2024年6月に開催された柏陵同窓会で同席の方と「俳句HAIKU」のことや「茶寿」のことなどを話題に雑談したところ、大阪市在住の小田氏が芭蕉句碑などの写真を十数年前にまとめた資料の一部を先日送ってくれましたが、偶然その日に、丹波市在住の足立頼昌氏がご自身の句集2号「良夜」を送ってくれました。
この写真は日本伝統俳句協会7月のカレンダー(上部分)です。
7月旧暦の呼称「文月」に因んで、次のとおり写真で紹介させて頂きます。
写真や青色の文字をタップして記事をご覧頂けると幸いです。
(句集2号「良夜」)
最初の写真は句集「良夜」の表紙と「丹波新聞社会長の紹介序文」(P3)です。
(短冊の頁 P11,14&15)
足立氏は書家でもあり、高源寺などに自句の扁額を奉納されています。
「春」の挿絵と除夜の俳句(P24)
挿絵は丹波市在住の植村八郎氏です。
植村八郎氏の紹介記事(丹波新聞2012.7.30)「故郷の50山『句画集』に 青垣の植村八郎さん」をご覧下さい。
子・孫から句集発刊に寄せて
写真は、冬の俳句の最後(P100)と「子・孫から句集発刊に寄せて」の最初の部分です。
この写真は、「子・孫から句集発刊に寄せて」の美恵子さん(妻)の締めの俳句「年新た夫妻の齢百七十」のページです。
「あとがき」(P110~111)
足立頼昌氏は丹波市俳句協会の設立に尽力した方(初代会長)です。
現役時代から俳句に親しみ、退職時には芭蕉の「奥の細道」を辿って10日間の旅をされるなど、俳句に対して並々ならぬ情熱を注がれた理想的な俳句生活の凝縮が、句集2号(良夜)の上梓となったことは、真にお目出度く、祝杯の冷やし酒を酌みながらこの紹介記事を書かせて頂きました。
因みに、「本との出会い《俳句的生活》」や「芭蕉の足跡・東北《紅葉の名所巡り》」、「仲秋の名月」、「俳句《名月・姫路城》」、「本との出会い(1)」、「本との出会い(2)」など俳句HAIKU の記事をご覧頂けると幸いですが、「歳時記」(俳誌のサロン)の「良夜」の例句は、ここをタップしてご覧下さい。
「芭蕉句碑・文学碑紀行集」
日本の各地を巡って約5百基の句碑などを記録した写真と紀行文なので小田氏の手元のままに埋もれてしまうのは惜しい気がしますが、ご本人は出版するお考えは無いようです。
それはともかくとして、同窓会で単に思い出話ばかりでなく、前向きに生きている方々と未来を語り、青春の心を維持して、まんぽ俳句を楽しみ、健康長寿を目指したいと思っています。
最後に、現役時代から俳句を夫妻でエンジョイしていた方の句集の紹介記事「句集《行雲》」をご覧下さい。
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