(P.S. 2022.3.12)
ウクライナ紛争について、「已むに已まれぬ思い」を俳句に詠み、記事を追加ました。
青色文字をクリック(タップ)して、「血に染むなドニエプルてふ春の川」や「春一番この発言はおぞましき」をご覧下さい。
雪山を飛翔滑降四勇姿
ノルディック複合団体銅メダル獲得の花渡部善・永井秀昭・渡部暁斗・山本涼太を称えた拙句です。
上記の拙句は、平野歩夢の快挙(「北京2022」スノーボード金メダル)を称えて、2017年1月に書いた記事に追加しました。
(2017年1月の記事)
プレバトではありませんが、「凡人」と言われても、「才能無し」と言われても、ともかく5-7-5のリズムを口遊み、句作を楽しむことが俳句の上達に良いと思います。
下記の拙句は「季語重なりである」と批判する方も多いでしょうが、俳句の伝統的な原則的ルールや文法は尊重しながら、「珍しく感じた自然現象をありのままに表現することが先決である」と思って句作を楽しんでいます。
春雷に目覚めし朝庭に雪
春雪に蘇りしか花八つ手
春雪に実生(みしょう)の椿色著し
歳時記(俳誌のサロン)から気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。青色文字の季語をクリックして例句の詳細をご覧下さい。
「春の雪1」
境内に芭蕉の句碑や春の雪
(科野美鈴)
「春の雪2」
醤油の香りの蔵に春の雪
(田村すゝむ)
「春の雪3」
大川をくだる舟影春の雪
(水田清子)
「春の雪4」
赤き実に鳥の来てゐる春の雪
(廣畑忠明)
「春の雪5」
しばらくは楽しく見をり春の雪
(大野ツネ子)
「春の雪6」
春の雪何か明るき心地なる
(後藤とみ子)
「春の雪7」
戦災のこと別れのこと春の雪
(井上信子)
「春の雪8」
追ひ打ちのごと被災地の春の雪
(小野口正江)
「春の雪9」
辞世の句を創りては消す春の雪
(田村すゝむ)
病む夫の髭る窓や春の雪
(斉藤マキ子)
「春雪1」
合格の胴上げ春雪舞へる中
(田村愛子)
被災地に春雪無情降りつもる
(清水侑久子)
「春雪2」
春雪のきらめき合格通知くる
(田中佐知子)
春雪の消えて淋しき庭もどる
(森田明成)
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