俳句談義16:「こどもの日」・「母の日」に思うこと。

        

子供の日」と「母の日」にブログを書こうと思っていたが、「俳句談義(15)」で高浜虚子の俳句やオバマ大統領の俳句など、次々に書きたいことを思いつき、安倍首相の米議会における名演説に触れると「政治談議」にもなり日が過ぎてしまった。

お暇があればここをクリックして「俳句談義(15)」を是非ご高覧下さい。

   

歳時記の「こどもの日」の俳句は196句あり、

鯉幟」には352句もあり、鯉のぼり」には195句あった。

その中に、戦時中の母親の苦労を思い起こさせる句があった。

「あの頃も生めよ殖せよ鯉のぼり」 木島茶筅子

  

歳時記の「母の日」(「母の日1母の日2母の日3母の日4母の日5」)には合計約490句もある。

   

その中で興味を惹いたのは有馬朗人氏の俳句母の日が母の日傘のなかにあるである。

   

高浜虚子は「おやをもり俳諧をもりもりたけ忌」という句を作っている(「俳句談義(11)」参照)。

有馬さんの掲句の「母の日」も一種の「掛詞(かけことば)」であり、「同音異義語」・「同綴(どうてつ)異義語(いぎご)」の言葉遊びだろう。

有馬さんの掲句は、文字通りに解釈すると、「母の日」のプレゼントに日傘を贈ったことを詠んだ俳句かもしれないが、「母の日」に、「『母』という『日』すなわち、『私の太陽』ともいうべき「母」が『日傘』の中にいる。」という句意だろう。

もっと穿った解釈をすれば、「『母』なる『母国・日本』は『日米安保条約』に基く『』という『日傘』の中にある」という隠された句意があると言えるのではないか?

「バカなことを言うな」と御叱りを受けるかもしれない。

だが、「俳句談義(6)などで何度も述べているように、「『俳句の解釈』は『創作である』」と思って書いている。ご容赦頂きたい。

   

有馬さんは東京大学の総長や文部大臣科学技術庁長官などの要職を務められた。現在、国際俳句交流協会会長でもあり、俳句を国際的に広め、世界文化遺産に登録されるように努力をされているようである。

俳句に限らず、文化交流を通じて親日家が世界に増え、日本の平和・世界の平和が維持されることを祈っている。

だが、ただ祈っているだけでは望みは叶えられない。

次回は「政治談議」を主にブログを書くことにしたい。

   

   

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