「東北忌・3.11」に思うこと

     

 2022年3月12日に、ウクライナ紛争について「已むに已まれぬ思い」を俳句に詠み、記事を書きました。

  

青色文字をクリック(タップ)して、血に染むなドニエプルてふ春の川」や春一番この発言はおぞましき」をご覧下さい。

 

世界の膨大な軍事費が地球上の防災やインフラ整備・福祉のために使えるように、世界の為政者や有識者が良識を発揮率先行動してほしいものです。 

宗教と科学の融合」をご覧下さい。

    

戦争防止のために、皆さんと共に地道な活動を続けたいとの思いから、

俳句を通じて世界平和を!World peace through haiku!」をキャッチフレーズにしてささやかなブログを書いています。

       

風船は命の数よ東北忌 

       (江口靖子)

   

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掲句は20HIA俳句大会現代俳句協会賞受賞句です。

  

   

東日本大震災死者・行方不明者は1万8千人以上です。

  

  

1923年9月1日に起こった関東大震災では死者・行方不明者は10万人以上に及び、9月1日は「防災の日」と定められていますが、俳句の季語として「震災忌」と呼称されることがあります。

「東北忌」は、「3.11」として悼み継がれ、歴史に残るでしょう。

     

 

大地震や津波・原発事故などの犠牲になられた方々、生き残っても今もなお苦しんでおられる方々のことを思うと胸が痛みます。

 

遺族の方々に謹んでお悔みとお見舞いを申し上げます。     

        

日本漢字能力検定協会が発表した「今年の漢字」は「」です。

   

阪神・淡路大震災の犠牲者は6,434人でしたが、南海トラフ巨大地震・津波が発生すれば死傷者の数や復興費用は東日本大震災の数倍~数十倍になることが懸念されています。

   

大地震や大津波などの自然現象は抑えることはできませんが、

戦争の発生は人為的に抑えることができるでしょう。

   

天災が人災になることは防がなければなりません。

      

世界の民衆は平和を願っているのに、

我欲・権力欲の塊のような為政者やその支持者が戦争の原因となる人種的対立や宗教的対立を煽り、膨大な軍事費による浪費を正当化していることは悲しいことです。  

      

語り継ぐ三一一や春の海  

去年今年八十路の夢白寿まで 

                     (薫風士

   

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皆さんが薫風士の思いをシェアして世界に発信してくれると有難いです

  

   

笑みを生む木喰仏虫集く 

      (木下さとし)

       

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