第51回三田市民俳句大会《夕月とスマートホン》

    

(2023.12.10 更新)

冬紅葉散るや並木の俳句論

  

青色の文字(タイトル)をクリックして、「《冬霧》丹波並木道中央公園」や四季の吟行《三田市》」、「俳句鑑賞『落葉』《第50回三田俳句大会に参加して》」などをご覧下さい。

      

(2018.11.16の記事)

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タイトルにある「夕月」と「スマートフォン」は、2018年11月10日に開催された三田俳句協会主催第51回三田市民文化祭俳句大会の席題ですが、伝統的な「夕月」と現代的な「スマートフォン」を当日投句の席題とされたのは、若森京子会長のご配慮でしょう。 

  

掲出の写真は、大会前の踊り(目に障害のある方)、高得点者受賞の花、東京出張前の時間を割いて挨拶に駆けつけ投句して頂いた三田市長、です。

ここをクリックして、森市長ご自身の俳句披講の動画 をご覧下さい。

  

ビール注ぐグラスの先に妻の顔

      森哲男

ビール」は夏の季語です。

  

               

参加者(選者も含む)は「夕月」か「スマートホン」かの席題で各人が1句投句し、40句の投句がありました。 

高得点句5句を下記に掲載させて頂きます。

  

もう居ない犬小屋の上夕月夜 

     (桑原政子)

 

夕月やきょう一日の試歩終る 

     (仲加代子)

  

夕月や献上の絹おりし音   

    (出井なつ子)

 

スマートホン持たずに死のう古酒新酒 

     木割大雄

 

文化の日喜寿の手習いスマートホン 

    (木下さとし)

  

選句は一般の参加者は各自3句、選者は5句(?)で投句作者の氏名は得点集計後に発表されました。

筆者の愛犬「チュヌ」が先月永眠しましたので、愛犬家に共感して「もう居ない」の句を先ず選び、「試歩」の句などを採りました。俳句愛好家には愛犬家も多く、「もう居ない」の句は断トツでした。

選者(木割大雄先生)の俳句と拮抗して筆者(チュヌの主人)の俳句も高得点を得たのは名誉なことでした。   

下記のURLをクリックして、「俳句HAIKU」の「チュヌの追悼」をご高覧頂ければ幸いです。

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2018/10/post-76ff.html

      

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