俳句の鑑賞 <「相撲」・「角力」>

            

(P.S.2022.3.27) 

・春場所の若隆景に客沸きて

春爛漫初優勝の決定戦

・新関脇賜杯を腕に花の道

・花の道錦を飾り福島へ

 
0327

(写真)NHK-TV画面の一部分

TVで春場所を視聴しながらも平和な日本の有難さを噛みしめ、ウクライナに思いを馳せ、プーチン大統領や世界の指導者が賢明な決断をしてくれることを切望して、「已むに已まれぬ思い」を俳句に詠んだ記事を読んで頂きたく、この P.S.を追加しました。

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2017年の大相撲9月場所は3横綱(白鳳鶴竜稀勢の里)が休場という異常な状態でスタートしましたが、今日の「千秋楽」で日馬富士豪栄道との直接対決と優勝決定戦に連勝して、7場所ぶりに9回目の優勝を果たしました

「相撲(すもう)」・「角力(すもう)」は秋の季語ですが、「相撲取」・「力士」を意味することもあります。正岡子規野球好きでしたが相撲も好きでした。そこで、「筆まか勢」から気の向くままに相撲の俳句を抜粋・掲載させて頂きます。

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正岡子規の7句

・わづらふと聞けばあはれや角力取  

・大關ト大關ト組ム角力カナ

・四つに組んで贔屓の多き角力かな

・天高し角力の大鼓鳴り渡る

・相撲取小さき妻を持ちてけり

・幾秋ヲ負ケテ老イヌル角力カナ

・豐年や月明かに宮角力

  

(子規以後の俳人)

・相撲取おとがひ長く老いにけり

            (村上鬼城

 

・貧にして孝なる相撲負けにけり

            (高浜虚子

 

初場所や髪まだ伸びぬ勝角力  

           (水原秋櫻子

 

・角力いまはねし賑ひ今日の月

           (久保田万太郎

 

・太腹に寄りきられたる負相撲

            (阿波野青畝

 

・一波乱相撲秋場所上位陣   

            (高澤良一)

 

・持ちまえのがむしゃらが出て負相撲 

            (高澤良一)

     

江戸時代の俳句 

・月のみか雨に相撲もなかりけり

            (松尾芭蕉

  

・むかし聞け秩父殿さへ相撲とり

            (松尾芭蕉)

 

・負まじき角力を寝ものがたり哉

            (与謝蕪村

 

・負角力其子の親も見て居るか

            (小林一茶

    

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