昨日(8月6日)は原爆忌(広島)でした。下記の7句は、原爆犠牲者のご冥福と平和の祈りをささげてから炎天下の須磨海浜水族園に行き、チュヌの主人(薫風士)が詠んだ吟行句です。
・水族館涼しい筈と思ひしに
・満席の団扇はためくイルカショー
・涼しさやイルカの飛ばす水しぶき
(青色の文字をクリックすると解説記事や俳句の詳細などがご覧になれます。)
「筆まか勢」から「極暑」の俳句を気の向くままに抜粋させて頂きます。
・ひそやかに栗育ちをる酷暑かな (阿部みどり女)
・月青くかゝる極暑の夜の町 (高浜虚子)
・極暑歩む胃に穴多き課長たち (櫂未知子)
・海老寝して極暑の極を越えにけり (斎藤空華)
次に、「歳時記」から「炎暑」の俳句を抜粋します。
・炎暑かな郵便局に客ひとり (戸田澄子)
・私も影も汗ふく炎暑かな (佐々木良玄)
・鬼瓦炎暑無言の面構へ (荻龍雲)
・正論の溶けてゆくさま炎暑かな (杉井真由美)
ところで、歳時記「炎暑」(2017年7月26日作成)の冒頭には
が掲載されています。この俳句は定型(5-7-5)でなく変調です。
「マイヨールの像」とは「フランスの彫刻家Aristide Maillolの作った像」と「マイヨール本人の像」と、どちらでしょうか? 恐らく前者でしょうが、この俳句が詠まれた背景をご存知の方があれば教えて下さい。
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