなび のパンフレット一部分)をタップ拡大してご参照下さい。
さくら号の瞬く車窓花惜しむ
山陽新幹線はトンネルが多いので、車窓の桜は瞬く間に過ぎ去りました。
これまでに「さくら号」に乗ったのは2回程と思いますが、列車の仕様に「桜」を連想させるものは見当たりませんでした。
おとなびの弁当美味し春の旅
(薫風士)
博多駅で配ってくれた弁当は結構美味しく頂きました。
種子島宇宙センターや千座の岩屋(ちくらのいわや)などの写真や拙句(観光スポット紹介の「まんぽ俳句」)を順次掲載します。
この記事が旅の思い出や擬似吟行の何らかのご参考になれば幸いです。
青色文字(季語など)をタップすると、歳時記の例句やリンク記事をご覧になれます。
高速船唸るうねりや春の潮
ジェットフォイルが時々うねる大波に抵抗するかのように、ゴトゴトと唸って揺れました。
火縄銃構へば窓に春日射す
種子島鉄砲館の重い火縄銃レプリカを構えて拙句を口遊みました。
「春日射す」(はるびさす)は、「春の日矢」(はるのひや)に表現を替える方が面白いかも知れませんが、俳句は好き好きです。
春潮や岩の形は象の鼻
春の海象の水飲みてふ奇岩
春潮にサーフィンの影三つ四つ
種子島いわさきホテルの部屋の窓から春の海を眺めると、「象の水飲み岩」という大岩(山?)があり、その近くにサーフィンをしている人がいました。
「てふ」は、「と言う」意味の古語で、「ちょう」と1音で読みます。
「波乗り」(サーフィン)は夏の季語です。
(写真)
種子島いわさきホテルの夕食のメニューと前菜
南国や酒は焼酎春の宿
求めしは甘き日本酒春の旅
胃無き身の入れ歯無念や春夕餉
(薫風士)
老人が多い「おとなび」の食事は、入れ歯でも食べられるように、「量より質」を重要視してほしいと思います。
種子島宇宙センターは世界一美しいロケット発射場とのことですが、納得しました。
春風や撮影禁止管制棟
「入る」は「いる」と、「5-7-5」のリズムで読んで下さい。
ガイドさんの解説によると、引潮の絶好のタイミングに千座の岩屋を訪ねたのは非常にラッキーで、「千座の岩屋」のこんな奥まで入ることが出来たのは珍しいとのことでした。
岩屋の中から見る風景のみならず、外側の岩も見る角度や視点によって、色々な形に見えて連想が浮かび興味がつきませんでした。
「千座」(ちくら)は、「千人が座れる」と言う広さを意味するとのことです。
岩屋より一期一会の春の潮
春光や千座岩屋の細波に
(薫風士)
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