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俳聖の偉蹟を尋ね秋の伊賀(俳句と写真)
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2020/10/post-2821.html

展示品の芭蕉の俳句「五月雨を集めて早し最上川」の 翻訳は誤訳だと思います。
ご確認頂ければ幸いです。

(木下さとし)

世間一般に「いじめ」や「虐待」などが問題になっています。
子供たちの健やかな成長と世界平和への思いを込めて書いたブログ
「究極のラブを!」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2018/01/ultimate-love-fa46.html

「令和」の世界平和への思いを詠んだ「新元号祝ひ花見の俳句詠む」
http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2019/04/post-e976.html
をご一読下さい。
このブログを皆さんとシェアして頂けるとありがたいです。

4月8日は高浜虚子の忌日です。
虚子の俳句を100句英訳して、
・「高浜虚子の俳句をバイリンガルで楽しもう!」
・「Enjoy bilingual haiku of Kyoshi Takahama!」
というタイトルで国際俳句交流協会のホームページに掲載して頂いています。

http://www.haiku-hia.com/about_haiku/takahama_kyoshi/
をクリックしてご覧下さい。

虚子俳句の一端の面白さを知り、
英語学習のご参考になれば幸いです。

The Art of Haiku by Stephen Addissには
芭蕉が「古池を眼前にして詠んだ俳句」ではなく、
「観念的に古池を思い浮かべて詠んだ俳句」である、
と解釈して翻訳したと思われる次の英訳があります。
old pond_
a frog jumps in
the sound of water

無料翻訳ソフトの開発が進んでいます。
一つ一つの単語の正しい発音をしてくれるのは素晴らしい。
だが、まだ英文として使える状態ではない。
Google検索で、
「古池や蛙飛び込む水の音 英訳」
と入力したところ、瞬時に次の英訳が表示された。
「The sound of the old pond and frog jump into water」
別のソフトでは次の英訳が表示された。
「The sound of the water pond frog jumps.」
まだ、チュヌの主人も翻訳家として活躍できる余地は十分ありますね。

長谷川櫂さんの解釈によると、芭蕉は「蛙が飛び込む水の音を聞いているうちに心の中に『古池の面影』が浮かび」句にしたとのことであるが、池や川に蛙や魚を見かけるのが少なくなった現代の感覚で解釈すると、芭蕉は「古池を見て、ふと、『蛙が飛び込む水の音』を思い浮かべ」句にしたと解釈できないこともない。
この解釈によると、たとえば、次のようなHAIKU(英語俳句)に翻訳できるだろう。
the old pond reminds me_
the sound of a frog
jumping into water

芭蕉の俳句「古池や」の英訳をインターネットで見ると、「蛙は1匹である」と一般に解釈されている。
だが、高浜虚子の解釈では「複数の蛙」である。
(Ted's Coffeehouse 2: 「芭蕉の『古池や』の蛙の数) 参照。
http://ideaisaac2.blogspot.jp/2012/10/number-of-frogs-in-bashos-haiku-poem.html