2022年12月15日、本格的な冬の寒波襲来で近畿各地で初氷が観測されましたが、19日には神戸でも初氷が張り、京都では初雪が降りました。
天気予報を見ると、散歩道でも初氷が見れそうだったので「健康管理のマンポ」を早朝にして、スマホ写真を撮りながら駄句を口遊みました。
・「ひとはく」のホロンピア池初氷
・虹の木てふメタルアートや薄氷に
・初氷今朝の散歩の潦(にわたずみ)
・スマホ手にプール覗くや初氷
・薄氷や戦禍の暮らし如何ならむ
(薫風士)
「歳時記」(俳誌のサロン)や「575筆まか勢」から気の向くままに例句を抜粋・掲載させて頂きます。青色の文字をタップすると例句の詳細が表示されます。
(初氷)
初氷割りて登校下校かな
(稲畑廣太郎)
(うすらひ)
薄氷といへざるほどのうすらひで
(大橋敦子)
(薄氷1)
犬の水替へ薄氷を流しけり
(稲畑汀子)
(薄氷2)
薄氷の神水を汲む老夫婦
(片渕清子)
(薄氷3)
日を返す能登の捨田の薄氷
(石原光徳)
(薄氷4)
薄氷や畦川板を渡すのみ
(根橋宏次)
(薄氷5)
薄氷踏んでおどける里訛り
(鴨下昭)
(薄氷6)
薄氷を胸で分けゆく鴨の二羽
(佐藤喬風)
(575筆まか勢)
薄雪を乗せし薄氷銀閣寺
(右城暮石)
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