(P.S. 2022.6.23)
今年の沖縄忌は沖縄返還50周年の節目です。
沖縄は6月20に梅雨明けしました。
沖縄忌本土復帰の五十年
慰霊の日俳句に託すこの思ひ
梅雨明けや覇権争ひ止める知恵
この思ひLINEに載せよ沖縄忌
沖縄忌ままならぬとて諦めず
ウクライナ戦争終結と世界の恒久平和のために、世界の政治指導者が「究極の愛・Ultimate LOVE」を発揮して、賢明な政治を推進してくれることを祈っています。
(2021.6.23)
コロナ禍の続く忍従沖縄忌
(木下さとし)
6月23日は「沖縄忌」とされていることを知り、沖縄の人々のご苦労に思いを馳せて詠んだ拙句をタイトルにしました。
ここをクリックして、ウイキペディアの「沖縄戦」の解説をご覧下さい。
沖縄忌乙女の詩(うた)の高らかに
平和の世誓ふ乙女や沖縄忌
沖縄忌乙女の詩に雨しとど
雨洗ふ平和の礎(いしじ)沖縄忌
五月雨の洗ふ礎や平和の灯
六二三語り繋がむ沖縄忌
掲句は、今年の「平和の詩」に選ばれて「みるく世の謳」を朗読した上原美春さん(宮古島市の中学生)の堂々とした態度をNHK-TVの実況放映を見て感動して詠んだ拙句です。
菅首相は、コロナ禍のビデオメッセージで、「『できることはすべて行う』との方針の下、沖縄の基地負担の軽減に向け、一つ一つ、確実に結果を出していく決意であります。」と述べています。安倍流(?)の口先の美辞麗句に終わらず、是非とも言行一致にしてほしいものです。
歳時記(俳誌のサロン)の「沖縄忌」の俳句から2句抜粋・掲載させて頂きますが、例句の詳細はここをクリックしてご覧下さい。
沖縄忌手榴弾など知らぬ世に
(川村欽子)
空の青海の碧さや沖縄忌
(滝口洋子)
6月21日に7都道府県の「緊急事態宣言」は解除され、「まん延防止等重点措置」に移行しましたが、沖縄県は7月11日まで「緊急事態宣言」が継続されます。
戦没者のご冥福を謹んでお祈りするとともに、新型コロナウイルスの感染拡大がワクチン接種の徹底により速やかに収束することを祈ります。
本との出会い(1)「あの海にもう一度逢いたい」をご覧下さい。
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