俳句《冬の蝶》

  

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新型コロナウイルス第8波の感染拡大を警戒して、コロナ感染拡大防止のためにクラスが休校になり、遊びに来た孫を連れ出して散歩に詠んだ冬の蝶の拙句と写真を掲載します。

     

   

写真をタップ拡大して、冬の蝶が何処に写っているかを見つけて頂ければ幸いですが、それは蝶でなく、蛾かもしれません

        

快晴の小道ひらひら冬の蝶

冬の蝶我を誘ひ見え隠れ

冬の蝶見え隠れして丘の径 

冬の蝶小径に留り紛れけり

冬の蝶撮れど写りし姿無く

駄句捻り遊びし相手冬の蝶

          (薫風士

   

「誘ひ」は、「5・7・5」の定型リズムにして、「いざない」と読んで下さい。

歳時記(俳誌のサロン)から気の向くままに「冬の蝶」の俳句を抜粋・掲載させて頂きます。

例句の詳細は季語(青色文字)をタップしてご覧下さい。

   

冬の蝶1

冬蝶の日を拾ひつつ消えにけり

        (松本松魚)

 

見失ふほどには飛ばず冬の蝶

       (高橋さえ子)

 

冬の蝶2

操りの手の止まるとき冬の蝶 

        (田中一美)

  

今生の高さをとべり冬の蝶

       (荻野加壽子)

  

冬の蝶3

六階のわが窓のぞく冬の蝶

        (大坪景章)

  

冬の蝶波郷の墓へ吹かれきし

        (山田春生)

    

蝶」は春の季語です。ここをクリックして、歳時記の例句をご覧下さい

 

ここをクリックして、「俳句談義(8): 高浜虚子の句「初蝶来何色と問ふ黄と答ふ」《虚子の対話の相手は誰か?》」をご覧下さい。

  

ここをクリックして、「俳句《凍蝶(いてちょう)》(コロナ禍の思い)」をご覧下さい

 

ここをクリックすれば、「秋蝶の俳句と写真」をご覧になれます。

  

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