岡山・後楽園と烏城 (俳句と写真集)

 

6月1日は市民デ-で、子供連れは烏城見物が無料だったのか(?)、幼子をよく見かけました。
岡山城は黒い色をしているので、「烏城」(うじょう)と呼ばれます。

 


幼連れ初夏の岡山後楽園
城好きか薄暑の烏城稚児抱き
錦鯉幼の餌に群れ寄り來
八橋を渡る水面に初夏の空
水黽や空渡るかに後楽園
八橋を渡る水面や目高群る
ちなみに、「八つ橋」は「銘菓」の一つですが、橋の形状の場合は、「八橋」と書くようです。
二つ三つ小さき祠や木下闇
缶ビール飲む我を撮る異国人

         (薫風士


缶ビールを飲みながら休んでいると、先程まで傍に居たドイツ人らしき外国人がスマホで動画を撮っている風景に入っているように見えました。
「祠」(ほこら)は木陰の薄暗がりにありましたが、スマホで撮った写真は自動的に明るい画面に修正されるので「木下闇(こしたやみ)」という夏の季語の実感が出ていません。
「小さき」は「ちさき」と短く「5・7・5」のリズムで読んで下さい
水面に映っている松の近辺に水黽(アメンボ・夏の季語)が見えます。

 

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