(2024.9.16 更新)
牛歩して亀の呟き風薫る
アナログも静止画も良し風薫る
断捨離に卒婚するや風薫る
薫風や聞き手の気持ち如何なる
カラオケで鍛へしリズム風薫る
薫風や音痴も楽し句を口に
風薫る同名ありきのど自慢
断捨離を知るや吾庭の風薫る
風薫る世界カメの日庭手入れ
紙風船飛ばし祈るや風薫る
アナベルや呉れし三本挿木にす
薫風や俳句と言へば薫風士
薫風や来たれ吾庭に!俳句好き
(薫風士)
5月23日は「世界亀の日」です。「コロナ禍や狭庭の亀の松の芯」をご覧下さい。
「《亀の呟き》大阪・関西万博に望むこと」をご覧下さい。
俳句の鑑賞にとどまらず、折々に「まんぽ俳句」を口ずさみ、俳句の楽しさを実感して頂きたく、記事やタイトルを更新しました。
カラー図説日本大歳時記の青嵐や薫風のページの写真をタップ拡大して、例句や解説をご覧下さい。
薫風や我が誕生を祝ふ庭
薫風や吾庭に来たる俳句好き
ビニール袋隅に飛ばすや青嵐
今日の風は、薫風ならぬ青嵐の強さがありました。
ランチにもフル-ト演奏風薫る
(薫風士)
写真は誕生祝のランチを食べたレストランのフル-ト演奏と、「三田屋本店」の庭です。
今年のOB会は会場が大阪駅前すぐの所でしたが、受付時間に余裕があったので周辺を漫歩して「まんぽ俳句」を口遊みました。
「口遊む」は「くちずさむ」と読んで下さい。
俳句HAIKUへの5月8日朝8時半のアクセス累計が「101」となり、懐かしい楽団の名称「101ストリングス」を思い出す一寸面白い数字だったので、PC画面を掲載します。
「俳句鑑賞 《蕪村の俳句「薫風や」は面白い》」をご覧下さい。
「チュヌ」はサモエド犬なので真白な長い毛がふさふさとしています。行き交う人は「これから暑くなって大変ですね」と声を掛けてくれます。
老犬を手押し車に乗せて買い物や散歩をしている老女を見かけますが、チュヌの主人は元気にチュヌの散歩をして、天寿を全うすることを願っています。
薫風や心のゆとり保ちたし
恙無きまんぽの日々や風薫る
薫風や労りの声愛犬に
犬の乗る手押し車や風薫る
愛犬と見下ろす街や風薫る
薫風やゴルフコンペへゴルフ駆る
漫歩して腰痛予防風薫る
薫風や歯科医の窓へ子等の声
賽銭の五円の音や風薫る
「五円」は「御縁」の連想・掛詞のつもりです。
掲句はチュヌの主人(薫風士)の前座的俳句です。
季語が「薫風」と「風薫る」の俳句をインターネットの歳時記(俳誌のサロン)からランダムに抜粋・掲載させて頂きます。
(青色の文字をクリックすると例句の詳細や解説などご覧になれます。)
(薫風1)
(与謝蕪村)
薫風を連れ虚子館の扉押す
(山田弘子)
(薫風2)
薫風や遠くに牛と白い雲
(小島とよ子)
薫風や軸に蕪村の翁像
(曷川克)
(薫風3)
薫風や犬の鼻先よく動く
(柴田久子)
薫風に押し戻されてナイス・オン
(鷹羽狩行)
(薫風4)
薫風の窓辺よろこぶ赤子かな
(本杉千保子)
薫風や子の号令の朝ごはん
(太田佳代子)
(薫風5)
薫風や仮設の村に一輪車
(松嶋一洋)
薫風や母が支へて父の腕
(德田千鶴子)
(風薫る1)
踏みならす橘橋や風かをる
(正岡子規)
弾みたるボール追ふ犬風薫る
(多田節子)
(風薫る2)
歌ひつつ音符書く子や風かをる
(大上武)
島に建つ仮設住宅風薫る
(元永高美)
(風薫る3)
風薫る献血の旗ひるがへり
(高木武人)
風薫るみすゞの詩集読みたき日
(松山正江)
(風薫る4)
モルダウの橋より橋へ風薫る
(白川敏彦)
風薫る曾良の菩提の正願寺
(小澤克己)
(風薫る5)
百歳の余生すこやか風薫る
(岡久枝)
半世紀住み古りし街風薫る
(大橋晄)
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