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・平和裏に祝う天皇誕生日
Emperor’s birthday
celebrated
in peace
・数え日や子等はひたすらボール蹴り
children engrossed
in kicking a ball_
year-end count-down days
Haiku Aids Increasing Knowledge Universally.
Enjoy “HAIKU” and practice “LOVE", following ”俳句・HAIKU by L. P. Lovee".
(Note: L. P. Lovee is a pen name of Satoshi Kinoshita.
See "Ultimate LOVE" by L.P. Lovee.)
「亀鳴くや皆愚かなる村のもの」という句を作った高浜虚子の孫に当たる稲畑汀子さん(日本伝統俳句協会会長)の目に留まり、特選になったのでしょう。
亀は実際には鳴きませんが、「亀鳴く」は「春の季語」です。虚子は「亀鳴く」という虚構の季語を用い、「愚か者」と言わず、「愚かなる村」の「もの」と「ひらがな」表示にすることによって何かを比喩的に表現しようとしたのではないでしょうか?
「俳句談義(15):『昭和の日』・『憲法記念日』と俳句」において述べたように、いろいろな解釈が可能です。
「愚かなる村のもの」の「もの」とは何か? 「者」か? それとも、「物」か?
「皆」とは「亀」のことか? それとも、「人は皆愚か者」と嘆いているのだろうか?
「村」とはどこの村か? 「政治家や日本人の村社会意識」の比喩ではないか?
等々、あなたも面白い解釈をしてみて下さい。
(青色文字をクリックすると解説記事をご覧になれます。)
「声なき声」は英語ではサイレント・マジョリティ(silent majority)です。ウイキペディアの解説にあるように、「ベトナム戦争」についてのニクソン大統領の発言や、「安保闘争」についての岸信介総理大臣の発言など、色々な使い方がされています。
あなたにとって「声なき声」とは何でしょうか?
広辞苑によると「忖度」は「他人の心中をおしはかること」ですから、「おもてなし」の心に通ずる言葉でしょう。
「空気を読む」とか「阿吽の呼吸」とかいう言葉がありますが、肝心なことは「何について忖度するのか、忖度して何をするのか」です。
政治問題や国際問題には国民を納得させる透明性が必要でしょう。
「利敵行為・利敵発言」などのレッテル貼を恐れて発言しない「声なき声」、すなわち「トランプ大統領」や「安倍総理」などが声高に推進している北朝鮮に対する強硬政策について危惧しながら発言しない「声なき声」の真意は何か、日本が戦前に経済制裁などによって追い込まれ、「真珠湾攻撃」をしたこと、「天皇を現人神」として独裁的軍部が無謀な戦争を推進したこと等を考えれば、答えは自明ではないでしょうか?
国や人々が互いに背を向けて離反するのではなく、向かい合って対話する政治を推進してほしいものです。
愛する日本の将来のために、また世界平和のためにも、「人道とは何か」を政治家が真摯によく考え、叡智をもって政策を推進することを願っています。
この俳句は神戸メリケンパークのクリスマスツリーを詠んだチュヌの主人の俳句です。「宗教と科学の融合」をご一読下さい。
冒頭の写真は先日チュヌの主人が神戸市の布引ハーブ園で寫した「愛の像」(Statue of Mother and Child) の写真です。「本との出会い <母と子・優しさと厳しさと>」をご覧下さい。
(青色文字をクリックするとそれぞれの記事をご覧になれます。写真はクリックすると拡大します。「聖樹の俳句」(575筆まか勢)や「聖夜」・「クリスマス」(歳時記)の俳句も青色文字の季語をクリックしてご覧下さい。)
ここをクリックして「俳句の作り方 <5つのポイント>」をご覧下さい。
俳句に興味のある方はここをクリックして「俳句を楽しもう!(フラワータウンカレッジ講演の要旨)」をご一読下さい。