5月3日は憲法記念日。5月5日は「こどもの日」、「立夏」です。
タイトルの俳句と掲句は薫風士のコロナ俳句です。
裏庭に掛けた巣箱に今朝は小鳥が来て子供の日を祝うかのように鳴いていました。
「巣箱」は春の季語、「小鳥」は秋の季語、「こどもの日」は夏(初夏)の季語とされていますが、敢えて三つの季語を用いて実際の情景を呼んだ「まんぽ俳句」、言わば「備忘録俳句」・「日記俳句」、をタイトルにしました。
「客観写生を唱道した高浜虚子はこのタイトル句について彼の世でどんな句評をするだろうか?」などと、つまらない空想をしたりしています。
「緊急事態宣言」が5月末まで1か月延長されることになりました。
「俳句どころではない。」とつらい思いをされている方々には申し訳ないという思いもありますが、「俳句HAIKU」が読者の無聊の慰みに少しでも役立てられないかとの思いでこのブログを書いています。
ここの青色文字の季語をクリックすると、「立夏」・「夏に入る」の俳句は「歳時記」や「575筆まか勢」で無数にご覧になれます。
裏庭に小鳥の声や夏めきて
蔓延のコロナ滅びず夏に入る
イベントのキャンセル続き夏来たる
夏場所はコロナに負けし大相撲
コロナ禍や遊具封鎖の子供の日
五歳児は数字大好き子供の日
五歳児もゲーム考案子供の日
この子らに幸多かれと子供の日
ブラスバンド立夏の空へ高らかに
幼子の自転車自在夏に入る
5歳児もペダルに立ちて立夏かな
この子らに未来託すや子供の日
コロナ禍に平和憲法祝ふ老
旗一つ立夏の街の裏通り
5月5日現在、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染者は全世界で350万人を超え、日本は1万5千人超にまでなり、感染拡大は続いています。
感染拡大の収束を祈ることしか出来ない老の身には「俳句HAIKU」を書くことはせめてもの慰みですが、読者の慰みにもなれば望外の喜びです。
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