« 2024年5月 | メイン | 2024年7月 »

2024年6月

2024年6月25日 (火)

梅雨の亀の呟き《政界の若返りを!》

   

岸田内閣や自民党の支持率の低下は、自らの過去の実績が現在の支持率低下に反映されていることを自覚しない長老がいつまでもキングメーカーとして政治を動かそうとしているからではないでしょうか?

 

支持率の低下は、老害とも言うべき長老が国民の声に耳を傾ける現総理大臣の足を引っ張っているからではないでしょうか?

 

そのような足かせが無くなり、国民が納得する思い切った若返り組閣人事を岸田総理が実施して、自民党の刷新をすれば、支持率や選挙で与党が野党に負けることは無いでしょう。

 

そうは言っても、単に「女性だから良い」とか、「若いから良い」ということではありません。

功を焦る短気な人材は要注意です。

夏祭り最後を飾る揚げ花火 《俳句XXX》」をご覧下さい。

   

「岸田下ろし」を口にしている長老は、国民の声を聞く総理を引き下ろして一体何をしようとしているのでしょうか?

 

かっての自民党安倍派支持者や親派の評論家や学者には、このような根本的な問題点に触れないで、あれこれと大衆受けするレッテル張りの巧みな方もいますが、まさか、国民をないがしろにしてまで意趣返しをしようとしているのではないでしょうね?!

   

1000_060408

(写真)

NHK-TVニュース画面の一部分です。

 
6月29日のNHK-TV ニュースによると、岸田文雄首相は総理就任1000日になります。

 

今も気力は充実している様子なので、起死回生の若返り組閣をして、初心を忘れず、公約を遂行してもらいたいものです。

   

青色文字をクリック(タップ)して、「《大晦日・大年》(岸田内閣に望む)」をご一読下さい。

  

最新の俳句や英語俳句の記事は、青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップしてご覧下さい。

   

俳句《青嵐》

 

(P.S.2024.10.21)
大阪・関西万博の期間延長を!《亀の夏至の呟き》」をご覧の上、その思いをシェアして頂ければ幸いです。

 

万博主催の関係者、特にトップの責任者は、未来志向の万博を開催するからには、姑息な前例踏襲ではなく、「維新」の名に相応しい未来志向の英断をしてほしいものです。
衆議院の選挙運動が声高に行われていますが、それ位のことさえ出来ずに「維新」と言えるのでしょうか?

 

(2024.6.25の記事)

 

政界を若返らせよ青嵐

       (薫風士)

 

老害となる長老が速やかに引退して足かせが無くなり、岸田総理が国民の納得できる思い切った若返り組閣人事をして自民党の刷新をすれば、与党が世論調査や選挙で野党に負けることは無いでしょうに、「岸田下ろし」を口にしている長老は、国民の声を聞く総理を引き下ろして何をしようとしているのでしょうか?
まさか、意趣返しではないでしょうね?!

 

 

快哉の一決断や青嵐

       (海輪久子)

 

森深く抜けてゆく道青嵐

       (稲畑汀子

 

_000001 写真はカラー図説日本大歳時記の「青嵐」のページ(一部分)です。
写真をタップ拡大して、解説と例句をご覧下さい。

歳時記(俳誌のサロン)「青嵐」の例句は、ここをクリック(タップ)してご覧になれます

 

最新の俳句や英語俳句の記事は、青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップしてご覧下さい。

2024年6月24日 (月)

《大阪・万博》(俳句と写真特集)

 


(2024.12.12 更新)
青色の文字(タイトル)をタップして、「うめきた公園(写真俳句)《紅葉と聖樹》」や「冬の空・冬の雲(写真俳句)」、「エキマルシェ(冬の昼写真俳句)」などをご覧下さい。

 


万博へ備ふる初夏の街難波
冬日和タワ-クレ-ン遠近に
万博に備ふ工事や暮れ早し

        (薫風士)


「遠近」は、「おちこち」と読んで下さい。
冒頭の写真はNHK-TVニュースの画面(一部分)です。


_180744_180337_2 _144246 _153359 _111104 _113936 20241105_131059 20241210_154728



 



 


 


青色の文字(タイトル)をタップして、「若葉・楠若葉《大阪・梅田界隈吟行の写真俳句》」や「《亀の呟き》大阪・関西万博に望むこと」をご覧下さい。

 


この青色文字(「俳句」や「HAIKU」)をタップすると、「俳句HAIKU」の最新の俳句や英語俳句の記事をご覧になれます。

 


2024年6月18日 (火)

俳句《走り梅雨》  

       

天平の甍洗ひて走り梅雨

        (南部翠村)

      

605_091625

「天平の甍」といえば、鑑真と留学僧をとりあげた井上靖の小説があります。

    

   

走り梅雨上がるや鴉羽を干す

                (薫風士)

    

_110209

走り梅雨があがると、鉄塔 に留まっていた烏が早速羽を広げて乾かす仕草を始めました。

  

   

ここをクリック(タップ)して、「俳句(梅雨・梅雨入り・梅雨明け)」をご覧下さい。

  

歳時記(俳誌のサロン)から「走り梅雨」の例句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。

例句の詳細は青色文字(季語)をタップしてご覧下さい。

   

走り梅雨1)

一識るに十聞いてゐる走り梅雨

      (渡辺俊子)

   

走り梅雨2)

走り梅雨老父に具のなき茶碗蒸し

        (高橋泰子)

この句は歯を治療中の胃の無い薫風士には全面的に共感できる俳句です。

   

走り梅雨3)

走り梅雨医師の所見に身構へる

        (笠井敦子)

 

走り梅雨4)

走り梅雨読まねばならぬ書の多く

       (鈴木直充)

   

最新の俳句や英語俳句の記事は、青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップしてご覧下さい。

この「俳句HAIKU」をタップすると最新の全ての記事を一覧できます。

  

2024年6月16日 (日)

大阪・関西万博の開催期間延長を!《亀の呟き》

  

(2024.11.8 更新)  

万博主催の関係者は、未来志向の万博を開催するからには、姑息な前例踏襲ではなく、万博見学希望者の立場や交通事情等あらゆる観点で考慮して、未来志向の万博に相応しい英断をしてほしいものです。

    

Hp_085742_074752

冒頭の写真は、万博のパソコン画面(万博の検索結果)とパンフレットの一部分です。

   

大阪・関西万博(EXPO2025)のホームページはここをクリック(タップ)してご覧下さい

   

従来の紙を使用した入場券とは異なり、スマホと連携したペイパーレスID方式の入場チケットによる入場予約が始まりました。

  

Id_195901

しかし、スマホやWEBの操作が不得手な高齢者は、マイナ保険証どころではなく、若者の支援が無ければ予約も入場手続きもお手上げになりそうです。    

        

_153359

巨額のコストを掛けて作った施設を半年で壊すのは、「もったいない」と思いませんか?   

  

_180337

万博会場工事風景の写真はNHK-TV(6月25日のニュース)の一画面です。

     

姑息な前例踏襲ではなく、未来志向に発想の転換をして、建設工事やイベントの充実を図り、観光客や交通の集中を緩和すると同時に建設コストの回収を図るために、例えば、万博の開催期間を1年間に延長するなど、余裕を持たせる対策が必要ではないか?

 

国際条約に、万博の開催期間は「半年に限定しなければならない」という規定は無いのだから、開催期間を適切に延長するなど、主催責任者は英断・善処してほしいものです。

   

JR福知山線の脱線事故やJALと自衛隊機の衝突事故、宝塚歌劇団員の自殺など、効率優先の過密運営が人災を引き起こした反省を如何に活かすか?

 

万博の入場者が人気パビリオンやイベントなど、入場待ちで貴重な時間を潰されて見学を断念せざるを得ない過密状態を防ぐには、スマホ連携のID予約がうまく機能するのかどうか?

 

地震や台風などの災害に対する対策は大丈夫か?

 

ス-パ-コンピュ-タで万博のコスパの最適値を多角的・多面的にシミュレーション出来ないか

  

空飛ぶ車に乗ることを楽しみにしていた人々は、無観客の無人機の単なるデモ飛行では万博を見に行く魅力が無くならないか

  

6月27日のNHK-TVニュースによると、10月頃から一般入場者向けに紙の入場券も発売することを検討されているようでしたが、現状はどうなっているのでしょうか?

    

万博に備へクレーン夏至のビル

万博の入場権を夏至に得し

薫風や同期集はむ万博で

万博に備ふまん歩青田風  

万博のコスパは如何万愚節

万博の令和の夢や明易し

万博や昭和はレトロ冬銀河

         薫風士

  

最新の俳句や英語俳句の記事は、青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップしてご覧下さい。

  

2024年6月11日 (火)

アナベルや時の記念日断捨離す《写真と俳句》

     

164548

タイトルは、ブログ用の拙句です。
ここの青色文字をクリック(タップ)すると、近江神宮HPの記事「時の記念日(6月10日)の由来」をご覧頂けます。

 

時の日や八十路の日々句に遊び

アナベルを時の記念に挿し木して

       薫風士

冒頭の写真は、句友に貰ったアナベルの挿木柏葉紫陽花(?)の苗木(「まんぽ道」で貰って挿木した花の種から小さな鉢に生えた柏葉紫陽花なのか?)ですが、その紫陽花の成長ぶりを世相とともにフォローしたいと思っています。

昨年句友から頂いた黒竹の筍は黒竹の色に成長し、竹の秋の風情になり、今年生えた2本の筍は高さが一人前に成長しています。

      

季語として扱いにくい「時の記念日」(7音)は、「時の日」と4音に簡略化して俳句に用いられています。

ここをクリック(タップ)して、歳時記の「時の日」の例句をご覧下さい

ちなみに、「勤労感謝の日」は9音なので作句が容易ではありませんが、アイスクリーム(7音)は、俳句では「氷菓」(ひょうか・ひか)と表現されるのが一般的です。

バレンタイン」や「スカイツリー」などの6音字の作句にチャレンジしました。ここをクリック(タップ)して、「麗かやスカイツリーを撮り漫歩」をご覧頂けると幸いです。

     

_101943_101714_2_101447

2024年6月 6日 (木)

「芒種」の手塚治虫記念館吟行 (写真と俳句)

  

  

掲句は、季語と観光スポット紹介のブログ用まんぽ俳句です。

写真を掲載しますので、擬似吟行をして頂けると幸いですが、二十四節気の「芒種」の日(6月5日)に宝塚市立手塚治虫記念館を見学して、吟行をしました。

   

五月晴手塚治虫に会ひに行く

火の鳥へ芒種の漫歩句を口に

口ずさむ一人連句の芒種かな

芒種とて治虫の世界少し触れ

火の鳥の世界に浸る芒種かな

空想も夢想も楽し夏館

父の日は孫と訪ねむ記念館

DNA遺伝隔世芒種かな

火の鳥や薄暑の街をまん歩する

七変化愛でつゆるゆる「花のみち

記念館のトップ虹色五月晴

五月晴ミラーボールに立つチンク

進化するチンクの世界芒種かな

断捨離の心を知るや芒種の日

薄暑行く鉄腕アトム記念館

 

薄暑下のアニメ工房アトム描く

 形の異なる人など、線画を二つ書くと動画になります。

 

面白きアトムの世界芒種かな

ここをクリック(タップ)して、朝日新聞の記事「対話型AI『アトムの世界、夢でない』経団連会長、ルール作り促す」をご覧下さい

  

火の鳥の原画なずるや芒種の日

(この俳句の「なずる」は「愛でる」の比喩的表現で、空想句です。作品には手を触れていませんので、誤解しないで下さいね。)

  

面白き俳句の世界芒種かな

ここをクリック(タップ)して、「芭蕉や虚子の面白い俳句をまとめました」をご覧下さい

    

芒種の日カフェで開くミニ句会

氷菓食ぶ古りし歳時記開きつつ

「氷菓」は「ひょうか」と読みますが、アイスクリームなどの意味なので「食む」と言わず、「食ぶ」と表現する方が響きが相応しくてよいと思います。

薫風士は、歯の治療中なので柔らかいチ-ズケ-キを食べましたが、その美味しさに大満足でした。

  

アナベルを挿し木にしたる我が狭庭

アナベルとふ紫陽花くれし句友かな

         (薫風士)

  

宝塚の「花のみち」で見かけた白い紫陽花を吾庭に欲しいと思って話題にしたところ、句友が挿し木にすると良いと言って、後日くれました。

「とふ」は、「てふ」と同様に、「という」意味を表す古語です。

  

6_180527_062508_013516_142521_105712

冒頭の写真は、日本伝統俳句協会6月のカレンダー(一部分)と手塚治虫記念館の入場券やパンフレット、記念館周辺の風景です。

最後の写真はNHK-TV南さんの天気予報の解説画面です。

  

   

この青色文字(「俳句」や「HAIKU」)をタップすると、「俳句HAIKU」の最新の俳句や英語俳句の記事をご覧になれます。

    

_10293220240605_10333720240605_10344620240605_10411220240605_10422620240605_10443520240605_10474020240605_10484820240605_10530720240605_11072320240605_11075020240605_11084220240605_11113220240605_11181520240605_11285520240605_11301520240605_113207_115135

20240613_164854 _115135 _113335_11322120240605_113643_16290120241019_092124 _164621_114501_114730_142521_2_165521 20240605_115803_121132_132752_132845_143423_2Tv_185133

2024年6月 3日 (月)

岡山・後楽園と烏城 (俳句と写真集)

 

6月1日は市民デ-で、子供連れは烏城見物が無料だったのか(?)、幼子をよく見かけました。
岡山城は黒い色をしているので、「烏城」(うじょう)と呼ばれます。

 


幼連れ初夏の岡山後楽園
城好きか薄暑の烏城稚児抱き
錦鯉幼の餌に群れ寄り來
八橋を渡る水面に初夏の空
水黽や空渡るかに後楽園
八橋を渡る水面や目高群る
ちなみに、「八つ橋」は「銘菓」の一つですが、橋の形状の場合は、「八橋」と書くようです。
二つ三つ小さき祠や木下闇
缶ビール飲む我を撮る異国人

         (薫風士


缶ビールを飲みながら休んでいると、先程まで傍に居たドイツ人らしき外国人がスマホで動画を撮っている風景に入っているように見えました。
「祠」(ほこら)は木陰の薄暗がりにありましたが、スマホで撮った写真は自動的に明るい画面に修正されるので「木下闇(こしたやみ)」という夏の季語の実感が出ていません。
「小さき」は「ちさき」と短く「5・7・5」のリズムで読んで下さい
水面に映っている松の近辺に水黽(アメンボ・夏の季語)が見えます。

 

_141911 _135808_141535 _140241 20240601_133326 _133336 _132700

_135303 _135243

_135020_134038 20240601_134018_2 _132906 _13295420240601_142034_135415_135421_135603_144419_144140 _131251_130544 Photo_142351_142446_142602
最新の俳句や英語俳句の記事は、青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップしてご覧下さい。
この「俳句HAIKU」をタップすると最新の全ての記事を一覧できます。  

二拍手に初夏の鳩来や地鎮祭

 


地鎮祭初夏の街角まんぽ道
地鎮祭祝ぐ乾杯や若葉風
新世代來しニュータウン風薫る

         (薫風士)


掲句は地鎮祭をまんぽ道で見かけて詠んだ新世代歓迎の存問の俳句です。


_111252 _111524

_111807 最新の俳句や英語俳句の記事は、青色文字の「俳句」や「HAIKU」をタップしてご覧下さい。