コロナ禍や梅雨の車窓の富士惜しむ (写真俳句)

   

コロナ禍や客足疎ら梅雨の駅

(通勤時間帯ではありません。)

 

黒南風やコロナ禍に乗る「ひかり号」

(新型コロナウイルス感染を警戒して座席を選びました。)

 

テロップにコロナの注意梅雨光

(テロップと車掌の巡回でコロナ感染予防の注意を促していました。)

  

微睡みて目覚めし車窓梅雨の富士

(タイミングよく目が覚めました。)

   

富士川やの茂る河川敷

(「葎」も「茂る」も夏の季語ですが、重ねて強調しています。)

  

E席に覚めて憂ふや大出水

温暖化のせいか、異常気象が常態化しています。)  

   

夏燕飛び交ふ富士や雨催ひ

(「燕」は春の季語とされています。)

  

E席やスマホカメラに夏燕

(スマホでタイミングよく燕の飛翔を撮りました。)

   

梅雨靄を透かし車窓に富士の峰

(雲の上に富士山が薄っすら見えました。)

  

梅雨曇マスク姿の黙々と

(駅でも街でも皆マスクをしていました。)

  

片隅に消毒液や梅雨の駅

(新横浜駅では置いてある消毒液で手を消毒し、ホットしました。)

  

コーラスの稽古もマスク梅雨晴間

(通りすがりのコーラス練習風景です。)

  

コロナ禍の店に行列梅雨晴間

(人気店には若者が順番待ちしていました。)

     

写真をクリック・拡大してご覧下さい。

橋の上空を夏燕が5羽も飛んでいます。

この橋は富士川のJR東海道本線富士川橋でしょうね?

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