霜・初霜《犬の俳句集》

 

愛犬の伏し跡著し霜の庭

   

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掲句は、今日(1023日)二十四節気の「霜降」(そうこう)に詠んだ拙句です。

「著し」は「しるし」と読んで下さい。

   

2018年に、二十四節気の「白露」の俳句を「愛犬を偲ぶ芝庭露光る」と詠みました。

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歳時記(俳誌のサロン)の「霜」の例句から、「犬」を詠んだ俳句を気の向くままに抜粋・掲載させて頂きます。

例句の詳細は青色文字(季語)をタップしてリンク記事をご覧下さい。

 

初霜

はつ霜や犬の土かく爪の跡  

         北鯤

   

霜1

耳遠くなりたる犬よ今朝の霜 

       (松浦途子)

   

霜3

強霜や車道を犬のひた走る 

       (大森桂子)

  

霜5

民宿の犬の先導霜日和 

       (廣畑忠明)

   

霜6

息をせぬ犬の毛を梳く霜の朝 

      (岡田満壽美)

  

霜7

体当たりしてくる犬や月の霜 

       (山田六甲)

  

霜8

強霜の野に犬放つあかね雲 

       (白石正躬)

   

霜9

小屋深く犬うづくまる霜夜かな 

      (佐津のぼる)

    

霜10

霜の朝人ひく犬の息荒し 

       (松田多朗)

  

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