(P.S. 2024.4.16)
(薫風士)
新型コロナ感染拡大防止政策により長らく開催出来なかった会社・同期の「定例飲み会」が久しぶりに開催されたので、最寄りのバス停から大阪空港経由・梅田・新大阪行きの特急神姫バスに乗り大阪・梅田へ行きましたが、同期会参加受付時間(正午)まで未だ1時間余りあったので梅田界隈をぶらぶら吟行して「まんぽ俳句」を詠みました。
天気予報が外れて幸い帰路も雨が降らなかったので、「ハービス(大阪梅田)バス停」まで初めて通る道に迷ったのを幸いに、堂島川沿いの葉桜の並木堤をぶらつき駄句を口遊みました。
拙句と写真をご笑覧頂ければ幸いです。
「初夏」は、俳句の定型「5-7-5」のリズムに合わせ、「はつなつ」か「しょか」と読んで下さい。
楠若葉AVANZA前の広場にも
若葉光ビルの書店を出でし街
鴉の巣街の真中の大楠に
梅新の楠をさ揺らせ風薫る
風薫る福沢諭吉誕生地
碑に馳せる諭吉の思ひ楠若葉
命綱下げ初夏のビルを拭く
ビルを拭く命知らずや若葉風
葉桜や堂島川の並木道
風涼し堂島川の蛸の松
句に遊ぶ梅田界隈風薫る
万博へ備ふる初夏の街難波(なにわ)
大阪万博2025を控えて緑化事業が促進されているのは嬉しいことですが、執拗な新型コロナウイルス変異株の発生や震災が気がかりです。
コロナや震災に対する対策を十分練って、経済的効果のみならず、国際文化交流の実を上げてほしいものですが、人工島「夢洲」は万博用地やIR誘致用地のみならず大震災や台風などの避難対策にも活用できないか、もしも未検討なら、長期的観点で是非検討されることを切望しています。
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