古米とて「よかたん」の飯旨かりき
新米を高値にしたる猛暑かな
今年米の焦げの茶漬けを愛づ猛暑
(薫風士)
兵庫県の「山田錦の郷」を2024年の晩秋に訪ねて吟行した際に「よかたん」で昼餉のカキフライ定食を食べて美味しかったので、「新米か?」とレジに尋ねたところ、「新米ではない」とのこと、「さすが酒米の本場だな」と感心しました。
「ゆめぴりか」も美味しいが、山形県の「つや姫」の旨さは印象的でした。
また食べたいものです。
歳時記(俳誌のサロン)から新米と今年米の例句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。
例句の詳細は青色文字(季語)をクリックしてご覧下さい。
新米・今年米 1
アルプスの水に炊きあげ今年米
(水谷芳子)
新米の袋に旅の芭蕉翁
(深川知子)
新米・今年米 2
新米をゴルフの賞と夫戻る
(指尾直子)
新米のご飯とハムの目玉焼
(佐方敏明)
新米・今年米 3
新米は素十の里のこしひかり
(高森弘)
新米の値上げ今夏の暑かりし
(田中藤穂)
新米・今年米 4
恒例の旧友よりの新米来
(大橋晄)
能勢棚田なる新米ともてなさる
(片山喜久子)
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