(2024.7.12 更新)
6月30日は旧暦6月30日の「御禊」に因んで、新暦でも「御祓」とされています。
(日本伝統俳句協会6月カレンダー後半部分の写真参照。)
「俳句 《夏越・茅の輪》」や「梅雨の亀の呟き《政界の若返りを!》」をご覧下さい。
母の日の孫のくれたるパンの顔
母の日や感謝の会もオンライン
冒頭の掲句は、母の日に孫の成長ぶりを詠んだ拙句や、新型コロナウイルス感染拡大防止の行動制限下に詠んだ拙句です。
平和憲法下の日本で「母の日」や「誕生日」のお祝いを気兼ねなく親子が集まって出来ることは喜ばしいことですが、ウクライナやパレスチナの戦禍に苦しんでいる人々に思いを馳せざるを得ません。
「戦争と平和(俳句と川柳:終戦記念日特集)」や「俳句談義(15):『昭和の日』・『憲法記念日』」をご覧下さい。
結婚祝いに会社の同僚が贈ってくれ、長年使っていた掛け時計がダメになったので、娘が「母の日」や「誕生日」のお祝いなどを兼ねて「からくり時計」をプレゼントしてくれました。
リビングの雰囲気に合わせて時計のデザインを選びましたが、時計の針が遠くからは見えにくいのが難点です。しかし、時報には「ジャズ・スタンダード」や「イージーリスニング」「なつかしの愛唱歌」など34曲もあり、時報が短いのでメロディーに聞き覚えがあっても曲名を当てるのが難しく、毎時の時報をゲーム感覚で楽しんで聴いています。
庭苺孫の作りしアイスにも
母の日の誕生祝ひ孫交へ
母の日の子のプレゼント掛け時計
(2020.5.12の記事)
コロナウイルス拡散防止対策の外出自粛は地域によって段階的に緩和されることになりましたが、特定警戒都道府県では未だ緩和されません。
離れた家族が母の日の感謝の会や誕生パーティなどに集まることが出来ないので、オンラインアプリを活用して凌がざるを得ません。
母の日や面会するもガラス越し
母の日や雛誕生か庭の声
蟻来たる愛犬逝きし小屋の上
初蜻蛉黄蝶も来て舞ひゆけり
アイリスも躑躅も咲きて誕生日
生も死もコロナも摂理風薫る
風薫る庭の手入れや誕生日
掲句は薫風士の生命誕生讃歌です。
我田引水ですが、蝶はもちろんのこと、小鳥や蟻や蜻蛉などが万物の誕生を祝かのように吾庭に来ます。
青色文字の季語をクリックすると、「歳時記」の俳句をご覧になれます。
新型コロナウイルスに対する戦いには全世界の人々がそれぞれの立場で可能な全力を尽くすべきですが、自然の摂理を謙虚に受け入れることも必要だろうと思いながら「まんぽ俳句」や「コロナ俳句」を作っています。
「俳句HAIKU」が読者の慰みや気分転換のお役に立てば幸いです。
新型コロナ拡散防止のために国民が自粛努力している時に、どさくさにまぎれて、与党やその支持者に「三権分立の原則」を覆すような検察庁法改正の動きがあるのは、新型コロナ問題に劣らぬ大問題です。
この動きは、仮に自分たちの政権維持のためにしているのではないとしても、絶対に止めなければなりません。政権維持のためなのか、保身のためなのか、政・官関係者のまやかし発言が多いのは問題です。
物事には両面があり、一方的な是非論・批判は慎むべきですが、「三権分立の原則」のような基本的問題は是非とも堅持しなけらばなりません。
野党やその支持者は、批判する場合には「批判のための批判」と非難されないように、小気味よい批判よりも国民の幅広い理解が得られる条理に基づく冷静な批判や提案をしてほしいものです。
肝心なことは、民主主義・平和憲法下の三権分立の原則に基づく政治・行政・司法などのチェック機能を堅持することです。野党の皆さんには、是非ともそのための責務を果たしてほしいものです。
我々一般庶民は、将来取返しのつかぬことにならないように、「騙されないように」・「誤解している」などと馬鹿にされないように、それぞれの立場で、折に触れて、政治や行政の透明性を要求し、確保して行かなければなりません。
この思いを皆さんでシェアして頂けると有難いです。
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