「大阪・関西万博の期間延長を!《亀の呟き》」をご覧の上、その思いをシェアして頂ければ幸いです。
晩秋や朝の門先飛ばざる蛾
秋の蛾や木片の如うずくまり
秋の蛾や指で弾けば動きだし
塵出しの門に木片秋の蛾ぞ
(薫風士)
タイトルと掲句はブログ用の拙句(「まんぽ俳句」)です。
今朝ゴミ出しに門を出ると、足元に木の小片のような蛾がうずくまっていて、その保護色・変態ぶりに驚きました。
「秋蝶・秋の蝶 (写真と俳句)」をご覧下さい。
写真をタップ拡大してご覧下さい。
冒頭の俳句は、「暮」と「朝」を対比させるなど、面白さを出したつもりです。
「蛾」は夏の季語なので「季重なり」ですが、実態に合わせて秋の季語を用いました。
「秋の暮」の「暮」は文字通り「夕方」の意味ですが、「暮の秋」は「晩秋」の意味です。
「門前」は「門先」と同じく、「かどさき」と読んで下さい。