先ず拙句(まんぽ俳句)を掲載します。 (薫風士)
この写真をタップ拡大すると、花の大歳時記のコスモスの例句をご覧になれます。
「秋桜」は、俳句の定型「5・7・5」のリズムを整えるために、「こすもす」か「あきざくら」と読みます。
秋桜や寒露の雨に蘇り
さ揺るるや秋桜の丈二米
コスモスや身をさ揺らせて蝶を呼ぶ
コスモスや折れても尚も蝶を呼び
秋桜や蝶がじゃれ付き密を吸ふ
三色のさ揺る秋桜虻留まる
白きには虻長居して蜜を吸ふ
手作りの庭の秋桜咲き乱れ
居間の窓今朝は大揺れ秋桜
コスモスの三色正し整へり
秋桜のさゆる吾庭の蝶の舞
次々と秋蝶舞ふや居間の窓
コスモスや虻蜂捕らず逃げもせず
コスモスや何かに刺され腕腫らし
コスモスや駄洒落俳句で目指すこと
コスモスや平和志向の句に遊ぶ
冒頭の写真は、カラー図説日本大歳時記のコスモスの解説ページの一部分です。
写真をタップ拡大すると、例句と飯田隆太の解説をご覧になれます。
写真をタップ拡大して、虻や蝶をご覧下さい。
今朝、庭に出ると、三色のコスモスに次々と虻が止まり、蜜を吸っていました。
虻は近づいても逃げないで白い花に長居しました。
昼過ぎには蝶も来てピンクの花に止まり、蜜を吸っていましたが、近づくと、すぐに逃げました。
最後の写真の右下辺りには、折れた枝の花に蝶が留まって居るのが見えます。
歳時記(俳誌のサロン)から気の向くままに秋桜の例句を抜粋掲載させて頂きます。
例句の詳細は季語(青色文字)をクリック(タップ)してご覧下さい。
秋桜1
首細き少女のピアス秋桜
(田下宮子)
秋桜2
倒れてもまだ咲き誇る秋桜
(高木昌子)
秋ざくら
秋ざくら渾名で呼ばれ呼べる仲
(岩田裕江)
コスモス1
コスモスと背丈きそいし子らの笑み
(朝日千尺)
コスモス2
休耕田コスモス咲かせ町おこし
(柿沼利男)
コスモス3
コスモスや鯖街道の番所跡
(藤田京子)
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