(2024.10.30 タイトル更新)
万博主催の関係者は、未来志向の万博を開催するからには、姑息な前例踏襲ではなく、万博見学希望者の立場や交通事情等あらゆる観点で考慮して、未来志向の万博に相応しい英断をしてほしいものです。
冒頭の写真は、万博のパソコン画面(万博の検索結果)とパンフレットの一部分です。
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「入場チケット売場スタッフ」は、従来の紙を使用した入場券とは異なり、スマホと連携したペイパーレスID方式です。
9月頃から入場予約の受付が始まるとの事でしたが、スマホやWEBの操作が不得手な高齢者は、マイナ保険証どころではなく、若者の支援が無ければ万博入場はお手上げになりそうです。
巨額のコストを掛けて作った施設を半年で壊すのは、「もったいない」と思いませんか?
万博会場工事風景の写真はNHK-TV(6月25日のニュース)の一画面です。
姑息な前例踏襲ではなく、未来志向に発想の転換をして、建設工事やイベントの充実を図り、観光客や交通の集中を緩和すると同時に建設コストの回収を図るために、例えば、万博の開催期間を1年間に延長するなど、余裕を持たせる対策が必要ではないか?
国際条約に、万博の開催期間は「半年に限定しなければならない」という規定は無いのだから、開催期間を適切に延長するなど、主催責任者は英断・善処してほしいものです。
JR福知山線の脱線事故やJALと自衛隊機の衝突事故、宝塚歌劇団員の自殺など、効率優先の過密運営が人災を引き起こした反省を如何に活かすか?
万博の入場者が人気パビリオンやイベントなど、入場待ちで貴重な時間を潰されて見学を断念せざるを得ない過密状態を防ぐには、スマホ連携のID予約がうまく機能するのかどうか?
地震や台風などの災害に対する対策は大丈夫か?
ス-パ-コンピュ-タで万博のコスパの最適値を多角的・多面的にシミュレーション出来ないか?
空飛ぶ車に乗ることを楽しみにしていた人々は、無観客の無人機の単なるデモ飛行では万博を見に行く魅力が無くならないか?
6月27日のNHK-TVニュースによると、10月頃から一般入場者向けに紙の入場券も発売することを検討されているようです。
万博に備へクレーン夏至のビル
万博の入場権を夏至に得し
薫風や同期集はむ万博で
万博の令和の夢や明易し
(薫風士)
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