(2025.6.13 更新)
写真は、親戚がくれた暑中見舞い状と、鴉か何かに食われた穴の開いた無惨な西瓜です。
2023年は8月23日の「処暑」が過ぎても残暑とは言いがたい猛烈な暑さが続いていますした。
ロシア軍がウクライナ侵攻を始めてから3年半が経ちましたが停戦は実現せず、イスラエルのシリア・ガザ地区などへの攻撃が続いています。
タイトルは、ウクライナなどの戦争の終結を祈りつつ詠んだブログ記事用の拙句です。
先日、日本経済新聞電子版8月27日付の「春秋」のコピー(写真参照)を後輩が送って呉れました。
その記事に、ウラジスラバ・シモノバさんの俳句が次のとおり引用されていました。
真っ青な空がミサイル落としけり
この俳句はシモノバさんがウクライナ語で詠んだ俳句の翻訳でしょうが、「空がミサイルを落とす」という表現は腑に落ちません。
ミサイルを落とすのは空ではなく、人間です。
自然現象は止めることが出来ませんが、人間のすることは止めることが出来ます。
この点を認識して原句が作られたのかどうか、ウクライナ語は知らないので、英語訳があれば是非それを見て確認したいものです。
「梅東風や届け世界にこの思ひ」が令和の人々の目の黒いうちに実現するとは思えませんが、その平和の祈りは、俳句を通じて続けることによって世界の人々にシェアして頂き、未来へつながれることを願っています。
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