吾亦紅総裁選の当馬か
吾亦紅永田の風に靡くのみ
政界は男社会か吾亦紅
潔し男社会の吾亦紅
吾亦紅あやつる巧み傀儡師
傀儡にされるは誰か吾亦紅
美辞麗句実行如何吾亦紅
コロナ禍の政治談議や吾亦紅
(薫風士)
緊急事態宣言が9月末まで延長されました。薫風士の掲句は自民党の総裁選に因んで詠んだコロナ禍の憂さ晴らしのブログ用俳句擬き・川柳ですが、引用させて頂いた「歳時記」の俳句は数十年前に政治とは全く無関係に詠まれた俳句です。
若手政治家の発言が影響力を持つようになり、政界が活気づくことは国民にとって望ましいことです。
数年前に、「政治談議(12):不当な党議拘束を止めよ!」という記事を書きましたが、自民党の総裁選に於いて派閥領袖の拘束が事実上出来なくなり、自主投票になったことは結構なことです。
しかし、決選投票で派閥の領袖が若い世代の投票に大きな影響力を持てば、元の木阿弥になるでしょう。
次の衆議院選挙における結果がどうなるかは、我々庶民の一人一人の投票次第ですから、しっかり考えて投票しましょう。
経済同友会のセミナー閉幕時のアピールは、「『嫌われる勇気』を持って結果を追求できるリーダーの誕生を期待している」とのことですが、肝心なことは「誰に嫌われるのか?」嫌われる対象と政策の中身の問題でしょう。
現代の政治の必須の要件は「政治の透明性だ!」と大多数の国民は思っているのではないでしょうか?
自民党の新総裁は総理大臣になるのでしょうから、新総裁は有言実行に撤し、国民の期待を裏切らないようにしてほしいものです。
<提言>「平和の俳句」月間(「俳句の日」から「子規忌」) や川柳と俳句(先輩の句集を拝読して思うこと) をご覧下さい。
(写真1)
日経新聞電子版(パソコン画面の一部分)
クリック or タップすると拡大します。
(写真2)薫風士の義父の句碑と吾亦紅
「吾亦紅」の俳句を気の向くままに「歳時記(俳誌のサロン)」から抜粋・掲載させて頂きます。
青色文字をクリック(タップ)して例句の詳細やリンク記事をご覧下さい。
(吾亦紅1)
真実を吾が信条と吾亦紅
(高橋照子)
(吾亦紅2)
吾亦紅ぽつんぽつんと気ままなる
(細見綾子)
(吾亦紅3)
吾亦紅高く吹かるる花野かな
(手島南天)
(吾亦紅4)
吾亦紅気付かぬほどの自己主張
(伊庭玲子)
青色文字をタップすると、最新の「俳句(和文)」や「英語俳句」の記事をご覧頂けます。