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(2024.8.8 更新)
気象庁は、7月18日に関東甲信地方と東海地方の梅雨明けを発表しましたが、21日に中国地方と近畿地方の梅雨明けを発表して熱中症警戒アラ-トを出しました。
梅雨明や政界の刷新をせむ
梅雨明や友を偲びつ庭手入
梅雨明や地球を支ふ市民像
( 掲句はプログ用の拙句です。記事の最後の写真をご覧下さい。)
(薫風士)
tenki.jpによると、2023年の梅雨明けは、6月25日に沖縄や奄美が梅雨明けし、中国・近畿・東海は7月16日頃の梅雨明けで、7月22日に東北地方も梅雨明けしました。
句を口に心癒すや梅雨明る
(薫風士)
2022年には各地で猛暑日や熱帯夜が続き、旱の水不足や熱中症の増大が懸念され、北海道では大雨で洪水や浸水の災害が発生しました。
梅雨明や猛暑日続き大雨も
帰路迷ふ夢に目覚めし熱帯夜
早起きの庭の手入れも大汗に
猛暑日や降れば大雨大出水
2022年は、6月27日に九州南部と東海、 関東甲信は梅雨明けし、各地で真夏日や猛暑日の暑さでした。
2022年の関東甲信地方の梅雨明けは、平年(7月19日頃)より22日早く、前年(7月16日頃)より19日早い梅雨明けで、「統計開始以来最も早い梅雨明け」とのことです。
梅雨明や平和の詩詠む七歳児
梅雨明の電力不足如何にせん
(2019.7.27)
近畿地方の2019年の梅雨明けは、前年より15日遅い7月24日でした。日でした。
青春の夏の思ひ出御堂筋
夕灯土佐堀川の風涼し
飛び乗れば女性車両や玉の汗
上記の俳句は薫風士の即興句です。「灯り」は「あかり」、「夕灯」は「ゆうともし」または「ゆうひ」と読んで下さい。
このように俳句では「5・7・5」のリズムを整えるために漢字の組合せによって様々な読み方をすることがあります。
最後の俳句は川柳もどきですが、「飛び乗れば女性車両で冷汗に」とすれば正に川柳になります。
俳句も川柳も、日本の伝統的庶民文芸「俳諧」が現代も生きる世界の庶民文芸として、世界遺産に登録されることになればうれしいですが・・・。
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