(P.S. 2023.9.15)
ここをクリックすると、「俳句鑑賞『落葉』《第50回三田俳句大会に参加して》」をご覧になれます。
(2018.11.16)
(写真)
大会前の踊り(目に障害のある方)や高得点者受賞の花
掲題は2018年11月10日に開催された第51回三田市民文化祭俳句大会の席題です。
伝統的な「夕月」と現代的な「スマートフォン」を当日投句の席題とされたのは三田俳句協会若森京子会長のご配慮でしょうね。
参加者(選者も含む)は「夕月」か「スマートホン」かの席題で各人が1句投句し、40句の投句がありました。
高得点句5句を下記に掲載させて頂きます。
もう居ない犬小屋の上夕月夜
(桑原政子)
夕月やきょう一日の試歩終る
(仲加代子)
夕月や献上の絹おりし音
(出井なつ子)
スマートホン持たずに死のう古酒新酒
(木割大雄)
(木下さとし)
選句は、一般の参加者は各自3句、選者は5句(?)で投句作者の氏名は得点集計後に発表されました。
筆者の愛犬「チュヌ」が先月永眠しましたので、愛犬家として共感できる「もう居ない」の句を先ず選び、「試歩」の句などを採りました。俳句愛好家には愛犬家も多く、「もう居ない」の句は断トツでした。
選者(木割大雄先生)の俳句と拮抗して筆者の俳句も高得点を得たのは名誉なことでした。
ここをクリックして、「俳句HAIKU」・「チュヌの追悼」をご高覧頂ければ望外の喜びです。
森三田市長も来賓として駆けつけて来られ、次の俳句を披露されました。
ビール注ぐグラスの先に妻の顔
(森 哲男)
「ビール」は夏の季語です。「妻の顔」を読者の想像に任せた中々の秀句ですね。
市長以下関係者の方々には三田市民俳句協会の発展のご支援をお願いしたいものです。
(2021.3.11 追伸)
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