ポーランドの旅(写真と俳句・講演のことなど)

   

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"Trip to Poland (Haiku and pictures; lecture on haiku)"

   

P.S. 2022.3.18

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ウクライナ紛争について、プーチン大統領や世界の指導者が賢明な決断をしてくれることを切望して、「已むに已まれぬ思い」を俳句に詠んだ記事を読んで頂きたく、この P.S.を追加しました。

  

青色文字をクリック(タップ)して、「血に染むなドニエプルてふ春の川」をご覧下さい。

  

祈りつつアウシュビッツの夏の野を      

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掲句はチュヌの主人が俳句講演のためにアウシュビッツを詠んだ俳句です。

   

(写真はクリックすると拡大します。)

(青色文字をクリックするとリンクした解説記事などをご覧になれます。)

  


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Haiku

2018年7月、ポーランドルブリン県の温泉町「ナウエンチュフ」(?)で開催された音楽祭の機会に俳句の講演をしました。

  

    

    

講演のタイトルは「Let's enjoy haiku!」で、「World piece through haiku」をサブタイトルにし、ファン・ロンパイ前EU大統領(日本EU俳句交流友好大使)と写したツーショットを掲載させて戴くなど、「俳句・ハイク・HAIKU」のことを知らない方々が興味を持つような工夫を凝らし、好評でした。   

   

晴れ渡るアウシュビッツや青葉風     

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アウシュビッツ見学の当日は好天気で平和なポーランドを象徴しているように思いましたが、時々耳に唸るように強い風が吹き、「ナチス犠牲者の霊の呻き声」ではないかなどと感じました。

   

           

夏草の鉄路の遺跡貨車一つ
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青嵐ホロコーストの池の灰

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青嵐アウシュビッツの呻き声   

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 クラクフや古都を見下ろす塔涼し

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聖堂の時報のラッパ夏の空

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新装のショパン生家や青葉風

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庭涼しショパン生家のピアノ曲

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ショパンの生家ではショパンコンクールに入賞したピアニストがショパンのポロネーズなどを演奏しました。

         

  

聖堂に響くオルガン夏の宵 

コンサートホールを出でし園白夜
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400年前のパイプオルガンのコンサートがカジミエシュ・ドルニーの教会の聖堂で開かれ、たまたま聴く機会がありました。           

この俳句の講演をした音楽祭ではイタリアなどから来たピアニストなどが演奏しましたが、日本からは片山柊氏(2017年第41回ピティナ・ピアノコンペティション特級グランプリ、併せて聴衆賞、文部科学大臣賞、スタインウェイ賞受賞)がエチュード〜書、俳句、一つの線」(細川俊夫作曲)という興味ある曲などを演奏し、和やかな雰囲気でした。

   

俳句でも音楽と同様に国際交流がもっと促進されることを願っていますが、俳句による人との出会いや音楽との出会いに不思議な縁を感じました。

 

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