掲句は、季語と観光スポット紹介のブログ用まんぽ俳句です。
写真を掲載しますので、擬似吟行をして頂けると幸いですが、二十四節気の「芒種」の日(6月5日)に宝塚市立手塚治虫記念館を見学して、吟行をしました。
五月晴手塚治虫に会ひに行く
火の鳥へ芒種の漫歩句を口に
口ずさむ一人連句の芒種かな
芒種とて治虫の世界少し触れ
火の鳥の世界に浸る芒種かな
父の日は孫と訪ねむ記念館
DNA遺伝隔世芒種かな
記念館のトップ虹色五月晴
五月晴ミラーボールに立つチンク
進化するチンクの世界芒種かな
断捨離の心を知るや芒種の日
薄暑行く鉄腕アトム記念館
薄暑下のアニメ工房アトム描く
形の異なる人など、線画を二つ書くと動画になります。
面白きアトムの世界芒種かな
ここをクリック(タップ)して、朝日新聞の記事「対話型AI『アトムの世界、夢でない』経団連会長、ルール作り促す」をご覧下さい。
火の鳥の原画なずるや芒種の日
(この俳句の「なずる」は「愛でる」の比喩的表現で、空想句です。作品には手を触れていませんので、誤解しないで下さいね。)
面白き俳句の世界芒種かな
ここをクリック(タップ)して、「芭蕉や虚子の面白い俳句をまとめました」をご覧下さい。
氷菓食ぶ古りし歳時記開きつつ
「氷菓」は「ひょうか」と読みますが、アイスクリームなどの意味なので「食む」と言わず、「食ぶ」と表現する方が響きが相応しくてよいと思います。
薫風士は、歯の治療中なので柔らかいチ-ズケ-キを食べましたが、その美味しさに大満足でした。
アナベルを挿し木にしたる我が狭庭
アナベルとふ紫陽花くれし句友かな
(薫風士)
宝塚の「花のみち」で見かけた白い紫陽花を吾庭に欲しいと思って話題にしたところ、句友が挿し木にすると良いと言って、後日くれました。
「とふ」は、「てふ」と同様に、「という」意味を表す古語です。
冒頭の写真は、日本伝統俳句協会6月のカレンダー(一部分)と手塚治虫記念館の入場券やパンフレット、記念館周辺の風景です。
最後の写真はNHK-TV南さんの天気予報の解説画面です。
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