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2024年11月

2024年11月29日 (金)

髙源寺《黄葉の吟行》

  

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紅葉で人気のある丹波市の髙源寺を2024年11月23日の時雨晴に吟行しました。

  

   

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写真をタップ拡大してご覧になり、疑似吟行をして頂けると幸いですが、髙源寺紹介の存問の拙句「まんぽ俳句」と写真をご笑覧下さい。

   

    

時雨晴故郷丹波髙源寺

吟行す雨後の落葉の髙源寺

バイカモの小径ぬかるみ時雨晴

晴れ男迎へ地蔵に落葉降る

苔むした遊化地蔵や時雨晴

足下見て山門仰ぐ落葉坂

手をつきて落葉の磴の高き行く

鐘の音や高き石段時雨晴

足元を確かめ登る落葉径

落葉散る幽霊水鏡の橋

心字池水面に落葉青き空

心字池落葉を底に空映ゆる

扁額の句友の献句黄葉寺

時雨晴御朱印所への列長蛇

賑ふや落葉舞ひ来る猿回し

            (薫風士)  

    

青色文字をタップすると、最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

  

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2024年11月27日 (水)

庭紅葉三田の里の昼餉愛づ

   

この記事のタイトルは、「がんこ 三田の里」紹介の存問の拙句「まんぽ俳句」です。

 

2024年11月24日、花山院にお詣りして吟行した後、「がんこ 三田の里」の庭を愛で、遅いランチを食べましたが、物価高の減量で満足できる食料品などが少なくなっている最近の欲求不満を解消してくれました。

 

ちなみに、「がんこ 三田の里」に予約の電話をすると、最初はAIの対応でした。

     

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2024年11月26日 (火)

《花山院》(紅葉晴の吟行写真集)

 

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2024年11月24日に、三田市にある東光山・花山院にお詣りし、薬師如来や幸せの七地蔵尊などにお祈りしました。

ご参考までに吟行の写真を掲載しますので、疑似吟行をして頂けると幸いですが、紅葉が散ってしまわないうちに花山院を訪ね、実際に吟行をエンジョイされることをお勧めします。

(写真は、タップ拡大してご覧下さい。)

  

鹿子の木の陰に大師や紅葉晴

かごの木の小春の木陰大師像

小春日の木陰の静寂大師像

小春日の平穏謝すや菩薩像

木漏れ日の寛ぐベンチ大銀杏

          (薫風士)

   

掲句は、花山院の一端を紹介する存問の拙句です。

  

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ここをタップ(クリック)すると、富士が丘ポータルサイト作成の「花山法皇の足跡 ~三田市・花山院編~」の写真スポット集(25ヶ所)をご覧になれます。

  

ここをクリック(タップ)して、西国四十九薬師霊場会事務局作成の「花山院菩提寺」の謂れなど、解説記事をご覧下さい。

    

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2024年11月18日 (月)

二の酉や再選されしど根性

 

タイトルは、11月17日の二の酉に因んで詠んだ斎藤元彦知事に対する存問の拙句です。

 

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再選は出直しのスタートであり、真価を問われるのはこれからです。

 

反省の弁を忘れず、県民の期待に応えて、県政の立て直しを実践し、少子化対策の充実に尽力してほしいものです。

  

恙無く七五三祝ぐ四世代

         (薫風士)

   

掲句は多くの方々が切望している夢ではないでしょうか?

 

パワハラ疑惑」や「おねだり疑惑」の払拭をすべく、「短気は損気」ということを肝に銘じて、県民の信頼を裏切ない公明正大な県政を推進されることを切望しています。

  

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この写真は、11月17日に捥いだ吾庭の柚の初物です。

  

我田引水ですが、柚湯で心身の疲れを癒し、相手の立場を思いやる心を養い、「俳句HAIKU 」愛読者の「世界平和への祈り」をシェアして頂けると、幸いです。

  

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これらの写真は、NHK-TV のニュース画面の一部分です。

   

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2024年11月14日 (木)

書写山《小春日の吟行》(写真と俳句)

   

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冒頭の写真は、書写山の登り口です。

掲句は書写山圓教寺などを紹介するための存問の拙句です。

    

朝日差す北六甲道小春かな

バスの窓小春日和の姫路城

  

小春日の慈悲(こころ)の鐘や圓教寺

「カ行」の韻を詠みました。

 

初紅葉映ゆる鐘楼圓教寺

書写山や小春日の差す大菩薩

書写山や平和を祈る堂小春

書写山の小春日和の大講堂

小春日の一隅照す釈迦如来

和を祈る紅葉明りの釈迦如来

圓教寺写経に祈る小春の日

  

蜘蛛の巣の掛かり怒るや鬼瓦

最後の写真をタップ拡大して、蜘蛛の巣が掛かった屋根の鬼瓦をご覧下さい。

   

鬼瓦居並ぶ堂や小春風

食堂(じきどう)の初冬の展示鬼瓦

  

冬浅き十二神将十二態

初冬(はつふゆ)の不動明王憤怒して

    

冬浅き弁慶井戸の水鏡

弁慶井戸落葉ひらめく水鏡

  

書写山より望む小春の播磨灘

ここをクリック(タップ)して、「梅見《世界の梅公園》(写真と俳句)」をご覧下さい。 

  

書写山の小春を愛でつ地酒汲む

ここをタップして、「山田錦の郷(晩秋の吟行写真俳句)」をご覧下さい。

 

初冬の四阿(あずまや)で食むハムサンド

「初冬」は、「はつふゆ」と読んで下さい。「は」の韻をリズムに詠みました。

 

木漏れ日の小春の祠大黒堂

円教寺初紅葉愛で二巡り

小春日の木漏れ日浴びつ書写山を

小春日の奥の院までゆるゆると

観音像幾つ拝しや小春径

       (薫風士)

  

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2024年11月10日 (日)

九谷焼《赤絵の極致》吟行

  

Click here to see “Haiku of Issa and Bashō” in English.

    

面白きコ-ヒ-カップ秋の昼餉(ひる)

陶芸の豆の箸置き秋の昼餉

陶芸展満喫したる秋の昼餉

秋時雨赤絵陶器の美術展

秋時雨帰路は本降り陶の郷

陶の郷ゆるり訪ねむ蛍時

        (薫風士)

  

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掲句は、陶の郷や兵庫陶芸美術館を紹介する存問の拙句ですが、この記事は「陶の郷(秋の吟行)」の続編です。

  

    

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午後は雨が降る予報だったので、観光スポットの登り窯など周辺を見て吟行し、ランチを食べてから兵庫陶芸美術館に入ることにしました。

  

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この記事の美術館展示品の写真は特別展の雰囲気を紹介するためのものであり、ごく一部に過ぎません。

実際に訪れて、本物の「赤絵の極致」をご覧下さい。

   

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2024年11月 8日 (金)

陶の郷(秋の吟行)

    

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時雨前吾を誘ひし陶のチロ

晩秋の畑に池あり親子鯉

野路菊の迎ふ蔵元四代目

野路菊や病にめげず磨く技

時雨催ひ急ぎ陶芸美術館

       (薫風士)

  

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丹波篠山市にある兵庫陶芸美術館の特別展「九谷 赤絵の極致」を見るために、「陶の郷」(すえのさと)へ句友と10月29日に吟行に行ったところ、樹齢5百年のカヤの大木や神社などが無くなっていて、2年前に兵庫陶芸美術館を訪れた際の「登り窯」周辺の風景とは様変わりでした。

   

道に迷い、辺りを見回して目に入った道案内の看板や陶製の「チロ」像の面白さに誘われて坂道を上り、「俊彦窯」を拝見しました。

 

ラッキーなことに、窯主の清水俊彦氏(窯元四代目・俊彦窯初代)のお話を直にお聴きすることが出来ました。

   

冒頭の写真は、俊彦窯蔵元の玄関や登り窯と、石川県九谷焼美術館のパンフレットなどの写真です。

  

「やけてかたまれ火の願い」は丹波焼・俊彦窯先祖蔵元初代からの言い伝えだそうです。

    

興味のある方は、ここをクリック(タップ)して「兵庫陶芸美術館・登り窯吟行(俳句と写真)」に掲載した写真や今度の吟行写真などをご覧になり、疑似吟行をして頂けると幸いですが、実際に現地を訪ねられることをお勧めします。

   

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2024年11月 7日 (木)

山田錦の郷(晩秋の吟行写真俳句)

    

暮の秋酒米処吟行す

短日の工事急ぐや道の駅

明日は冬足湯は未だ工事中

ひつじ穂の朝日になびく米処

に山田錦の誇り知る

黒滝の響きに枯れ葉散りゆけり

秋風や朽ちゆく祠見棄てられ

晩秋やキャベツに潜む雨蛙

仲よしの吟行句会日短か

よかたんや句座の昼餉に新酒酌む

よかたんや牡蠣は広島米は三木

古米とて山田錦の旨さかな

晩秋や歳時記を手に句歴談

歳時記の型崩れして秋暮るる

返り花ベテラン手にす電子辞書

トランプがハリスを制し冬に入る

帰り花トランプ政治如何ならむ

冬に入る日本の未来如何ならむ

新酒汲む世界平和を祈りつつ

立冬や一人連句で憂さ晴らす

       (薫風士)

   

掲句は、11月6日(立冬の前日)に俳句仲間と三木市にある山田錦の郷と黒滝を吟行して詠んだ酒米処紹介の存問句と、11月7日の朝テレビを見て詠んだ憂さ晴らしの拙句(最後の5句)です。

  

山田錦の郷も、大阪・関西万博の観光客などを迎えることを意図して再開発をしているようですが、薫風士の「世界平和への思い」をシェアして頂けると有難いです。

ちなみに、「黒滝」の呼称の謂れは何でしょうか?

ご存じの方があれば、教えて下さい。

    

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2024年11月 6日 (水)

ささやかな秋の昼餉の贅惜しむ (日記俳句)

   

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10月31日、同期仲間の談話会に参加する途次に、大阪中之島にある香雪美術館で開催中の特別展「法華経絵巻 千年の祈り」を見ることにしました。

  

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地下鉄出口近くの案内板をさっと見て大きなビル(中之島フェスティバルプラザ・ウエスト)に入りましたが内装は美的に作られていて、エレベーターもすぐには見つけることが出来ない状態で、ろうろしていると、11時過ぎになり、ランチを食べることにしました。

  

値ごろなレストランがあると思ってエスカレーターで地下まで下りましたが、常連対象の前払いカード制レストランだったので諦めて上階にもどり、レストランを探していると、数量限定の値頃な丼のランチ表示が目に入り、福吉兆に入りました。

  

接待などの予約客対象の高級レストランなので、高い日本酒は断念してビールを飲みながら、丼を頂き、ささやかな贅沢な雰囲気をエンジョイしました。

  

仲間との約束時間まであまり余裕が無くなり、香雪美術館は後日訪ね改めてゆっくり特別展を見ることにしました。

  

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2024年11月 2日 (土)

今の世に言はぬが花か返り花

  

タイトルはブログ用の拙句ですが、句意をどう解釈しますか?

 

俳句は好き好きですが、川柳と異なり、ニュートラルな表現の俳句は鏡のように読み人次第で句意が様々に解釈されます

  

俳句の深よみ《龍の玉》をご覧下さい。

  

かっての封建的村社会的感覚では「言わぬが花」であることも、複雑な多様性の現代では明確に言うべきでしょうが、気を付けて言っているつもりでも、はっきり言うと聞き手次第で「パワハラだ」「セクハラだ」などと誤解されて非難されることもあります。

  

楽しみながら「一人連句」で「まんぽ俳句」や「川柳」を口ずさみ、TPO(time・place・opportunity)に合う表現方法を工夫していれば、いずれ・そのうちに、正確な言葉の使い方が身につくでしょう。

  

継続は力なり」です。

言葉の力」・「俳句の力」《癒し》」をご覧下さい。

  

「俳句HAIKU」をフォローして頂く方々のお役に立てば幸いです。

   

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