庭手入れ朧になりし飛行雲 (コロナ禍不急の五輪開催の是非)
(P.S. 2022.7.21)
「俳句《涼し》死の話」や「言葉の力・俳句の力《癒し》」をご覧下さい。
(2021.4.21)
コロナ禍にオリンピックを何故するの?
(掲句は薫風士の俳句と川柳です。青色文字をクリック(タップ)し、関連のリンク記事や歳時記の「朧」の俳句などをご覧下さい。写真はタップすると拡大できます。)
新型コロナ変異ウィルスの感染拡大により、三回目の「緊急事態宣言」が発出されましたが、「緊急事態宣言」も1年越しで三度目となれば、「何が緊急事態なのか?」と言いたくなります。
「山梨モデル」のような対策が当初からしっかりとられていれば、「緊急事態宣言」と「GoToトラベル」 の繰り返しによる「新型コロナ感染拡大防止」よりも効果的に「経済対策」と「コロナ感染拡大防止」の「両立」が実現出来たのではないでしょうか?
新型コロナ変異ウィルスの感染を完全に無くすることは当分期待できないでしょう。
大都市圏との違いもあり、そのままの適用は出来ないにせよ、「山梨モデル」のような政策を政府として長期的観点で今からでも検討・実施する必要があると思います。
コロナ禍の医療体制が逼迫しているのは過去の医療制度の適応性に問題もあるでしょうが、肥大化・権益化したしたオリンピックを新型コロナ変異ウィルス感染の再拡大のリスクを冒してまで今年(7月23日?)から開催する意義・緊急度がどれほどあるのでしょうか?
何が「不要不急」か、人それぞれの価値観の違いで一概に言えないでしょう。
しかし、コロナ予防ワクチン接種が完了しない限り新型コロナウイルス感染拡大の「リバウンド」が予想されるのに、何故「オリンピック開催の再延期」をしないのでしょうか?
「オリンピック・メダルの重さ」と「人の命の重さ」を考えると、答えは自明でしょうが、オリンピックを推進している関係者はどう思っているのでしょうか?
オリンピック実施によって新型コロナ感染拡大が爆発的状況になることを憂慮しています。この際医療体制の見直しも是非推進してほしいものです。
「新型コロナウイルス感染拡大」の「リバウンド」の恐れが無くなった時こそ、「人類が新型コロナウイルスとの戦いに勝った証」として、盛大に開催すれば良いでしょう。
「無観客・開催の再延期・中止」など、あらゆるコロナ禍の五輪対策を検討してほしいものです。
オリンピックを開催したためにコロナの感染が再拡大すれば、オリンピック開催の強行推進をしたご自身や取り巻きの責任者はどのように責任をとるつもりでしょうか?
海外からの訪日者などの責任になさるお考えでしょうか?
「仮定の質問にはお答え出来ません」と、おっしゃるのでしょうか?
「後からなら何とでも言える」と、おっしゃるのでしょうか?
「結果として・・・」などと、まやかしの弁解をして、「責任の擦り合い」をなさるのでしょうか?
緊急事態宣言解除に伴い航空機の平常運行で飛行機雲を見る機会が増えていましたが、また減便せざるを得なくなるでしょう。
オリンピック関係者の気持ちが理解できないわけではありませんが、是非とも再延期を検討して頂きたいものです。
新型コロナ用のワクチン接種が完了し・感染拡大の沈静が確認されるまでは「オリンピック開催の再延期を決定する」と政府関係者やオリンピック主催者が宣言してくれると、その効果は非常に大きいのではないでしょうか?
「春の俳句特集:薫風士のブログ <俳句HAIKU>」などで繰り返し述べているように、政府や自治体の賢明な対策を切望していますが、個人的には自衛に撤するしか仕方がありません。
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