盆栽と俳句 (「まんぽ俳句会」の会員募集にちなんで)
「俳句は盆栽に通ずるところがある」と思って「盆栽俳句」をインターネット検索すると、正岡子規の客観写生の理念を引き継いだ高浜虚子以来のホトトギス系の俳句のあり方について観念的に痛烈な批判をした記事がありましたが、このような批判者は芭蕉の言葉「虚と実」・「不易流行」や高浜虚子の俳句の神髄などをよく理解しているのでしょうか?
正岡子規の「俳諧大要」を読んだ上で批判しているのでしょうか?
浅薄な誤解に基づく批判は「俳句の食わず嫌い」を生んでいるように思います。
「山高ければ裾広し」・「裾広ければ山高し」です。
このような批判をする俳句の先生方には理想とする自らの俳句を提示するなり、作者の句心にそって句評や添削をしてほしいものです。
俳句は「好き好き」、「詠み人次第・読み人次第」です。
「まんぽ俳句会」は人それぞれが個性を生かして俳句を楽しむための敷居を低くし、奥の深い俳句の世界へ飛び立つ「巣立ち」までの「巣箱」になることを意図しています。
俳句愛好家のご支援が頂ければ望外の喜びです。
下記のブログ記事がご参考になれば幸いです。
・俳句雑感(4): 高浜虚子と坪内稔典(俳句は詠み人・読み人次第)
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