「貴船神社」と「川床」(吟行俳句・写真集)

   

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7月8日の朝の天気予報によると梅雨晴れが一日は期待できそうだったので、急に思い立って京都の貴船に吟行に行きました。月並ですが、薫風士の吟行俳句と写真を掲載します。

   

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(京阪電車・京橋駅ホームにて) 

  

梅雨晴間ホームに立ちし旅心

    

    

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叡電・貴船口駅にて)   

  

降り立てば貴船の瀬音風涼し 

   

  

「川床」は貴船では「かわどこ」と呼ぶそうですが俳句では「ゆか」と読み、「夏の季語」です。

 

7月8日は貴船神社の「水まつり」や「星祭」があり、和服姿の若い女性をよく見かけました。

       

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(真真庵にて) 

  

貴船川草履の並ぶ川床座敷

   

  

貴船てふ地酒も美味し川床料理

   

  

冷やし酒鴉は岩で清水飲み

  

写真をよく見れば、黒っぽい大きな岩の間で鴉が水を飲んでいるのがわかるでしょう。)

   

   

    

河鹿なく高き瀬音や箸を置く

  

(河鹿のきれいな鳴き声を実際に初めて聞きました。)

 

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Img_4490_2貴船神社にて)

   

   

   

本殿へ登り詰めたる老の汗

  

  

星祭る貴船の馬像白と黒

   

   

向ひ合ふ馬像の由来梅雨の晴

   

   

みずうらや浮かぶ大吉青葉風

  

   

   

  

(帰路の叡電で)

  

梅雨晴の貴船の一日惜しみけり

    

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俳画や写真俳句において、俳句と画像の付き過ぎは良くないとされていますが、吟行俳句を作る参考になればとの思いから、即興句とその情景の写真を掲載しました

  

   

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