《梅雨明・猛暑・溽暑・汗》

     

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(2023.7.22 更新)

 2022年の梅雨明けは6月29日に東北南部でも発表されましたが、今年の梅雨明けは7月18日現在でも、6月25~26日に梅雨明けした沖縄や奄美以外まだ梅雨明けせず、秋田県など記録的大雨の被害が出ました。

7月20日に中国・近畿・東海は梅雨明けが発表され、東北地方も22日に梅雨明けしました

   

梅雨空や臥薪嘗胆句を口に

句を口に心を癒し梅雨明ける

        (薫風士)

   

2022年には各地で猛暑日熱帯夜が続き、旱の水不足や熱中症の増大が懸念され、北海道では大雨で洪水や浸水の災害が発生しました

     

猛暑日や熱中症孤独死

梅雨明や猛暑日続き大雨も

帰路迷ふ夢に目覚めし熱帯夜

早起きの庭の手入れも大汗に

猛暑日や降れば大雨大出水

      

(P.S. 2022.6.27)

 tenki.jpによると、6月27日に九州南部と東海、 関東甲信は梅雨明けしました。

「関東甲信地方は平年より(7月19日ごろ)より22日早く、昨年(7月16日ごろ)より19日早い梅雨明けで、統計開始以来最も早い梅雨明け」とのことで、各地で真夏日や猛暑日の暑さです。

   

梅雨明や平和の詩詠む七歳児

梅雨明の電力不足如何にせん

       

(2019.7.27) 

近畿地方の2019年の梅雨明けは、前年より15日遅い7月24日でした。日でした。

            

梅雨明け水都灯りを飲み会へ

   

飲み会を終へて溽暑御堂筋

   

青春の夏の思ひ出御堂筋

 

夕灯土佐堀川風涼し

 

梅雨明の水都の夕灯クルーズ船

   

飛び乗れば女性車両や玉の

  

上記の俳句は薫風士の即興句です。「灯り」は「あかり」、「夕灯」は「ゆうともし」または「ゆうひ」と読んで下さい。

このように俳句では「5・7・5」のリズムを整えるために漢字の組合せによって様々な読み方をすることがあります。

最後の俳句は川柳もどきですが、「飛び乗れば女性車両で冷汗に」とすれば正に川柳になります。

  

俳句も川柳も、日本の伝統的庶民文芸「俳諧」が現代も生きる世界の庶民文芸として、世界遺産に登録されることになればうれしいですが・・・

  

  

(P.S.)

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