俳句《芍薬》

  

芍薬を画く牡丹に似も似ずも 

       (正岡子規)

 

歳時記(俳誌のサロン)の「芍薬」の例句はここをクリックして、ご覧下さい

 

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句友が呉れた芍薬を居間の花瓶に活けて駄句を詠み、何日間か愛でましたが、先日バラバラと花が崩れて散りました。

その様子を見て、加藤楸邨の牡丹の俳句を思い出し、その句意に納得しました

火の奥に牡丹崩るるさまを見つ

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芍薬やまんぽ俳句を癒しとし

芍薬に聞き流されし愚痴こぼす

芍薬や終活論議つまとして

芍薬や戦禍の民に思ひ馳せ

恙無く芍薬愛でる平和かな

       (薫風士)

 

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