俳句《名月・姫路城》

  

(2024.7.6 更新)

平成5年は姫路城が世界文化遺産に登録されて30周年に当たります

俳句をユネスコ世界無形文化遺産へ(草の根運動)」をご覧下さい。

   

名月や新装なりし白鷺城

         (薫風士)

   

   the harvest moon_   

   bright above

   the renewed Himeji castle

     (L.P. Lovee 訳)

掲句は、国際俳句協会俳句大会稲畑汀子特選の拙句です。

  

1013_084518_2

名月の写真は親戚が呉れたものですが、タップ拡大すると、兎が見えます。

  

  

まん歩して、子供たちの元気な声を聞けるのは嬉しいことです。

   

名月や明るき窓に子等の声

病室より友の投句や月仰ぐ

           (薫風士)

  

ここをクリック(タップ)して「盆の 月に祈ること」をご覧下さい。

   

句集『良夜』と手作りの『芭蕉句碑・文学碑紀行集』をご覧下さい。

(薫風士の理想としている俳句的生活の一端と句集の紹介記事です。)

    

(2017.10.5の記事)

Cimg4736_3

Cimg4729_2

今日は中秋の名月です。

天気予報によると、近畿地方では「名月」を愛でることができそうですが、関東地方は曇りがちなので明日の「十六夜(いざよい)」の方が名月を楽しめそうです。

  

「中秋の名月」は陰暦8月15日の満月のことで「芋名月」とも呼ばれます。

(写真はクリックすると拡大します。ニュータウンの夕暮れの名月をご覧下さい。)

          

「俳誌のサロン」の「歳時記から気の向くままに「名月」の俳句を抜粋・掲載させて頂きます。

(青色文字をクリックして解説記事や俳句の詳細をご覧下さい。)

   

名月や池をめぐりて夜もすがら 

         (松尾芭蕉)

  

名月や高層の窓輝きし 

      (入山登志子)

  

名月に一瞬会へり誕生日

       (赤座典子)

  

名月や水の上なる能舞台

       (鈴木清子)

 

母の忌の雨名月となりにけり

       (数長藤代)

 

名月に照らされて道迷ひけり

       (稲畑汀子)

  

燈を消して名月に身を晒しけり

      (松崎鉄之介)

  

栗名月健やかな老い集ひけり

      (鎌倉喜久恵)

 

名月や新内閣の発足す  

       (石山民谷)

  

名月や酒を愛して恙無く

      (金山藤之助)

 

名月を泳がせてゐる堰止め湖

        (上野進)

 

名月や地球に難民あふれゐる

       (池田光子)

  

青色文字をタップすると、最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。

    

コメント(15)