折々の《まんぽ俳句》(No.5)「バレンタイン」と「去年今年」

        

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バレンタインデーの由来は、ウィキペディアの解説によると、

「キリスト教の司祭ウァレンティヌス(バレンタイン)がローマ帝国皇帝・クラウディウス2世命令に背いたため、2月14日にルペルカリア祭に捧げる生贄として処刑されたことにある・・・(中略)・・・

皇帝は、愛する人を故郷に残した兵士がいると士気が下がるという理由で、兵士たちの婚姻を禁止したが、婚姻を禁止されて嘆き悲しむ兵士たちのためにウァレンティヌスが内緒で結婚式を行い、その噂が皇帝の耳に入り、皇帝は二度とそのような行為をしないようウァレンティヌスに命令した。しかし、ウァレンティヌスは皇帝の命令に屈しなかった。」

とのことです。

     

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この写真のとおり、2024年2月19日午前0時現在の「俳句HAIKU」へのアクセス累計は1,078,898件と、縁起の良い数字が面白い並び方をしています。

   

若い世代の人々が結婚して子孫を残したいと、未来に希望の持てるように、岸田内閣が聞く耳を生かした政策を推進してくれることを切望していますが、その実現の為には、若者や女性がもっと政治に関心を持ち、政治を我が事として声をあげることが必要でしょう。

 
しかし、大局をわきまえずに1円や2円の類のことばかりに拘り過ぎるとか、人任せにして政治に無関心でいるとか、聞く耳をもった政治家をないがしろにしていると、日本もナチスのような煽動政治家やプーチンとか、誰かさんのようなアナクロ専制主義者に振り回される国になるのではないかと、危惧しています。

 

高邁なことをしているつもりでしていることが公明正大か?

 

物忘れが多くなったからには引退すべきでないか?

 

真に国民の幸せをもたらすことは何か?

  

政治に関わっている方々には、折々に謙虚に自省してくれることを願っています。  

  

夏祭り最後を飾る揚げ花火」の「X」(旧Twitter)に関わる俳句をご一読頂き、薫風士の危惧をご理解の上、その思いを皆さんがシェアしてくれると有難いです。

    

今年のバレンタインデーは幸いなことに、昨年の寒さと打って変わった春の陽気になり、友人が貸してくれた「夏井いつきの 俳句鑑賞の授業」を暖かい縁側で読みました。  

  

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写真は「俳句鑑賞の授業」(PHP研究所2022.1.6発行)の裏表紙にある授業時間の項目部分です。 

  

この本は初心者が俳句に興味を持つように上手く編集してあるな、と感心しましたが、高浜虚子の俳句「去年今年つらぬく棒の如きもの」の夏井先生の解釈が薫風士の解釈と異なり、通説に従っていることに気付き、俳句HAIKUの読者に薫風士の新説に納得して頂くべく、夏井先生の授業時間に合わせて、次のとおり、俳句HAIKU の記事を整理しました。

  

新旧を問わず、俳句愛好家(愛好者)の句作や俳句鑑賞に何らかのご参考になれば幸いです。  

  

青色文字のタイトルをクリック(タップ)して、俳句HAIKUの記事をご覧下さい。

  

(1時間目)

#高浜虚子と坪内稔典(俳句は詠み人・読み人次第

 

(2時間目

#俳句・HAIKU 《言語の壁にチャレンジ

 

(3時間目)

#俳句の文法《助詞「や」と「か」

#俳句の推敲 《老鶯・夏鶯・残鶯・乱鶯

    

(4時間目)

#初鏡と小春の鏡(プレバト俳句の推敲

#『父の日』の楽しい句作と鑑賞:助詞 《や・の・を・も・に・と・は

 

(5時間目)

#俳句・HAIKU 言語の壁を破るチャレンジ(2

 

(6時間目)

#「片陰」(俳句の文法・口語と文語

 

(7時間目)

#俳句の定型とリズム

  

(8時間目)

#虚子の俳句『去年今年貫く棒の如きもの』の棒とは何か

趣味の俳句《作り方・楽しみ方 5つのポイント

俳句の鑑賞:柿(追補版

    

(9時間目)

#俳句《待春

#「敬老の日」「子規忌・糸瓜忌・獺祭忌」に思うこと

 #俳句:故郷の《里芋

         (俳人の人生とその時代の社会や世相を知り俳句を鑑賞する村越化石ハンセン病      

初仕事・仕事始・出初》能登半島地震緊急支援にオスプレイを  

俳句談義(8):「初蝶来何色と問ふ黄と答ふ」《虚子の対話の相手は誰か?    

梅雨晴間綾子生家を訪ねけり

     

10時間目

#虚子の俳句『去年今年貫く棒の如きもの』の棒とは何か

大晦日・大年》(岸田内閣に望む

   

(「まん歩ネット俳句会」1月の投句から)

ああ無常果てなき戦(いくさ)去年今年

       (呑舟)

  

暁に祈る平穏去年今年

      (古達磨)

  

去年今年まんぽ俳句を口ずさみ

密かなる闘志を胸に去年今年

       (薫風士)

   

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俳句は、AI(エイアイ)に頼るのではなく、人が詠んでこそ俳句の価値があり意味があります。

AIには哲学や感情が無く、愛が有りません。

人間には哲学があり、感性があり、愛があります。

俳句に感性を込めて自然や人の営みを詠むのが花鳥諷詠です。

折々に、まんぽ俳句を口ずさみ、花鳥諷詠をして、元気に過ごしたいものです

  

「まんぽ俳句」の「まんぽ」は、一般に使われている「線路の下をくぐるためのトンネル」のことではなく、「散歩」を「万步」や「漫歩」などの掛詞にした、健康長寿を目指す「吟行」を意味する薫風士の造語です。

  

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