風薫る5月です。
若葉の俳句を楽しみましょう!
冒頭の日本伝統俳句協会5月のカレンダー(一部分)の写真の色紙の俳句「夜の新樹すくと我らに未来あり」の作者(岩岡中正氏)は日本伝統俳句協会の会長です。
この俳句は、俳句界のことを念頭にして詠まれたのかも知れませんが、「我等」は「人類」を意味していると解釈しています。
上記カレンダーの掲載句「波よりも風の易しとつばめ魚」の作者山田佳乃さん(円虹主宰•昨年度NHK俳句番組選者)は、2017年5月20~21日に三田グリーネットのオープンガーデンが開催された時だったか(?)、数年前に俳人仲間と吾庭を訪ねてくれたことがあります。(写真参照)
来年のオープンガーデンの頃までには、句友に見られても恥ずかしくないように吾庭を綺麗に整備して、俳句の題材としても事欠かないようにたいとの思いで手作りのガーデニングをエンジョイしています。
「駄句でも楽しみながら俳句を作り、著名な俳人の俳句を鑑賞していると、そのうちに上手くなるだろう」と、庭弄りや散歩、吟行旅行、ゴルフなど、体を使うとともに、駄句を捻って頭の活性化に努め、老後の健康管理に留意して天寿を全うすることを願っています。
上記の写真で、三角に見える部分は、手作りの吾庭の日本列島の北海道です。
(写真はクリックすると拡大します。)
2017年5月21の午前中は清々しくて隣家のバラの庭のミニコンサートのマリンバのリズミカルな遠音を聞きながら手作りの庭の手入れもはかどりましたが、昼下がりには早くも真夏日になり、窓辺の柿の木越しにミニコンサート(午後の部)のシャンソンとピアノの調べが物憂げに聞こえました。
チュヌの主人(薫風士)の「若葉」の俳句10句を掲載します。
マリンバの弾む遠音や若葉風
シャンソンの愁も運ぶ若葉風
俳句好き吾庭に来るや若葉風
飯事の一人遊びに若葉風
土団子くるむ童や柿若葉
庭弄り腰を伸ばせば若葉風
愛犬のまどろむ芝生若葉風
雑草の生れし速さや庭若葉
庭いじり終へし夕餉や若葉風
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