俳句 《溽暑(じょくしょ)・蒸し暑し》

     

(2024.10.24 更新) 

時雨るるや又もまやかし懲りもせず

       薫風士

  

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写真は、NHK-TV のニュース画面の一部分です。

 

政治活動にせよ、企業活動にせよ、透明性を維持してテロ対策などを如何にするか、大きな過大ですが、専制的な長期政権は、腐敗しますね。

  
唐突ですが、やむにやまれぬ思いの拙句を掲載しました。
 

 

ここをクリック(タップ)して、「句談義16:『こどもの日』・『母の日』に思うこと。」の記事をご覧下さい。

  

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写真は、NHK-TVのニュース画面の一部分(衆議院選挙の投票を促す広報車など)です。

  

(2022.7.10の記事)

政治家の言動卑怯秋暑し

空蝉の縋る白百合風涼し

   

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掲句はブログ検索のキーワードとして「夏の季語」を3個用いるなど、俳句擬き・川柳擬きの拙句です。

    

青色文字をタップすると、リンク記事をご覧頂けます。

  

愛犬チュヌが生前に好んで寝転んでいた裏庭の軒下白百合が咲き、よく見ると空蝉が葉に付いていました

(写真の右下をご覧下さい。)

  

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8月25日は、「川柳(発祥)の日」です。

1757年(宝暦7年)の8月25日に、柄井川柳が最初の「月並万句合」を行ったことに由来しているとのことです。

  

俳句HAIKU」の「川柳」をご覧下さい

        

2022_7安倍晋三元総理大臣の暗殺事件と選挙にちなんで書いた「俳句《涼し》」をご覧下さい。 

   

文月や本音を言へば失言に

   

「文月」は「陰暦の7月」の呼称で、新暦の7月下旬~9月上旬に当たります。

俳句で新暦の7月にも便宜的に適用されることがありますが、慣習的な行事や実際の季節感と季語の間に齟齬が生じています。

  

(2017.7.29の記事)   

7月に入って梅雨の蒸し暑さが続いています。

季語「溽暑」を森澄雄は次の通り解説しています(「カラー図説日本大歳時記」より抜粋)  

「湿度の高い蒸し暑さをいう。梅雨の終わり頃の、じっとしていても脂汗のにじむような蒸し暑さ、また土用の曇り日などの蒸し暑さも耐え難い。夏の季節風が南海上の高温多湿の空気を運んでくるのである。不快指数の高い不愉快な暑さである。」

(青色文字をクリックして解説記事などをご覧下さい。

   

賑やかな俳句バトルや溽暑の夜

新記録更新ならず溽暑の夜

目を見張る開票結果溽暑の夜

正論も一蹴さるる溽暑かな

都議選の演説騒然街溽暑

垣根越し白百合溢る街溽暑

まやかしに官僚腐敗溽暑かな

政治家のまやかし憂ふ溽暑かな

     

上記の「溽暑」の俳句はチュヌの主人(薫風士)の川柳もどきの即興句です。

このような即興句だけでは申し訳ないので、本格的俳句をインターネット歳時記溽暑」から下記の通り気の向くままに引用させて頂きます。 

      

採血の腕逆撫でらるる溽暑かな  

       (内田しんじ)

 

度の合はぬ眼鏡のずれし溽暑かな

        (當麻幸子)

 

思考力雲散霧消溽暑かな

        (大橋敦子

  

溽暑来ることあげもせず拉致家族 

         (角直指)

  

暗がりの戦争動く溽暑かな 

        (中林晴雄)

    

「(新版)季寄せ」(角川書店編)を見ると、富田木歩の次の俳句が一句のみ掲載されていました。

女したしう夜半を訪ひ寄る蒸暑さ

   

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