( 2025.1.22 更新)
冒頭の写真は、1月4日未明の俳句HAIKU 記事へのアクセス累計ですが、「1,234,888」と、縁起の良い数が並んでいます。
この写真のとおり、令和5年1月17日現在の俳句HAIKUへのアクセス累計は、やはり、縁起の良い数字「880,770件」でした。
(青色文字をクリックすると、リンク記事をご覧になれます。)
2023年の初場所は横綱照ノ富士が11月の九州場所に引き続き怪我で休場し、関脇に陥落した正代も不調で今場所の大関復帰はならず、大関貴景勝が踏ん張らなければ大相撲人気の将来が懸念されましたが、よく踏ん張って大関の意地を発揮し、すくい投げで平幕琴勝峰との相星決戦を制し、3度目の優勝を果たしました。
初場所の横綱欠けし揃ひ踏み
初場所の人気の響き大拍手
初場所や瞬時の静寂立会に
初場所や技と気迫の鬩ぎ合ひ
初場所や中日の最後気迫満つ
初場所や一人大関意地見せて
「大相撲の俳句(初・春・夏・秋)」をご覧下さい。
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2019年1月20日は大寒、平成最後の初場所も中日となり、天覧試合をテレビで見ながら口ずさみました。
大寒や天覧相撲熱気満つ
初場所に柔和な笑顔ご天覧 初場所や一人横綱仁王立ち
「俳誌のサロン」の「初場所」の俳句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。
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初場所や赤子のごとく投げられし
(今瀬剛一)
初場所の蒙古襲来治まらず
(大橋晄)
初場所や巨漢ころりと土俵下
(新実貞子)
怪我で休場が多く異例の「激励」をされていた横綱稀勢の里は3連敗して引退に追い込まれ、天覧相撲に出場できずさぞ無念だったでしょう。鶴龍も怪我で欠場、白鵬は圧倒的な強さで10連勝していましたが怪我の再発で3連敗し休場、横綱全員休場する異例の千秋楽になりました。
関脇の玉鷲と貴景勝の優勝争いが注目されましたが、貴景勝が大関豪栄道に敗れ、玉鷲が念願の初優勝を達成しました。
2年前の秋場所では日馬富士が一人横綱で頑張りましたが、同年11月に暴力問題の不祥事で引退に追い込まれました。
関取の怪我が多いのは関取自身の稽古不足や技の未熟さもあるでしょうが、そればかりではないと思います。
相撲界の事情は知りませんが、伝統を重んじつつ組織の在り方や会場設備(土俵の高さ)などの近代化を図る必要があるのではないでしょうか?
社会全般に「働き方改革」が検討されていますが、相撲界も若者がもっと相撲に魅力を感じるように改善をしなければ相撲の将来が懸念されます。関係者が改善・改革を前向きに検討することを相撲ファンとして期待しています。
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