俳句 「時雨」・「しぐれ」

  

時雨るるや叉もまやかし懲りもせず

          (薫風士)

  

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写真は、衆議院選挙の投票を促す広報車などのNHK-TV 画面の一部分です。 

 

まやかしの無い公明正大な良識ある候補者を見極めて投票しましょう!

 

青色文字の季語「時雨」をクリックすると歳時記の詳細がご覧になれますが、日米ともに重大な国政にかかわる選挙が間近な時節柄、ここをクリック(タップ)して、「《蝉時雨・山眠る・山笑ふ》(政治家の引き際)」をご覧頂けると幸いです。

     

季語「時雨」を用いた俳句を歳時記(俳誌のサロン)から気の向くままに抜粋させて頂きます。

  

時雨1

家路とは情のあるもの夕時雨 

       (粟津松彩子)

 

時雨2

幸福論尽きず時雨るる旅の宿 

       (池田倶子)

  

時雨

朝時雨杉の秀揃ふ美山町 

      (川野喜代子)

   

時雨

ゆきずりにラーメン啜るしぐれかな 

      (木村茂登子)

  

時雨 

湯の山てふ湯宿の駅の時雨かな 

        (青木政江)

   

時雨6

小夜時雨上野を虚子の来つゝあらん 

        (正岡子規)

  

時雨

遠州の庭の石橋京時雨 

         (中村紘)

   

時雨

湯煙の大湧谷や雪時雨 

      (池谷鹿次)

  

時雨

時雨るるや長信号の交叉点 

        (吉田宏之)

   

時雨10

桟橋を巨船去りゆく初時雨 

        (善野烺)

 

時雨11

時雨虹友の訃のまた人伝に

      (中原敏雄)

 

時雨12

初時雨歯科医帰りの下り坂

       (松本鷹根)

    

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