俳句の鑑賞《七夕・星祭・盆踊》
(2023.7.7 更新)
(写真はタップ拡大して、ご覧下さい)
句友に貰った筍が鉢植で一廉の黒竹に成長したので、七夕の短冊を飾り、駄句を口遊みながら星祭のお祈りをしました。
星祭ネット句会の弥栄を
七夕の星空如何ウクライナ
スーパーで和平祈るや星祭
祈りしは戦争中止星祭
(薫風士)
「ウクライナ戦争中止せよ!」のキャンペーンを七夕祭りで広げましょう!
世界平和祈念の短冊を飾った
選挙運動の車がよく走っています。
まやかしの無い公明正大な候補者を見極めましょう。
候補者が政治家として国民の信頼を裏切らないことを切望しています。
(2017.8.29)
今年の8月28日は「旧暦の七夕」に当たります。
「七夕祭」は新暦(太陽暦)に基づいて7月にする所が多いようですが、俳句では「七夕」や「七夕祭」「星祭」は旧暦(陰暦)に則る行事として「秋の季語」とされています。
7月7日は梅雨の雨が降る可能性が大ですから、星空を愛でるにも「七夕祭」は8月にする方が望ましいでしょう。
「盆踊」は地方によって、7月に行う所と8月に行う所があるようですが、「盂蘭盆会(うらぼんえ)」の伝統的行事として旧暦に準じ8月にする方が相応しい気がします。
童吊る七夕竹や初俳句
七夕や子等の短冊雨に散る
水害の復興なりて盆踊
留守居酒をどり音頭の遠音して
上記の俳句は、幼孫の俳句と拙句です。
(写真はクリックすると拡大します。青色文字の季語をクリックして俳句の詳細をご覧になれます。)
下記のとおり歳時記(「俳誌のsalon」)の俳句を気の向くままに抜粋掲載させて頂きます。
(七夕1)
七夕やまだ指折って句をつくる
(秋元不死男)
七夕やてるてる坊主も吊されて
(山本潤子)
(七夕2)
七夕や真の願ひの胸にあり
(森るか)
七夕竹本気の願ひひとつかけ
(平田紀美子)
(七夕3)
七夕や猫駅長の人気駅
(桂敦子)
食卓を飾る笹の葉七夕膳
(難波篤直)
(盆踊)
五重の塔そびらに奈良の盆踊
(阿波谷和子)
今年また年寄ばかり盆踊
(谷口一献)
(をどり)
つまづきしこしも仕草に盆をどり
(永田等)
(臼杵游児)
(踊)
歯一枚失せて果てたる踊下駄
(山田弘子)
花びらの散りゆくごとし踊果て
(菰田晶)
青色文字をタップすると、最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。
トップ欄か、この「俳句HAIKU」をタップすると、最新の全ての記事(タイトル)が表示されます。記事のタイトルをタップ(クリック)して、ご覧下さい。